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つみたてNISA(積立 nisa)とは?制度の特徴とおすすめの活用方法も合わせて紹介
貯蓄計画・返済計画

本ページでは、つみたてNISA(積立 nisa)とは、どのような制度なのか、制度の特徴とおすすめの活用方法について、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)ならではの考え方、および活用方法について合わせて紹介していきます

はじめに、つみたてNISAとは、一言で申し上げると「ユーザーの皆さんが不安に感じているまとまった教育資金や老後資金などのお金を無理なく貯める方法」です。

そんなうまい話があるわけないと感じる方もおられるかもしれませんが、つみたてNISAは、それが十分可能であり、ポイントは、長い時間をかけてお金を大きく成長させるところにあります。

特に、結婚したばかりで将来が不安な方や子育て世帯で将来が不安な方には、ぜひ、最後まで読み進めていただければと思います。

つみたてNISA(積立 nisa)とは

つみたてNISA(積立 nisa)とは、正式名称を「少額投資非課税制度」と言い、投資をして得た利益に対して税金がかからない制度です。

少額投資非課税制度と言えば、NISAを思い浮かべる方も多いのかもしれませんが、従来あったNISAだけではなく、つみたてNISAという投資制度は、平成30年1月から新たに始まり、これによって、NISA、もしくは、つみたてNISAをご自身の選択によって選んで活用することができるようになっています。

ちなみに、税法上、1年間(1月1日から12月31日)で、投資をすることによって得た利益には税金が課され、具体的には、税率20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)の税金が差し引かれます。

たとえば、単純計算となりますが、投資をすることによって10万円の利益を1年間で得た場合、20,315円が税金として徴収され、実際の手取金額は79,685円といったイメージになりますが、つみたてNISAやNISAを活用した場合、20,315円の税金が課されることはないため、1年間で得た利益10万円を丸々手にすることができるといったことになります。

ここだけ見てもお得な気持ちになれると思いますが、金額が多くなればなるほど、その効果は、極めて大きくなり、かつ、つみたてNISAで多額の資産形成ができることを踏まえると、同制度を活用しない理由がわかりませんが、その効果については、次項で紹介します。

つみたてNISA(積立 nisa)の効果

つみたてNISA(積立 nisa)は、本ページの冒頭で、「ユーザーの皆さんが不安に感じているまとまった教育資金や老後資金などのお金を無理なく貯める方法」であることをお伝えしましたが、ここでは、つみたてNISA(積立 nisa)を活用した場合に期待される効果について、金融庁が提供しているシミュレーターを使用して紹介します。

出典 金融庁 資産運用シミュレーションを基に筆者試算

上記のシミュレーションは、つみたてNISAを20年間に渡って続け、毎月3万円ずつ積立をした例となります。

ここでは、ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品を毎月積立で買付するものとしており、実のところ、筆者が行っている、つみたてNISAでの資産運用の形にかなり近いものになっています。

仮に、毎月3万円ずつ積立しますと、20年間の積立金額は、720万円(3万円×12ヶ月×20年)となりますが、概算運用益は、513.1万円です。

この513.1万円の概算運用益に対して、つみたてNISAを活用すると20.315%の税金がかからないわけでありますから、100万円以上の無駄なお金を支払う必要がないことになります。

なお、20年後の概算資産形成金額は、12,331,010円となっており、子供のための教育資金作りやご自身のための老後資金作りとして、効果的に活用できることがご理解いただけるのではないでしょうか?

筆者のつみたてNISA(積立 nisa)運用状況を特別に紹介

筆者が、つみたてNISA(積立 nisa)で資産運用をしている理由は、子供の教育資金作りのためです。

令和元年9月現在において、つみたてNISAは、制度が開始されてから1年半くらいしか経過しておりませんが、以下、筆者のつみたてNISA運用状況を特別に紹介することで、つみたてNISAの効果や期待を実感していただければと思います。

なお、お客様コードとログイン日時は、消去させていただいております。

筆者は、楽天証券につみたてNISAの口座を開設して、つみたてNISAを行っておりますが、こちらは、子供の教育資金作りのための長期投資による資産運用の結果であり、本ページを執筆している令和元年9月24日現在のものです。

なお、本ページを少々更新するついでがありましたので、せっかくなので、令和2年1月22日現在の状況も載せておきます。

 

つみたてNISAが始まった当初は、10,000円ずつの積立を行い、途中から増額して33,300円ずつ積立を行っておりますが、令和元年9月2日時点で、30,432円の含み益が生じていることがわかります。

そして、令和2年1月22日現在では、含み益が112,202円生じていることも確認できます。

ちなみに、つみたてNISAは、平成30年1月より制度が新たに始まったため、上記図の運用状況・資産運用期間は2年が経過し3年目に入った状態です。

そのように考えて運用益を考えるといかがでしょうか?

