今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FX初心者が月1万円を稼ぐのにおすすめの通貨ペアについて、おすすめする理由やおすすめする通貨ペアのポイントを合わせて紹介していきます。
はじめに、FX初心者の人にとってみますと、初めてFXトレードをする上でどの通貨ペアがおすすめなのか知りたい人は多いと思います。
巷では、ドル/円がFX初心者にはおすすめといった情報が多く出回っておりますが、筆者個人と致しましては、目標の利益をより確実に達成するためのおすすめの通貨ペアを理由と共に知りたいのではないかと感じています。
もちろん、筆者がFX初心者の頃は、前述したことと同じ想いを抱きました。
そこで、今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FX初心者が月1万円を稼ぐのにおすすめの通貨ペアについて、おすすめする理由やおすすめする通貨ペアのポイントを合わせて紹介していきます。
目次
そもそもFXで月1万円を稼ぐのにどのくらいの投資資金があればよいのか
本ブログのメインであるFX初心者が月1万円を稼ぐのにおすすめの通貨ペアを紹介する前に、まずは、そもそもFX初心者が、FXで月1万円を稼ぐのにどのくらいの投資資金があればよいのかについて簡単に触れておきます。
まず、結論から申し上げますと、FX口座へ入金する投資資金(預託証拠金)が多ければ多い程、無理なく簡単に、かつ、短い期間で1万円のお金を稼ぐことができます。
以下、大まかな例をあげてみます。
Aさん:FX口座へ入金した投資資金(預託証拠金)が100万円のFX初心者
Bさん:FX口座へ入金した投資資金(預託証拠金)が50万円のFX初心者
Cさん:FX口座へ入金した投資資金(預託証拠金)が10万円のFX初心者
上記例の場合ですと、投資資金(預託証拠金)が最も多いAさんが、BさんやCさんに比べて月1万円のお金を稼ぎやすいことを意味します。
FXトレードの性質上、Aさん、Bさん、Cさんのいずれも投資資金(預託証拠金)の範囲で月1万円のお金を稼ぐことは現実的に可能ですが、資金効率や時間効率を考えた時、投資資金(預託証拠金)が最も多いAさんは、BさんやCさんに比べて無理なく簡単に、かつ、短い時間で1万円のお金を稼ぐことができます。(AさんやBさんは、選ぶ通貨ペアやエントリーするlotの数量によっては、時給1万円も現実的に十分可能)
本ブログを対象にしているユーザー属性について
前項では、FX口座へ入金する投資資金(預託証拠金)が多ければ多い程、月1万円のお金を稼ぐことは簡単であることをお伝えしております。
しかしながら、FX初心者の人にとって、わからないものにいきなり大金を投じるのは大きな抵抗があるのは当然のことです。(筆者も同じように考えます)
このような理由から、本ブログで対象にしているユーザーの皆さまは、前項の例であげた「Cさんのような立場にある人」を対象としています。
あくまでも筆者個人の主観となるのですが、FXの投資資金(預託証拠金)が10万円で、月1万円のお金を稼ぐことは現実的に十分可能です。
この理由や根拠につきましては、以下リンクにある、にわかトレーダーのコツコツFXブログで綴らせていただいております。
上記のブログ内容をまだ読んだことのないユーザーの皆さまは、ぜひ、こちらも読み進めていただきたいと思っております。
なお、次項から紹介するおすすめの通貨ペアにつきましては、FX口座へ入金する投資資金(預託証拠金)が10万円のFX初心者といった想定で各種内容を綴っていきます。
FX初心者が投資資金10万円で月1万円を稼ぐのにおすすめの通貨ペア
ここからは、FX初心者が投資資金10万円で月1万円を稼ぐのにおすすめ通貨ペアをおすすめ理由とポイントも合わせて紹介していきます。
仮に、筆者がFXの投資資金10万円を元手に月1万円を稼ぐのであれば、どの通貨ペアを選んで、どのようなポジションエントリーをするのかといった考えの下、綴っていきます
なお、FXトレードスタイルは「スイングトレード」、FX口座は「日本国内のFX会社の口座」でトレードを行うものとします
おすすめの通貨ペア【ポンド/円(GBP/JPY)】
FX初心者が投資資金10万円で月1万円を稼ぐのにおすすめする1つ目の通貨ペアは、「ポンド/円(GBP/JPY)」です。
