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つみたてNISA(積立NISA)の4つの落とし穴って落とし穴じゃなくない?って話
日記

本ページは、2017年10月10日に公開したものを2019年10月2日に追加情報を更新しております。

平成30年1月よりつみたてNISA(積立NISA)が始まることを受け、多くの情報サイトでは、つみたてNISA(積立NISA)にかかる情報を発信しているのが目に付くようになってきました。

それはそれで良いことだと個人的に感じている一方で、今日の昼に目を通したつみたてNISA(積立NISA)の情報内容があまりにもお粗末なのでは?と思い、ブログに綴らせていただきたいと思います。

あくまでも、私個人の主観によるものになりますので、参考程度に目を通していただくことをおすすめしますが、本ブログでは、プロの独立系FP(ファイナンシャルプランナー)らしい見解も併せて綴らせていただきますので宜しくお願い致します。

参考 マネーの達人 「つみたてNISA」4つの落とし穴 「金融庁お墨付き」に飛びつく前により

値上がりしても、値下がりしても、決まった日に必ず買う不合理 ~決して不合理ではない~

つみたてNISAは、毎月積立方式で購入する方法でなければ適用が認められないことになっておりますが、たとえば、つみたてNISAで資産運用する投資信託を毎月値上がりしても、値下がりしても、決まった日に必ず同じ金額ずつ買う方法は、いわゆる「ドル・コスト平均法」と呼ばれる立派な投資手法の1つになります。

ドル・コスト平均法を利用することによって、投資信託の基準価額(投資信託の価値)の上下変動に左右されることがなく資産運用を続けられるほか、投資信託の基準価額が高い時は、少ない数を買い、投資信託の基準価額が低い時は、多くの数を買うといったことができることになります。

これによって、投資信託の平均購入単価を低く抑えられるメリットが得られるほか、長期的な資産運用においてリスクを平準化できるメリットも得られます。

市場の値動きを読むことは極めて困難でありますから、ドル・コスト平均法を利用したつみたてNISAは不合理ではなくどちらかと言えば「合理的」で、かつ、初めてつみたてNISAを始める方が、資産形成を成功させやすい方法であると私は考えます。

投資の原則は、安い時に買って高く売ること。そうすれば、もうかります。

上記は、当たり前のことを記述しているに過ぎず、つみたてNISAで資産運用をするということは、そもそも長期的な資産運用をするわけでありますから、10年後、20年後の市場がどのような値動きをするのかは誰にも予測することができません。

だからこそ、前述したドル・コスト平均法による資産運用が活きてくるほか、適切な投資信託の売却タイミングのルールを知っておくことで効果的な資産形成ができると私は考えます。

なお、ドル・コスト平均法につきましては、当事務所が公開している以下記事で、どのような投資手法で、どのような効果が得られるのか確認することができます。

つみたてNISA(積立 nisa)でお金を貯めながら増やすには「ドルコスト平均法」が肝

そもそも、子どもの教育費は、投資商品で貯めるものではない ~猛反対~

 

子どもの教育費は、投資商品で貯めるものではないという考えは、確かに一理あると思いますが、時代の流れに沿った資産運用や資産形成を自助努力や自己責任で行っていかなければならない現代において、はたしてこの考え方がマッチングしているのかどうかにつきましては、疑問が残ります。

たとえば、家計の収支を確認した後、余剰資金の範囲内で貯蓄と投資をバランス良く活用して資産形成するといった考え方は、むしろ合理的かつ効率的であると私は考えます。

したがいまして、「子どもの教育費は、投資商品で貯めるものではない」と決めつけてしまう物の考え方はマイナスであると思います。

子どもの将来の教育費を十分に用意したい親御さんも多い中で、長期の時間を有効活用するつみたてNISAや投資信託を積立で少しずつ購入する考え方について、家計の余剰資金の範囲内で検討することはむしろ良い考え方であると私は考えます。

