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【12ページ】FXでボリンジャーバンドを使った根拠のあるナンピンと時間を味方につける順張り投資
お得な豆知識

このページは、FX(外国為替証拠金取引)で働きながら副収入を継続して得るために知っておきたいこと(佐藤元宣FP事務所のオリジナル電子書籍)12ページ目です。

すでに公開しているその他のページにつきましては、下記の目次リンクから確認することができます。

【目次】FX(外国為替証拠金取引)で働きながら副収入を継続して得るために知っておきたいこと

はじめに、11ページでは、ダウ理論とエリオット波動について、特に大切な要所ポイントを絞って紹介しました。

本ページ(12ページ)で紹介するFXでボリンジャーバンドを使った根拠のあるナンピンと時間を味方につける順張り投資は、11ページの内容・ポイントを活かしたものです。

そのため、そもそもダウ理論やエリオット波動の重要なポイントを知らなければ、本ページで紹介する投資戦略について理解することはできません。

したがって、ダウ理論やエリオット波動について知らない人や11ページを読んだことがない人は、先に11ページを読んでから本ページ(12ページ)を読み進めてみてください。

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【重要な目線】買い注文と売り注文の順張り投資判断

ボリンジャーバンドを使った根拠のあるナンピンと時間を味方につける順張り投資を紹介する前に、とても重要な投資目線について触れておきます。

まず、為替レートの流れに沿った順張り投資を行うためには、買い注文と売り注文のどちらを行うべきか選択をしなければなりません。

このとき、とてもシンプルでありながら、どちらを選択するべきか?下記の画像で確認していきましょう。

結論から申し上げて、基準線(上記画像の黄色線)よりもローソク足が上にある場合は「買い目線=買い注文」を検討します。

一方、基準線(上記画像の黄色線)よりもローソク足が下にある場合は「売り目線=売り注文」を検討します。

なお、上記画像は4時間足のチャートですが、どの時間足であったとしても考え方は同じで変わることはありません。

この考え方が、これから紹介するボリンジャーバンドを使った根拠のあるナンピンと時間を味方につける順張り投資の基礎部分になります。

【一連の手順と流れ】FXでボリンジャーバンドを使った根拠のあるナンピンと時間を味方につける順張り投資

ここからは、ボリンジャーバンドを使った根拠のあるナンピンと時間を味方につける順張り投資の一連の手順と流れを紹介します。

まず、話が重複していることを前置きし、大前提として「11ページ」で紹介したダウ理論やエリオット波動のポイントをわかっている上で進めます。

【手順と流れその1】第3波に乗るために第2波から投資開始

上記画像は、豪ドル/円の12時間足チャートです。

為替の大きな波にあたる第3波に乗って大きな利益を得るためには、一時的に為替の流れが引ける第2波の途中から投資を開始します。

具体的には、画像にある「5月16日の0時」に買い注文を「時間指定成行注文」で入れます。

今回の例では「5,000通貨を投資したもの」としましょう。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
なお、すでに紹介しておりますが、基準線よりもローソク足が上にあるため、目線は当然「買い目線=買い注文」です。

【手順と流れその2】ナンピン投資で大波に乗るための準備を継続

「5月16日の0時」に買い注文を入れた結果、為替レートは下降し含み損を抱えています。

(5,000通貨を投資したものとしており、この時点で含み損は2,300円くらいです)

しかし、これは「第2波」の下降の流れに対して逆らった逆張り投資であるため当然です。

そして、次の大波(第3波)に乗るための準備ですから、あくまでも「一過性の含み損」と考えなくてはなりません。

投資開始から12時間後にあたる「5月16日の12時」に買い注文を「時間指定成行注文」で引き続き入れます。

今回の例では「5,000通貨をナンピン投資したもの」としましょう。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
12時間足で投資をしているため、12時間おきを投資基準とすることが大事です。

【いったん整理】平均買いレートの計算と確認

手順1より、5月16日の0時に5,000通貨の投資を行っています。

手順2より、5月16日の12時に5,000通貨のナンピン投資を行っています。

上記2つを実際の数値に置き換えると以下の通り。

手順1:買いレート=103.520(わかりやすさを重視するためスプレッドは考慮しません)

手順2:買いレート=103.059(わかりやすさを重視するためスプレッドは考慮しません)

平均買いレート

手順1.103.520×5,000通貨=517,600

手順2.103.059×5,000通貨=515,295

平均買いレート:(517,600+515,295)÷10,000通貨(総投資量)=103.2895

上記の結果、豪ドル/円の為替レートが103.2895よりも上回りますと、トータルで含み益が生じることになります。

【手順と流れその3】流れに乗った後は決済ポイントを明確に決めておく

12時間足を基準に「5月16日の0時」「5月16日の12時」と2回に分けて投資をした結果、5月17日の0時時点で含み益に転じています。

気になる人も多いと思いますので、参考までに、投資開始から5月17日の0時時点までの含み損益の推移を下記に示します。

1.投資開始:5月16日の0時

2.ナンピン投資:5月16日の12時(2,300円くらいの含み損)

3.レート上昇:5月17日の0時時点(3,920円くらいの含み益)

投資を開始してから半日(12時間)が経過した時点では「含み損」を抱えました。

しかし、根拠のある投資判断、定期的なナンピン投資、半日(12時間)おきの長い時間など、じっくり構えた投資を行った結果、1日後は含み益に転じています。

このとき、第3波の大きな波に、できる限り最後まで乗り切ることがとても重要です。

ちなみに、今回の例では、決済ポイントを「5月18日の12時」を1つの目途に私はするでしょう。

なぜならば、ボリンジャーバンドの+2σ付近にローソク足が達しそうだからです。

これは、ボリンジャーバンドの特性にあたる「収束確率」を考慮したものであり、1つの合理的な理由にあたります。

なお、ボリンジャーバンドの収束確率は、7ページで紹介しておりますが、わからない人や気になる人は一度確認されてみるとよいでしょう。

ちなみに、5月18日の11時59分に決済を行った場合、概算で約10,000円(確定利益は約9,590円+スワップポイント)のお金を得られます。

5月16日の0時から投資を開始し5月18日の11時59分に決済ですと、2日半の時間をかけて約10,000円の副収入を得たことになりますね。

今回の例では、1日あたりの利益が4,000円でしたが、自分の裁量で投資量を決めることができます。

つまり、副収入をもっと得たい人であれば、投資量を増やせばよいことになります。

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12ページのまとめと次回予告

本ページでは、FXでボリンジャーバンドを使った根拠のあるナンピンと時間を味方につける順張り投資を紹介しました。

12時間足や日足など、できる限り長い時間足を基準にして、ダウ理論とエリオット波動の第3波を狙う投資は、小さな投資であってもまとまったお金を得られやすいです。

今回12ページ目を作成・公開しましたが、FXの投資資金や実際の利益と損失の計算方法がわからなければ、計画的な投資で継続した副収入を得るのは難しいでしょう。

そこで次回13ページでは、FXの投資資金や実際の利益と損失の計算方法について紹介していきます。

なお、13ページ作成途中で、私自身にとってめったにない経験をしました。

そのため、コラムページとして先に作成・公開しておりますので、ぜひ、合わせて読み進めてもらえればと思います。

【FXで必ず経験】投資判断に迷ったときは「静観」することが1つの投資戦略になる理由

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