金融庁のシミュレーターでは、積立2年目は、72万円の積立に対して概算運用益が3.6万円でありますから、筆者の資産運用は、シミュレーションよりは、運用パフォーマンスが優れている状況だと言えるでしょう。

お金を増やす方法やお金を貯める方法を考える上でのポイントは、お金を派生させる考え方を持つこと

つみたてNISAは、長期投資による資産運用方法であり、まとまった大きなお金を資産形成するためのお金を増やしながらお金を貯める方法にあたりますが、ポイントは、長い時間をかけてお金を派生させるところにあります。

たとえば、毎月預金に30,000円ずつ積立した場合、受取利息と預金額を合わせていくらになるの??ってことを考えてみて下さい。

同じ時間を使って、同じ金額を積立するのであれば、どうしたらより効果的なのか?といった考え方を持つことがお金を増やしたりお金を貯めたりするのに必要な大切な考え方なのです。

ちなみに、筆者の場合は、つみたてNISAは長期投資として行い、そのほかにも短期投資としてお金を派生させることも行っており、要は、手元にあるお金にいかに働いてもらうのかを常に考えて運用しているだけにすぎず、特に、つみたてNISAは、誰でも無理なく簡単に運用できる投資手法になります。

つみたてNISA(積立 nisa)の特徴

つみたてNISAの効果がわかりますと、私もやってみようかな?って感じた人もおそらく多いと思いますので、ここでは、つみたてNISAの特徴について、金融庁が公開しているWEBサイトより引用して紹介し補足説明を加えていきます。

出典 金融庁 つみたてNISAの概要 つみたてNISAとはより引用

つみたてNISA(積立 nisa)を利用できる人は、20歳以上の人

つみたてNISA(積立 nisa)を利用できる人は、20歳以上の人であれば誰でも可能です。

ただし、つみたてNISAを始めるのは、証券会社、銀行、インターネット証券会社を通じてNISA口座(つみたてNISAも兼ねています)を開設する必要があり、口座を開設する年の1月1日現在で20歳以上である必要があります。

したがって、たとえば、令和元年につみたてNISAを始めるのであれば、令和元年(平成31年1月1日現在)に20歳以上であればよいことになります。

つみたてNISA(積立 nisa)で税金がかからないものは、一定の投資信託などから得られる分配金や譲渡益

つみたてNISA(積立 nisa)で税金がかからないものは、一定の投資信託などから得られる分配金や譲渡益となります。

ここで言う「一定の投資信託」とは、金融庁が指定している投資信託またはETF(上場投資信託)のことを指しており、実のところ、つみたてNISAで資産運用をすることができる金融商品は、金融庁が指定している投資信託またはETF(上場投資信託)に限られています。

こちらにつきましては、後述する投資対象商品で説明をしていきます。

ちなみに、投資信託から得られる分配金とは、株式投資をしている場合に得られる配当のイメージであり、保有している投資信託の金額が大きければ大きい程、分配金が多く得られるイメージと考えるとわかりやすいでしょう。

なお、投資信託の譲渡益とは、売却益のことを指しており、保有している投資信託などを売却(解約)することによって、金融商品である投資信託を現金化する仕組みになっており、この時、利益が生じた場合に、その利益に対して税金がかからないといったイメージです。

とても大まかな説明であり、厳密には異なりますが、たとえば、筆者が保有しているすべての投資信託を売却した場合、30,432円の利益が得られることになり、この30,432円に対して税金がかかりませんよってイメージです。

つみたてNISA(積立 nisa)の口座開設可能数は、1人1口座まで

つみたてNISAを始めるためには、先に説明をしましたように、証券会社、銀行、インターネット証券会社を通じてNISA口座(つみたてNISAも兼ねています)を開設する必要があります。

この時、つみたてNISA(積立 nisa)の口座開設可能数は、1人1口座までと決められています。

筆者は、楽天証券に口座開設していることもお伝えしておりますが、たとえば、筆者が他の証券会社や銀行などに対して、新たにNISA口座を開設することはできないことを意味し、仮に、金融機関を変えたい場合は、変更手続きが別途必要になります。

つみたてNISA(積立 nisa)で税金がかからない投資金額は、1年間で40万円が上限

つみたてNISA(積立 nisa)で税金がかからない投資金額は、1月1日から12月31日までの1年間で40万円が投資上限金額なっています。

筆者は、月額33,300円を積立していることを紹介しましたが、年間の投資金額は、399,600円となっており上限金額に収まっているため、運用益を得たとしても、その利益に対して税金が課されることはないといった意味になります。

なお、つみたてNISAの非課税投資枠は、翌年に繰り越すことができず、たとえば、筆者の場合ですと、400円分(400,000円-399,600円)を翌年度に繰り越して活用することができないといった意味になります。