ちなみに、当事務所には、子供が誕生して、将来の教育資金が心配ですといった子育て世帯の方をはじめ、子供の教育資金をどのように準備すれば良いのですか?学資保険の加入を検討しているのですが、といった様々なご相談が寄せられますが、現在、子供の教育資金を準備するのであれば、学資保険や貯金(貯蓄)よりもつみたてNISA(積立nisa)を強く推奨します。

こちらの理由につきましては、以下、当事務所が公開しているつみたてNISA(積立nisa)および学資保険をおすすめしない情報内容をじっくりと読み進めていただくことで、ご納得いただけると思います。

つみたてNISA(積立 nisa)で「お金を貯めながら増やす」考え方を持とう

学資保険で十分な子供の教育資金は準備できません!おすすめしない理由をシミュレーションと共に紹介

ちなみに、筆者は、本ページの最終更新日時点で、末っ子が1歳ですが、この子のための教育資金はつみたてNISA(積立nisa)を活用して長い時間をかけて計画的に対策を取っておりますし、実際の運用状況をご紹介している記事もありますので、ちょっと気になるなあという方は、以下、当事務所が公開している記事からご確認いただければと思います。

つみたてNISA(積立 nisa)とは?制度の特徴とおすすめの活用方法も合わせて紹介

「NISA」は、出した価格が取得価格であることを忘れない ~意味がわからない~

こちらにつきましては、冒頭で参考リンクを貼りましたので、そちらから内容を確認していただきたいのですが、さっぱり意味がわかりませんというのが率直な感想です。

つみたてNISAの落とし穴を綴っているのではないのかな?と思いつつ、話が何だかおかしな方向に行っている気がしました。

つみたてNISAの特徴をしっかりと理解し、どのようにしたら非課税枠を有効に活用することができるのか?といった基本的な部分を学ぶことで十分足りますので、あまりあてにする必要のない内容であると思いますし、どこが落とし穴?なのか意味がわかりませんでした。

金融庁が勧めるからといって、損しないわけではない ~誰もそんな風に考えないでしょ~

最後も落とし穴なのか何なのかさっぱり意味がわからなかったのですが、つみたてNISAが金融庁が勧めるから大丈夫と考える人なんてまずいないと私は思います。

業者が「金融庁のお墨付きだから」といった勧誘をするかもしれないということも記されておりますが、滅茶苦茶であるだけでなくネタが尽きた?と問うてしまいたいぐらいです。

かの有名な方が執筆したものとは思えない情報と言わざるを得ませんでした。

おわりに

つみたてNISAの4つの落とし穴というには、さすがに無理のある情報だなと思っただけでなく、このような情報に惑わされないようにするためには、皆さま1人ひとりが、何が良くて何がいけないのかといった情報を正しく判断することが大切になると思います。

実際にこの情報を執筆した方は、メディアでも有名な方でありますが、決して知名度で判断するのではなく、たとえば、今回の場合ですとつみたてNISAを取り扱っている証券会社のホームページや金融庁のホームページをはじめ、専門家にあたるFPや証券アナリストなどへ相談してみるのも良いと思います。

普段は、あまりこのようなことをブログに記述しないようにしているのですが、あまりにも情報発信内容に問題があると思い、1人の独立系FP(ファイナンシャルプランナー)という立場で警鐘を鳴らす意味で発信させていただきました。

良質なコンテンツが求められている時代でありますから、私自身も肝に銘じて努めていかなくてはならないと感じるきっかけにもなりました。

最後になりますが、金融商品への投資というものは絶対に運用益をあげられることはないため、本ブログに綴った私個人の見解も皆さまの資産運用と資産形成を約束するものではありませんことをご了承ください。

ただし、筆者自身が、つみたてNISA(積立nisa)を活用して子供の教育資金を準備する方法を選択しているということは、一応、お金の専門家という立場として良い投資制度であると考えているからであるほか、子育てに奮闘している同じ立場の世帯の皆さまに対して、できる限りのリアルな参考情報をお届けしたいという1人の独立系ファイナンシャルプランナー(FP)の想いもあるとご理解いただけましたら幸いです。


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