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結婚前や結婚後にお金のことを独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するメリットとは?

本ページでは、結婚前や結婚後にお金のことを独立系ファイナンシャルプランナー(FP)へ相談するメリットとは、どのようなところにあるのかについて、現役の独立系ファイナンシャルプランナー(FP)がポイントを紹介していきます。

はじめに、結婚は、人生における大きなライフイベントの1つにあたり、結婚をすることによってお金の使い方もこれまでと比較して大きく変わることになります。

また、いわゆる「既婚」と「独身」では、これからのお金の使い方や家族に対する責任の重さなども異なるため、将来的に予測されるお金のニーズも当然に異なることが十分に考えられます。

そのため、結婚前であっても、結婚後であったとしても賢いお金の使い方をはじめ、様々なお金のことを知るということは、将来、抱えることが予測されるお金のニーズを良い意味で解決できるきっかけにもなると思われます。

そこで本ページでは、これから結婚をする予定のある人や結婚の願望がある人を対象に、結婚前や結婚後にお金のことを独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するメリットとはどのようなところにあるのか紹介していきます。

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結婚前や結婚後に予測されるお金のニーズ

結婚前や結婚後にお金のことを独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するメリットを紹介する前に、まずは、結婚前や結婚後に予測されるお金のニーズを簡単に紹介します。

1.貯蓄・貯金といった将来の貯えにかかるお金

2.子供が誕生した場合の教育資金としてのお金

3.死亡や医療といった万が一の場合に備えるお金

4.住宅にかかるお金

5.老後や介護といった将来の老後資金としてのお金

6.税金や社会保険にかかるお金

上記のほかにも考えられるお金のニーズはありますが、ざっくり紹介するだけでも、様々なお金のニーズがあることが分かります。

結婚前であったとしても、結婚後であったとしても、上記6つのお金のニーズの内、どれも全くあてはまらないといった人は、ほとんどいないと言い切っても良いと筆者は考えます。

結婚前や結婚後にお金のことを独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するメリット

前項では、結婚前や結婚後に予測される6つのお金のニーズを簡単に紹介させていただきましたが、これらのお金のことについて、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するメリットを以下、それぞれ個別に紹介していきます。

貯蓄・貯金といった将来の貯えにかかるお金

貯蓄や貯金といった将来の貯えにかかるお金について知ることは、いわば「お金の基本」を知ることと言えます。

たとえば、毎月の手取収入から毎月の生活費などの支出を差し引いて余ったお金が貯蓄や貯金に回すことができるお金にあたるわけでありますから、そもそも家計の収支状況がどのようになっているのか知らなければなりません。

当然のことながら、家計の収支状況がわかっていなければ、後述する他のお金のニーズを満たすことも難しくなるわけであり、まずは、お金の基本を知ることが最低限求められます。

なお、貯蓄や貯金をより確実に行っていくためには、「先取貯蓄・先取貯金」が極めて有効です。

先取貯蓄・先取貯金とは、その名前の通り、手取収入から貯蓄や貯金したい金額を先に取ってしまう方法です。

たとえば、手取金額30万円で、その内、5万円を貯蓄や貯金に充てたいのであれば、先に手取金額30万円から5万円を差し引きし、残る25万円で生活をするといったイメージです。

毎月のお金が余ったら貯めようといった考えを持つ人も多いと思いますが、意外とお金は簡単に貯まらないのが現実ですので、先取貯蓄・先取貯金は誰でも簡単に始められる有効な方法と言えるでしょう。

ちなみに、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に貯蓄や貯金といった将来の貯えにかかるお金について相談するメリットは、やはり、現状のみならず、将来のお金の展望が知れるところにあると言えます。

次項から紹介するお金のニーズを無理なく満たすために今のままで問題がないのか、どのように対策を取ることによって、より多くのお金を残すことができるのかなどの個別具体的な方法を知れることは大きなメリットです。

子供が誕生した場合の教育資金としてのお金

すべての人にあてはまることではありませんが、結婚をした後に、子供が誕生することによってライフイベントが大きく変化する場合があります。

子供を授かるということは、出産にかかるお金のことや制度をはじめ、子供に対する医療費助成や児童手当、将来の教育資金、奨学金、教育ローンなど知っておいた方が無難なお金のことって実はたくさんあります。

パソコンやスマートフォンなどで、誰でも簡単に出産や子育てに関するお金の情報を得ることができるのは確かですが、これらの情報を得るのと、その情報を基に自分たちに合った活用をするのは全くの別物です。