つまり、長い時間をかけて大きな資産形成をするためには、できる限り、投資上限をフル活用することが望ましいと言えます。

追記となりますが、投資上限枠40万円をフルに活用することもでき、たとえば、会社員や公務員が夏季や冬季に支給される賞与(ボーナス)を考慮した運用も可能となっています。

つみたてNISA(積立 nisa)の非課税期間は、最長で20年間

つみたてNISA(積立 nisa)の非課税期間は、最長で20年間となっています。

シミュレーターで紹介した例も運用期間が20年となっておりますが、実は、このようなルールが決められている理由があるためなのです。

ちなみに、毎月積立した投資元金(筆者の場合は、毎月33,300円)には、そもそも税金がかかる対象ではなく、あくまでも税金がかかる対象は、投資によって得た利益です。

つみたてNISA(積立 nisa)の投資可能期間は、2018年から2037年まで

つみたてNISA(積立 nisa)の投資可能期間は、2018年から2037年までとなっています。

しかしながら、こちらはあくまでも筆者個人の予測ではありますが、この期間は将来、延長されるものと思われます。

たとえば、住宅ローン控除をはじめとした各種税金の制度には、時限措置と言って、期間が限定されているものが多数あるのですが、これから成人になる子供たちも含め、自助努力で資産形成をする必要性がある中で、同制度が無くなる意味が全く持って理解できません。

おそらく、2037年が経過したとしても、少額投資非課税制度が延長になったり、その時々に合わせた制度改正が行われるのではないかと筆者は考えています。

つみたてNISA(積立 nisa)の投資対象商品について

つみたてNISA(積立 nisa)で投資をすることができる投資対象商品は、金融庁が指定している投資信託またはETF(上場投資信託)であることを説明しておりますが、小難しいことは割愛し、要は、令和元年9月12時点では、162本の投資信託と3本のETFの合計165本が、つみたてNISAの投資対象として適当だと金融庁が指定しているといった感じで考えて良いでしょう。(以下、参照)

出典 金融庁 つみたてNISAの対象商品 つみたてNISA対象商品の概要についてより引用

つみたてNISA(積立 nisa)のおすすめ活用方法と考え方

つみたてNISA(積立 nisa)のおすすめ活用方法は、これまでの説明ですでにお伝えしておりますように、まとまった子供のための教育資金や老後生活資金などを無理なく貯めたい場合に活用することがおすすめです。

なお、おすすめの金融機関やおすすめの投資商品はどうなの??って感じる方も多いと思われますが、筆者がおすすめの金融機関は、楽天証券やSBI証券などのインターネット証券会社です。

つみたてNISAでインターネット証券会社をおすすめする理由は、先に紹介した金融庁が指定した商品(令和元年9月12日現在で165本)の多くを取り扱っているからです。

ざっくり言ってしまいますと、商品の数が豊富ということですね。

商品の数が豊富だと、何を選べば良いかわからないといった声も当然のことながらあると思いますが、重要なのは、つみたてNISAで、より確実に大きな資産形成をすることです。

そのためには、投資した商品のパフォーマンスが優れていることや手数料(コスト)が低い商品を選ぶ必要が極めて重要なポイントになるわけです。

ちなみに、そのような商品ってどんなもの??って疑問が生じると思いますが、こちらは、つみたてNISAを始める方が、毎月いくらを積立して、どのくらいの資産を形成したいのか、安定した運用なのか、積極的な運用なのかによって、選ぶべき商品、適切な商品というものは全く異なります。

そのため、当事務所では、無責任に〇〇がおすすめの商品です・・・といったことはお伝え致しません。

自分の考え方が選ぶべき商品を決めるきっかけになるのであり、たとえば、証券会社や銀行などの担当者が、「〇〇がおすすめです」と言うのと意味合いが全く異なることをご理解いただければと考えます。

おわりに

つみたてNISAとは、「ユーザーの皆さんが不安に感じているまとまった教育資金や老後資金などのお金を無理なく貯める方法」であり、コツコツ自分が積立することができる範囲内で行うことができる長期の資産運用です。

投資と聞くと難しいですとか、どのタイミングで買付したら良いのかわからないといった声も実務上、よくお聞きしますが、そのようなことを気にする必要なんてないのです。

その理由は、以下、当事務所が公開している記事を合わせて読み進めていただくことで解決をすることができるものと考えます。

つみたてNISA(積立 nisa)でお金を貯めながら増やすには「ドルコスト平均法」が肝

つみたてNISAで成功するために重要なことは、金融機関選びと商品選びであり、後は、長い期間に渡ってコツコツと継続することなのです。

誰でもできる簡単なことでありますから、たとえば、結婚したばかりで将来が不安な方や子育て世帯で将来が不安な方をはじめ、本ページを通じて、何だか将来の不安が解消できそうだなって思った方は、早速、ご自身や家族の豊かな将来に向けて始めてみてはいかがでしょうか?


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