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結婚前や結婚後に知っておきたいお金の基本とは?お金の管理から貯金の考え方も合わせて紹介
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本ページでは、結婚前や結婚後に知っておきたいお金の基本から、お金の管理、貯金の考え方まで独立系ファイナンシャルプランナー(FP)の視点でわかりやすく紹介していきます。

はじめに、結婚をしますと、パートナー(配偶者)と生涯を共にするわけでありますから、一生涯を添い遂げていく上で絶対に必要なお金の基本について知っておくことは大切です。

ただし、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)と立場としますと、お金の基本だけではなく、お金の管理方法や夫婦のルール、貯金のルールなど、結婚前や結婚後に関わらず、ある程度、重要なところは大まかにでも決めておくべきだと考えます。

本ページの内容は、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)である筆者個人の主観も多くなりますが、結婚前のカップルや結婚後の夫婦の皆さんには、ぜひ、最後まで読み進めていただければと思います。

結婚前や結婚後に限らず、まずは、2人の懐事情を明確にしましょう

結婚をしますと、夫婦が共に協力しながら生きていくために必要なお金を働いて稼いだり、貯金したりと、お金の管理や将来のお金について考えることを避けて通ることはできません。

そのため、まずは、夫婦がお互いに協力して充実した人生を過ごしていくためにも、まずは、結婚前や結婚後に限らず、2人の懐事情を明確にしておきましょう。

なお、ここで言う2人の懐事情とは、大まかに以下の通りです。

お互いの給与金額(収入)

お互いの貯蓄金額(資産)

お互いの債務金額(各種ローン・奨学金・クレジットカードのリボ払い・分割払い・キャッシング・消費者金融(サラ金)からの借入など)

結婚前や結婚後に限らず、上記の内、特に債務金額は言いにくいところがあるのかもしれませんが、フリーローン・クレジットカードのキャッシング・消費者金融からの借入などは、相手に対して隠したくなる気持ちもよくわかります。

しかしながら、特に、これらの借金は利息が高く、これからの結婚生活や将来の貯金、将来の自動車ローンや住宅ローンといった借入をする際に大きな悪影響を及ぼす懸念が生じてしまいます。

ローンの申し込みをする前に確認しなければならない個人信用情報とは?理由とポイントを詳しく紹介

自動車ローンや住宅ローンなどを借り入れする場合、上記、当事務所が情報公開している「個人信用情報」を必ず確認され、フリーローン・クレジットカードのキャッシング・消費者金融からの借入が収入に対して多い場合をはじめ、度重なる返済の遅延や延滞があると、自動車ローンや住宅ローンの借入をすることができない結果を招きます。

また、これは、どの金融機関で申し込んだとしても同じ結果を招いてしまうほか、個人信用情報に問題があった場合、それが改善するまでには、5年程度の長い期間を要することになるため、夫婦の将来のライフプランに支障が生じてしまう可能性も否めません。

そのため、お互いの債務状況を知り、仮に、想定外の不測の事態がわかったとしても、剣幕になるのではなく、どのようにしたら2人のこれからの結婚生活が良くなっていくのか考えるようにしたいものです。

なお、結婚前のカップルで、すでに婚約をしている場合や将来、結婚をするのがほぼ確実な場合なども1つの参考情報として役立てていただきたいと思っています。

結婚前や結婚後に知っておきたいお金の管理と貯金方法

結婚前や結婚後に知っておきたいお金の管理として、まずもって重要なお金の考え方に「家計の使えるお金を把握すること」があげられます。

家計の使えるお金は、1円単位まで細かく計算する必要はありませんが、以下の計算式にあてはめて、自分たちはどのくらいお金を使うことができるのか把握してみることを強くおすすめします。

2人の手取収入-貯金=使えるお金(結婚前や結婚後の生活費など)

ポイントは、手取収入から貯金する分を先に寄せてしまうところにあり、これを「先取貯金」と言います。

お金を貯金する上で、手取収入から使えるお金を差し引いてあまったら貯金に回すといった甘い考えをなされる方もおられますが、「そんな都合よくお金を貯金できませんよ」っていうのが筆者の率直な感想です。

また、先取貯金をする上で、結婚前のカップルや結婚後の夫婦にしっかりと考えていただきたいことは、将来のお金を貯金する方法と目的です。

たとえば、子供の教育資金、夢のマイホームを購入するための住宅資金、将来の老後資金といった、いわゆる「人生の三大資金」は、大きなお金が必要になってしまうことが一般的です。