すべての人は、置かれている状況が異なるわけでありますから、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談をすることは、その人だけに合った最適な情報提供とノウハウを得られるメリットがあります。

死亡や医療といった万が一の場合に備えるお金

死亡や医療といった万が一の場合に備えるお金の代表格は、やはり生命保険です。

生命保険は、結婚をした時や子供が誕生した時など、大きなライフイベントが発生した時に初めて考える人も多いと思われますが、生命保険に加入する上で重要なこととして、粗悪な生命保険に加入しないこと、公的保険や公的年金制度をしっかりと考慮した無駄のない生命保険に加入することが最低限求められます。

この時、そもそも粗悪な生命保険とはどのような生命保険なのか知らなければなりませんし、公的保険や公的年金で受けられる保障について知らなければ、無駄のないしっかりとした生命保険に加入することはできません。

特に、心配性の人や前項で触れた子供の医療費助成制度を度外視することによって、過剰に生命保険へ加入しているケースも多々見られているのが筆者の率直な感想でもあります。

付け加えますと、公的保険や公的年金制度で受けられる保障制度も度外視しているケースも多々あり、ロスが多い生命保険に加入している人がまだまだ多いとすら思っています。

ロスが多いということは、本来、他のお金のニーズに充てられる機会を失っているわけであり、かつ、長期間に渡って保険料を拠出する生命保険であるからこそ、その効果は大きいことが十分にご理解いただけるのではないでしょうか?

独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談をすることによって、家計の支出の中で大きな割合を占める保険料の改善や質の高い生命保険に加入できるメリットがあります。

結婚したら夫婦で知っておくべき生命保険の選び方

住宅にかかるお金

結婚をした後、子供を授かるかどうかは別として、住宅をどのようにするのかについても考えることがあると思います。

仮に、子供が授かった場合、住んでいるところが手狭になるなどの理由で、引っ越しをしたり、新居を構えるといったこともあるでしょう。

また、そもそも住宅を購入するのか、賃貸にするのかといった選択肢もあるほか、住宅を購入するのであれば、新築なのか中古なのか、一戸建てなのかマンションなのかといった選択によっても住宅にかかるお金は全く異なります。

加えて、住宅ローンを組むのであれば、住宅ローンの組み方や頭金の有無によっても、完済までの総返済金額や毎月の返済金額も変わることになります。

追い打ちをかけるようで恐縮ですが、住宅購入にかかる諸費用や住宅ローンの審査対策、住宅ローン控除をはじめとした税制度、不動産取得税や登録免許税といった各種税金、すまい給付金などの助成金など、住宅にかかるお金を考えるということは、金額が極めて大きいだけに考えるべきことやその効果に差が生じる影響を与えてしまいます。

いずれにしましても、住宅購入の相談は、不動産業者などにおいて、当然に無料で行われるサービスではありますが、住宅のお金を考えることで、ご自身のお金のニーズがすべて解決できることにはつながらないはずです。

独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談をするということは、相談された人の収入と支出状況をベースに、前述した住宅にかかる様々なお金を具現化し、他のお金のニーズを満たすのに懸念のないプランニングと情報提供を得られるメリットがあります。

老後や介護といった将来の老後資金としてのお金

年齢を重ねて老後生活をすることになりますと、老後生活資金に欠かすことができない公的年金は、多くのユーザーの皆さんにとってニーズのあるお金だと思われます。

最近は、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用して、将来の老後資金を無理なく時間をかけて準備する方法が広く認知されてきておりますが、これらの制度を活用して先々を考えることはとても大切です。

何年か前に、政府は、「貯蓄から投資へ」と謳っておりましたが、投資をして損失を被るリスクを負え!といったことではありません。

あくまでも、与えられている時間を有効に活用して、お金を貯めながら増やすことを考えて下さいねってことを言いたいわけです。

筆者自身もその考え方には大いに賛成ですし、筆者自身も将来のことを考えた投資を当然に行っています。

以下、つみたてNISAの例ですが、筆者自身が実際に資産運用をしている状況も公開しており、「ただ口だけではない」といったことをその目でご確認いただくのもよいでしょう。

つみたてNISA(積立 nisa)とは?制度の特徴とおすすめの活用方法も合わせて紹介

なお、現在、高齢であるおじいさんやおばあさんの時代と現代では、お金の考え方やお金の使い方が全く異なります。

いわば、おじいさんやおばあさんの言うことを聞いたとおりにお金を活用しても厳しい老後生活を余儀なくされるリスクがつきまとってしまうことを知る必要があります。

独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談をするということは、現状に即した老後や介護のお金を形成する情報を得られるメリットがあることを知っておくべきでしょう。