ポンド/円をおすすめする理由は、やはり「ボラティリティの高さ(大きさ)」を活かして多くのpipsを獲得するところにあります。
ボラティリティー(Volatility)とは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉で、「ボラティリティーが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティーが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味します。
現代ポートフォリオ理論などでは、このボラティリティーを標準偏差で数値化し、それをその商品のリスクの度合いとして捉えるのが一般的です。
そのため、ボラティリティーが大きい商品はリスクが高く、ボラティリティーが小さい商品はリスクが低いと判断されるのが通常です。
出典 SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集 ボラティリティー(ボラティリティー)より引用
上記解説を読み進めますと、ボラティリティが大きいことは値動きが大きくリスクも高いことがわかります。
ここで、リスクという言葉を「損失がしやすい」ですとか、「大きく損失を被る」と考える人も多いと思いますが、これは大きな誤りです。
なぜならば、ファイナンシャルプランニングにおいて、リスクとは、そもそも価格変動が大きいことを指し示す意味合いがあるからです。
そのため、ボラティリティが大きい特徴をメリットとしたFXトレードをすることが、投資資金10万円で月1万円を稼ぐために必要な考え方になります。
【ポンド/円(GBP/JPY)】の通貨ペアにはどのような特徴があるのか
ポンド/円は、ボラティリティが大きいため、1日で値動きする幅がとても大きくなりやすい特徴があります。
上記画像は、ポンド/円の日足チャートで、期間は「2020年3月9日から2020年6月25日まで」のものとなります。
赤い矢印が指し示す小さな陽線が、画像から見て取れますが、この日(2020年6月3日)の為替レートは以下の通りです。(それぞれのFX会社によってレートの違いがあります)
・始値:136.462
・高値:137.398
・安値:136.261
・終値:136.966
この日、1日で値動きした為替レートは、113.7pipsとなり、高値と安値を差し引きすることで値幅を簡単に把握できます。
ちなみに、筆者がFXの投資資金10万円を元手に月1万円を「ポンド/円」で稼ぐのであれば、0.5lot(1000通貨)のポジションエントリーからスタートします。
この理由は、投資資金10万円に対して無理のないlot単位であると考えられるほか、分散投資をすることで、0.5lot単位で複数ポジションを取ることができるためです。
また、目標金額である1万円の利益を達成するためには、あまり少額のlotですと、目標達成が難しくなることも理由の1つです。
なお、0.5lotで1万円を稼ぐためには、獲得pips数が200pips必要となります。
この時、仮に、赤い矢印の部分(6月3日)で、買いエントリーしたとしますと、2日後の6月5日の高値が139.746となっているため、目標の200pipsは達成できたと考えられます。
(指値決済注文を200pipsに設定することで、確実に200pips獲得できます)
つまり、6月3日から6月5日からの3日間で1万円のお金を稼ぐことができ、月1万円を稼ぐ目標を早い段階で達成したことになります。
おそらく、ユーザーさんの中には、過去チャートを見ればどうとでも説明を付けられると感じている人もおられると思います。
確かにその通りなのですが、ローソク足の動き、テクニカル分析、オシレーターの数値やサイン、レジスタンスライン、サポートライン、ネックラインなど、過去のチャートと総合的に考えるとポジションエントリーが合理的に行えます。
何よりも、今回紹介した赤い矢印部分は、チャートパターンの1つである「逆ヘッドアンドショルダー=逆三尊」の形となっており、6月1日に確実にネックラインをブレイクしたため、買いエントリーをしたと説明できることで、かなり合理的なポジションエントリーが行えていると考えられます。(率直に、6月3日ですと、エントリータイミングとしては遅めです)