そのため、これらのお金を含め、どのようにしてお金を貯金するのか検討をする必要があるのですが、筆者は、「教育資金や住宅資金の貯金は、つみたてNISA(積立nisa)の活用」「老後資金の準備は、iDeCo(個人型確定拠出年金)の活用」を推奨しています。

はっきりと申し上げて、おじいちゃんやおばあちゃんをはじめ、父親や母親が貯金をしなさいと言っている時代と現在では、お金の考え方や貯金の仕方は大きく異なっており、このようなことをまともに聞いていたら後々、後悔してしまいます。

もちろん、貯金は重要なことですが、基本的に貯金は、「緊急予備資金=冠婚葬祭など偶発的・突発的に必要なお金」を普通預金や積立預金などで準備し、後は、時間をかけてお金を増やしながら貯金する考え方を持つことをおすすめします。

なお、時間をかけてお金を増やしながら貯金できる方法である、つみたてNISA(積立nisa)やiDeCo(個人型確定拠出年金)について、もっと詳しく知りたい人は、以下、当事務所が公開している以下記事に目通しいただくことをおすすめします。

つみたてNISA(積立 nisa)とは?制度の特徴とおすすめの活用方法も合わせて紹介

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?制度の特徴とおすすめしたいお金の考え方も合わせて紹介

筆者のつぶやき 人生でお金の貯めどきが3回あると言われるマニュアル通りのおかしな話について

本項では、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)である筆者のめんどくさいつぶやきにお付き合いいただければと思います。

実のところ、人生でお金の貯めどきが3回あると言われることがあり、その3回とは以下の通りです。

独身の時、または、第一子誕生まで

子供の幼少期の時

子供が独立した後

はっきりと申し上げて、「なんてマニュアル通り」なんだろうと筆者は感じておりまして、そんな簡単にお金なんか貯まらないし、上記3つの時期が貯めどきなんて言い切れるものではないとも感じています。

実際のところ、結婚をするきっかけというのは、人それぞれですし、たとえば、わかりやすい例として「できちゃった結婚=授かり婚」を考えてみましょう。

「できちゃった結婚=授かり婚」で結婚した場合、少なくとも、人生のお金の貯めどきが3回ある内の1回は、ほぼ棒に振っていると考えられますが、筆者から言わせていただきますと、結婚前に子供ができようが、結婚後に子供ができようがお金は工夫と管理次第で貯められるのです。

ちなみに、筆者は、本記事を作成・公開している時点において、12歳、3歳、1歳の子供たちがおりますが、人生のお金の貯めどきと言われる「子供の幼少期の時」も、そんなまともにお金なんか貯められておりませんけど・・・っていうのが本音なのです。

もちろん、家族サービスのお金、各種ローンの返済、趣味や娯楽のお金などの支出があるため、それらが当然のことながらお金がまともに貯められていない要因ではありますが、「単なる貯金人生」ってつまらなくないですか??

筆者自身も人生三大資金の内、教育資金や老後資金など、重要なお金はしっかりと準備する対策を取っておりますが、もっと自分の人生を楽しむにはどうしたら良いのか考えることも筆者は必要だと思います。

結婚前や結婚後で、これから長い夫婦生活が続く方々だからこそ、がっちがっちにお金のことを考えるのも必要である一方、お互いの趣味ですとか価値観を理解し、双方にとって充実した人生とはどのようなものなのか話し合ってみるのも良いと思います。

ちなみに、筆者の場合、バイクに乗ってツーリングすることにかみさんは嫌な顔を一切しないのですが、ちょっとパチンコ屋に行くって時は、結構な頻度でくさい顔されますね。

何と言いますか、健全な趣味と健全とは言えない趣味の違いなのかもしれませんが、この辺の価値観は、夫婦で異なることはありますし、要は、価値観が違ってもお互い譲歩することも必要だよね?ってことを言いたいのです。

1日を使って自分の時間をフル活用した後は、かみさんのためですとか、家族のための時間ですとか、この辺の使い方をうまくできれば、うまく回るのではないかな?と思っておりますし、夫婦がお互いに自分の時間を持つことは、夫婦のルールで考えてみても良いかもしれませんね。

子供ができますと、自分の時間を取るのが難しくなりますし、自分の時間を取れた時の「幸福感と言いますか解放感」って最高ですし、ガス抜きになることは確かです。

結婚後のお金の管理をどのようにするのか具体的な方法を夫婦でしっかりと決めておこう

現在、夫婦共働き世帯が専業主婦世帯よりも多い統計が厚生労働省から発表されておりますが、この傾向が、今後逆転することは中々難しいと思います。

つまり、結婚後も夫婦2人で協力しながら働いていく世帯は、今後増えていくことが予想されることを意味しますが、この時、結婚後の夫婦は、家計の管理を具体的にどのような方法で行っていくのかしっかりと決めておくことが大切です。

