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つみたてNISA(積立 nisa)について寄稿する度に感じている話

つみたてNISAが、平成30年1月より制度が開始されることを受け、当事務所では、ご依頼を受けている法人様からつみたてNISAにかかる様々な内容について、これからつみたてNISAをされる方、検討している方を対象に寄稿してきました。

現行のNISAとの違いや、つみたてNISA活用のメリット、デメリットのほか、注意点、資産形成金額などなど、あげればきりがないのですが、これら様々な内容を寄稿する度に感じていることは、「つみたてNISAは、多くの世帯に対して有効な制度である」ということです。

当事務所へいらっしゃるお客様の中でも、「なかなかお金が貯まらない」といった悩みを伝えるお客様が多いのですが、少なくとも、積立預金やつみたてNISAのように、定期的にお金の一部が預金ないし投資へ回される方が、お金を貯めやすいといった側面は否めないと思います。

つみたてNISAは、投資信託を積立投資(投信積立)で資産運用することに限定されておりますので、基本的には、長期の資産運用・資産形成に向いている投資手法であると考えられます。

私たちは、それぞれ置かれている立場というものは異なりますが、たとえば、人生の3大資金と呼ばれる「住宅資金」「教育資金」「老後資金」を備えるためにつみたてNISAを活用してみるという選択肢はおすすめです。

ちなみに私は、NISAで資産運用していたものをつみたてNISAへ変更手続きをしたのですが、この理由は、子どもたちの教育資金をもう少し貯めるためといった最大の目的があり、加えて、つみたてNISAを活用したという経験値を得たいといった理由もあります。

平成30年1月から始まるつみたてNISAを実際に活用して、良い部分、悪い部分を直接感じてお客様に伝えることは、私が置かれている職業上の立場として必要なのではないかと感じているからこそ、NISAから変更手続きをとった部分もあるのだと思います。きっと・・・。

つみたてNISAは、投資信託を積立購入していくわけでありますから、仮に、元本割れが生じるリスクがありながらも、積立して投じたお金がすべて無くなったり、大幅に減少するということは、通常、なかなか考えられないと思われます。

何よりも、つみたてNISAは、多くの世帯や年代で活用しやすいメリットがありますから、家計の余剰資金を貯蓄だけではなく、投資へ分散して回す考えを持つ必要がある時代へと変化していることも、ぜひ、頭の片隅に入れておいていただければと思っています。

つみたてNISAは、私たちに平等に与えられている時間をいかに有効に活用し、お金へと変化させるのかといった特徴があると私は感じており、正に「タイムイズマネー」と呼べるものなのかもしれません。

当事務所では、金融商品の販売等は一切しておりませんが、つみたてNISAは、インターネット証券などでも簡単にできることから、つみたてNISAに興味のある方は、ネット証券や最寄りの金融機関のホームページなどをのぞいてどのようなものなのか確認してみるのも良いかもしれませんね。

金融庁のホームページでは、つみたてNISAについてわかりやすく解説してますので参考までにどうぞ。

金融庁ホームページ つみたてNISA


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