以下、参考情報となりますが、ポジションのエントリータイミングや逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)のようなチャートパターンを紹介した記事を公開しておりますので、合理的なポジションエントリーを知りたい人は、合わせて読み進めてみることをおすすめします。
おすすめの通貨ペア【ポンド/豪ドル(GBP/AUD)】
FX初心者が投資資金10万円で月1万円を稼ぐのにおすすめする2つ目の通貨ペアは、「ポンド/豪ドル(GBP/AUD)」です。
ポンド/豪ドルをおすすめする理由は、「ボラティリティの高さ(大きさ)」が数ある通貨ペアの中でも際立っているところにあります。
【ポンド/豪ドル(GBP/AUD)】の通貨ペアにはどのような特徴があるのか
ポンド/豪ドルは、すでに紹介したポンド/円よりもボラティリティが大きくなりやすい特徴があり、為替相場の流れにうまく乗ることができれば、月1万円に留まらず、場合によっては月2万円や月3万円を稼ぐことも可能です。
もちろん、lot数が少額のlotであったとしても、多くのpipsを獲得できるチャンスがあるため、正に「一撃」という名が相応しい通貨ペアと言えます。
FXトレーダーさんのトレードスタイルや性格によっても左右されるものの、流れに乗った時のポンド/豪ドルは、おもしろいほどpipsを得られる期待値が高まります。
その一方、逆の方向へ為替相場が動いた時は、含み損も一気に膨らむリスクが高まるため、損切り(ストップロス)の注文を必ず設定した上でポジションのエントリーをすることが最低限求められます。
おすすめの通貨ペア【スイスフラン/円(CHF/JPY)】
FX初心者が投資資金10万円で月1万円を稼ぐのにおすすめする3つ目の通貨ペアは、「スイスフラン/円(CHF/JPY)」です。
スイスフラン/円をおすすめする理由は、さほど多くない必要証拠金で「ボラティリティの高さ(大きさ)」が期待できるところにあります。
【スイスフラン/円(CHF/JPY)】の通貨ペアにはどのような特徴があるのか
スイスフラン/円は、ポンドが絡む通貨ペアに比べてボラティリティがあまり大きくないものの、さほど多くない必要証拠金で多くのpipsを獲得できる期待が高い通貨ペアです。
また、日本円との通貨ペアの場合、買いエントリーをしなければプラスのスワップポイントが得られないことが多い一方、スイスフラン/円では、売りエントリーすることによってプラスのスワップポイントが得られる場合がある点もおすすめできるポイントです。
(ただし、FX会社によっては、スイスフラン/円を売りでエントリーしてもプラスのスワップポイントが付与されずマイナスのスワップポイントが発生する場合があるため要注意です)
加えて、筆者個人の主観となるかもしれませんが、スイスフラン/円は、他の通貨ペアとは異なり、比較的メリハリがしっかりしているため、為替相場の方向感がわかりやすい点もおすすめできるポイントです。
上記画像は、スイスフラン/円の日足チャートです。
先に紹介したポンド/円の日足チャートと見比べますと、レンジ相場や上昇トレンドなどの為替相場の方向感がわかりやすいと感じるのは、おそらく筆者だけではないと思います。
ポジションエントリーする方向が、買いなのか売りなのか根拠づけをしっかりと行えることは、安定してお金を稼ぐために重要視するべきポイントであると筆者は考えます。
おすすめの通貨ペア【メキシコペソ/円(MXN/JPY)】
FX初心者が投資資金10万円で月1万円を稼ぐのにおすすめする4つ目の通貨ペアは、「メキシコペソ/円(MXN/JPY)」です。
メキシコペソ/円をおすすめする理由は、狭いスプレッド(概ね0.3)であるほか、少ない必要証拠金で大きいlotをエントリーできるところにあります。
【メキシコペソ/円(MXN/JPY)】の通貨ペアにはどのような特徴があるのか
メキシコペソ/円は、これまで紹介した通貨ペアに比べてボラティリティが小さく大きなpipsを獲得することが期待できません。
しかしながら、スプレッドが狭く、少ない必要証拠金で大きいlotをエントリーできるところが、メキシコペソ/円の大きな特徴です。
【例】メキシコペソ/円を活用して月1万円のお金を稼ぐイメージ
1.5lotでエントリーし、10pipsを2回にわけて獲得する(1lotあたり10000通貨のため、5,000円の利益を2回にわけて獲得するイメージ)
2.10lotでエントリーし、10pipsを獲得する(1lotあたり10000通貨のため、10,000円の利益を1回で獲得するイメージ)
