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節約と貯金についての記事執筆依頼を受けて感じた話

節約と貯金についての記事執筆依頼について、先日、関西の法人様よりご依頼を受けて納品をさせていただいたのですが、節約をしているのにも関わらず貯金ができない方に対して注意点や対策方法を幅広くお伝えする内容を納品させていただきました。

以前、当事務所のブログにおいて、節約することも家計のお金を多く残すための手段である一方、節約するにはどうしても限界があるため、そのような場合は、節約を意識するよりもお金を増やすことを意識した方が早い旨をお伝えさせていただきました。

ただし、今回、ご依頼を受けた記事執筆を受けて、改めて感じたことは、世帯によって「家計の段階」というものがどうしても存在し、すべての世帯に共通して最適な方法をお伝えするのは難しいといったことを感じました。

ざっくり言ってしまいますと、低所得の世帯に対してお金を増やす考え方を持とうと伝えたとしても、余裕がないため、そのような発想に至らないことが多々あるということです。

そのため、まずは、世帯収入を増加させることが必要であり、そのためにはどのようにしたら良いのか考える必要があると私は思います。

一方、当事務所のFP相談の経験上、低所得世帯ほど、無駄なものにお金をかけているのが非常に目に付くことが確認できており、いわば、本当に必要なものであるのか自問自答していただく必要性があるとも感じています。

無駄なものって何?といった疑問もあると思いますが、ざっくり言ってしまえば、お金に余裕がないのであればそのようなものに金をかけている場合じゃないでしょ!っていうものです。

ざっくりしすぎましたが、いろいろなものがあるわけで、とにかくお金に余裕が無い世帯、借金が膨れている世帯の方々には、まあ共通してあてはまることであると私は真摯に感じています。

節約を少しずつ続けてお金を貯められたとしても、一時的に大きく使ってしまったり、不要なものにお金をかけているようでは、やはりお金を貯金することはできません。

貯金って簡単なようで本当に難しいものだと私は感じており、節約なんてもっと難しいのではないかとも思います。

私は、性格上、ガツガツしているタイプの人間ですので細かくコツコツ節約するよりも、ガッツリお金を増やして節約をあまり考えないタイプの人間なのですが、家計のお金って「収入を増やす」か「支出を減らす」かどちらかの方法でお金をより多く残せるわけでありますから、どちらの方法を選んで家計のお金を残したとしても間違いではありません。

自分にとって選びやすい方を選んでお金を残せればそれで良いはずです。

話は変わりますが、平成30年4月に施行された「配偶者控除」の法律改正によって、配偶者控除および配偶者特別控除の適用範囲が広くなりまして、秋田県の共働き世帯の方でこれらの所得控除が適用できる方々が非常に多くなると当事務所では勝手に予測しています。

これらを適用できるか、適用できないかは家計のお金にとっても少なからず大きな影響を及ぼすことになりますので、本年度は特に注意しておかれるべきだと思います。


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