なお、主に考えられるお金の管理方法は、以下の通りです。

夫婦の収入から、家計の支出項目を分担する方法

夫婦の収入の内、片方の収入は生活費などの支出に充て、残る方は貯金に回す方法

夫婦の収入を合算し、家計を1つに管理する方法

夫婦の収入から、家計の支出項目を分担する方法

夫婦の収入から、家計の支出項目を分担する方法は、たとえば、家賃や生命保険料は夫、食費や光熱費は妻などのように、家計の支出する項目ごとに夫婦が分担する方法です。

この方法は、夫婦がそれぞれ個別に自分のお金を自由に管理をすることができるメリットが得られるものの、夫婦でしっかりと話し合って貯金のルールを決めなければ、計画的にお金を貯めることが難しくなるデメリットがあります。

そのため、たとえば、将来の子供の教育資金対策として、夫は、つみたてNISA(積立nisa)で毎月30,000円ずつ積立、妻は、緊急予備資金や将来の住宅資金の諸費用のために毎月30,000円ずつ積立預金するなどのような貯金ルールを設けておくことをおすすめします。

夫婦の収入の内、片方の収入は生活費などの支出に充て、残る方は貯金に回す方法

夫婦の収入の内、片方の収入は生活費などの支出に充て、残る方は貯金に回す方法は、夫の収入で家計の支出をまかない、妻の収入で貯金するといったシンプルな方法です。

この方法は、早いスピードでお金が貯金しやすいメリットがあるものの、夫婦それぞれの負担割合が大きく異なってしまうことが考えられ、おこづかいをはじめとした、自由に使えるお金のルールを上手に決めておかないと夫婦間で揉めてしまうことも十分予測できます。

夫婦の収入を合算し、家計を1つに管理する方法

夫婦の収入を合算し、家計を1つに管理する方法は、夫婦の収入を合算し、家計の支出や貯金も合算した収入からすべて行う方法です。

この方法は、シンプルで最もわかりやすいメリットがあるものの、夫婦共働きで収入の違いが大きいほど、ルールの明確化とお互いの理解が極めて重要なポイントになると言えます。

仮に、家計を1つにするのであれば、夏季や冬季に支給される賞与(ボーナス)などで、自由に使えるお金をいかに上手に振り分けるのかも夫婦間で揉めないための大切なポイントになると言えそうです。

この方法を採用する場合、趣味や欲しいものを買えない「キツキツ家計」にならない点に細心の注意を払っておくことをおすすめします。

結婚前や結婚後の生命保険の加入や見直しについて

結婚前や結婚後の生命保険の加入や見直しを検討される方も多いと思いますが、結婚は、いわゆる人生の節目にあたりライフイベントと呼ばれるものの1つです。

生命保険の加入や見直しというのは、一般に、年齢が若い内から「まともな良い内容のもの」に加入しておくことが望ましく、目先の保険料の安さだけで決めてしまうことは、後々、無駄に高いお金を支払っていくことにつながってしまう懸念が生じる可能性があります。

そのため、将来、生命保険に加入することや見直しをすることを検討しているカップルや夫婦は、以下、当事務所が公開している結婚と生命保険の情報を読み進めていただきまして、将来に備える参考にしていただくことを強くおすすめします。

結婚したら夫婦で知っておくべき生命保険の選び方

特に、将来、子供の誕生によって親となる予定がある方々であれば、子供たちの将来にも直接関わることになるポイントにあたるため、あらかじめ予備知識として生命保険の基本的なポイントを知っておくことが望ましいと筆者は考えています。

おわりに

結婚前や結婚後にお金の基本や貯金の方法をはじめ、将来について考え、行動することは、後々のライフプランに大きな好影響を及ぼすことにつながります。

お金の使い方、時間の使い方、お金の管理、お金の貯金の仕方など、どれも欠かすことができないポイントですし、いかに、これらを賢く活用できるのかが、夫婦が思い描いている結婚生活に近づくための1つであるとも考えます。

要は、自分たちのお金の考え方と行動で、良くも悪くもなるわけでありますから、後は、カップルや夫婦でしっかりと話し合って理想的な方法を模索してみていただければと思います。


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