3.5lotでエントリーし、5pipsを4回にわけて獲得する(1lotあたり10000通貨のため、2,500円の利益を4回にわけて獲得するイメージ)
4.10lotでエントリーし、5pipsを2回にわけて獲得する(1lotあたり10000通貨のため、5,000円の利益を2回にわけて獲得するイメージ)
メキシコペソ/円は、1lotあたりに必要な証拠金は2,000円前後であるため、5lotでは10,000円前後、10lotでは、20,000円前後と少ない証拠金で大きいlotをエントリーできます。
この特徴を活かすことで、月1万円のお金を稼ぐことは十分に可能です。
また、メキシコペソ/円は、買いエントリーをすることによって、1日あたりに付与されるスワップポイントが高い特徴があるため、たとえば、スイングトレードなど、長い時間をかけてFXトレードを行う場合、為替差益にあたるキャピタルゲインとインカムゲインにあたるスワップポイントをいずれも獲得できる大きな強みもあります。
その一方、大きいlotでエントリーをするということは、含み損を抱えた場合の金額も大きくなるため、損切り設定を行うポイントが重要視されることも確かです。
FX初心者の人は、最初からメキシコペソ/円の通貨ペアでトレードを行わずに、ある程度、慣れてきてから活用されるのが望ましいでしょう。
ただし、スワップポイントを目的とした長期の資産運用を行うのであれば、まずは、少額のlotでお試しエントリーを行い、徐々に積み増していく方法がおすすめです。
FX初心者の人が少額の投資資金でトレードを行う場合のおすすめ記事
本ブログでは、FX初心者の人が月1万円を稼ぐのにおすすめの通貨ペアを紹介しましたが、そもそもFXを少額の投資資金で始める場合において、基本的に知っておくべきことがあります。
こちらの内容につきましては、上記リンクにある、にわかトレーダーのコツコツFXブログで確認することができるため、気になる人は合わせて読み進めてみることをおすすめします。
おわりに
今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FX初心者が月1万円を稼ぐのにおすすめの通貨ペアについて、おすすめする理由やおすすめする通貨ペアのポイントを合わせて紹介させていただきました。
FX初心者であったとしても、それぞれの通貨ペアの特徴を活かしたFXトレードを行うことによって、月1万円のお金を稼ぐことは十分可能です。
その一方で、可もなく不可もない特徴の通貨ペアを選んでFXトレードを行っても、投資資金10万円などの少額資金で資金効率の良いトレードを行うことは難しくなってしまいます。
そのため、目標金額を稼ぐための通貨ペア選びはとても重要な要素の1つと言い切れます。
また、FXトレードを行う通貨ペアのみならず、FXトレードを行うために必要な口座を開設するFX会社選びも極めて重要です。
なぜならば、ポジションのエントリーやポジションを決済する際に関係するスプレッドやスワップポイントに大きな違いがあるためです。
特に、筆者のようにスイングトレードをメインにFXトレードを行う場合、通貨ペアによって、買いのスワップポイントと売りのスワップポイントでプラスのスワップポイントが受け取れるFX会社で口座開設をしますと、後々のトレードがとても有利になります。
・ドル/円、ポンド/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円など:基本的に「買い」でエントリー
・ユーロ/円、スイスフラン/円など:基本的に「売り」でエントリー
上記のようなポジションエントリーを筆者が行う理由は、いずれもプラスのスワップポイントが付与されるためです。
ただし、すべてのFX会社に共通していることではなく、以下リンクのFX会社で口座開設してFXトレードを行った場合です。
筆者は、実際に複数のFX口座を保有してリアルトレードを行っているからこそ、それぞれFX会社の強みがわかります。
為替相場が上昇傾向、下降傾向のいずれであったとしても、適した通貨ペアを選び、プラスのスワップポイントを受け取りながらスイングトレードを行えることは、上記FX会社の大きな強みです。
また、キャッシュバックキャンペーンも定期的にさまざま行われていることを踏まえますと、FX口座を実際に開設保有している筆者個人の主観となるものの、FX初心者の人へおすすめできるFX会社と言えます。