税金や社会保険にかかるお金

結婚をすると、夫婦が共働きになるのか、専業主婦世帯になるのか、個々によって異なりますが、税金や社会保険の考え方やこれらにかかるお金も大きく変わることになります。

また、妊娠して出産した場合に支給される手当金なども変わるため、将来のファイナンシャルプランニングを考える上で極めて重要なポイントの1つになります。

加えて、税金の所得控除にあたる配偶者控除、配偶者特別控除、医療費控除のほか、夫婦がどのような職業に就いているのかによって、ニーズが多い生命保険の加入や住宅ローンの組み方などにも工夫が必要になります。

結婚前や結婚後に予測されるお金のニーズを満たすってどういうこと?

結婚前や結婚後に予測されるお金のニーズを満たすことは、前項で紹介した6つのお金のニーズをすべて満たすことであると筆者は考えます。

すでにお伝えをしましたように、将来のお金のことを考える上で、今、目の前にある問題だけを解決すれば、すべてのお金のニーズが解決されることにはなりません。

要は、前項で紹介した6つのお金のニーズは、実は、すべてどこかでつながっていることをお伝えしたいのです。

たとえば、住宅購入の相談をして将来のお金のニーズがすべて解決されるのでしょうか?

また、保険の相談をして将来のお金のニーズがすべて解決されるのでしょうか?

効果的で効率的なファイナンシャルプランニングというのは、現状から考えられる将来のお金のニーズを考慮した上で、先々のお金のことを考えていくことです。

そのため、行き当たりばったりで、都度、抱えている問題解決をするのではなく、現状と今後の見通しを知った上で、早い内から対策を取っておくことが「時間を大切なお金に変えられる」ことにつながるのです。

結婚前や結婚後にお金のことを独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するデメリット

本ページでは、結婚前や結婚後にお金のことを独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するメリットについて紹介しましたが、逆に、デメリットについても触れておきます。

まず、1つ目として考えられるデメリットは、有料相談になる可能性が高いといったことがあげられます。

筆者は、正にこのデメリットにあてはまる独立系ファイナンシャルプランナー(FP)にあたり、生命保険や損害保険をはじめとした保険の販売や投資信託などの金融商品を販売したり仲介したりしていないため、お客様の相談に対して無料でサービスを提供することはできません。

そのため、金銭的な負担をしたくない人からしますと、筆者のような独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談することが不向きなことが考えられます。

2つ目のデメリットは、相談するファイナンシャルプランナー(FP)の力量による差が生じることがあげられます。

筆者は、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)として事業を開業した当初からこの考え方は全く変わっていないのですが、経験年数といった実績ではなく、相談するファイナンシャルプランナー(FP)の力量が、相談をするお客様のお金のニーズを満たせるか、満たせないかを大きく左右すると考えています。

確かに、何事ごとも経験値は豊富な方が良いとは思いますが、筆者は、経験年数といった目に見えるものではなく、これまで紹介した6つのお金のニーズを満たすための「引き出し=知識」を豊富に備えているファイナンシャルプランナー(FP)が本当に良いファイナンシャルプランナー(FP)であると常に思っておりますし、そのようにあるべきだと考えます。

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おわりに

筆者自身が独立系ファイナンシャルプランナー(FP)をしているということで、全体的に事務所の宣伝のようなページになってしまいました。

ただ、筆者がお金のことを考える上で常に感じていることがあります。

それは、もっと早い内からお金のことを知って、実際に行動に移すことができればもっとお金が増えていた!ということです。

筆者は26歳に結婚したのですが、もしも、結婚した26歳から今、持っているお金の知識をそのまま継承することができたとしたら、かなりお金に余裕ができていただろうし、ロスも少なかっただろうなあと思っています。

つまり、お金の有効な活用や使い方をできるだけ早い内に知るということは、長い人生の中で目に見えにくい金額の差がどうしても生じてしまうということになります。

私たちは、結婚をして既婚者となっても独身のままであったとしても、生きていく上で「お金との付き合い」は絶対に避けて通ることはできません。

だからこそ、お金のことがよくわからず、お金のことを大切だと思うのであれば、1つのターニングポイントとして、結婚前や結婚後に独立系ファイナンシャルプランナー(FP)に相談することが、ユーザーの皆さんにとって大きなメリットになると筆者は言い切って本ページの結びとさせていただきます。


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