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ユーザビリティの重要さを再認識することができた話

先日のブログでは、つみたてNISAについて寄稿した中で感じた話について綴らせていただきましたが、つみたてNISAを始めるためにインターネット証券会社を利用し、それぞれのネット証券にどのような強みや特徴があるのかといったものについてのまとめ記事について現在着手しています。

私自身もネット証券で資産運用している者の1人ではありますが、やはり、それぞれのネット証券で特徴や売りが異なるものの、「ユーザビリティに劣っている」のは、お客様から指示されないなのだろうといったことを再認識することができました。

たとえば、投資信託を積立投資(投信積立)をする場合、当然のことながら、自分が資産運用をするための銘柄(商品)を選びますが、こちらの選びやすさ1つをとっても、ネット証券によって大きな違いのあることが確認でき、投資初心者という立場から考えた時、「これってわかりづらい」「選びづらい」「銘柄を絞りづらい」といったことが、鮮明に浮き彫りになったと感じました。

また、独自の強みといったものが無ければ、ユーザーが利用するメリットが得られないわけでありますから、周りがやっているサービスを真似しただけでは、優位性は保たれないことも改めて感じることができました。

ざっくり言ってしまえば、自社の売りが薄まってしまって、ユーザビリティに欠けているのは、何であったとしても指示されるのが難しいということなのだと思います。

このように考えますと、お客様やユーザー様など、ビジネスシーンによって対象となる方が異なるものの、それぞれのニーズに応えつつも、独自のサービスや強みを展開し、優位性を常に保っておくことは、とても大変なことだよねって改めて感じます。

先日、半沢直樹に続いて、下町ロケットをすべてレンタルで借りて見ましたが、「技術はうそをつかない」といった主人公の名言や、どんなに汚い手を使って自社や自分を保持していたとしても、最後には、やはり、真摯に物事に取り組んで努力し、高いスキルや技術を持った方が残るものだとドラマを通じて、改めて信じて疑わない自分がいたような気もします。

神戸製鋼や東芝、昨今では、東レの問題も浮き彫りになり、信用を失うリスクを犯してまで利益を追求してきた今までのやり方も結局最後には、下町ロケットの佐山製作所のように自分で自分の首を絞めることに繋がったのだと私は認識しています。

世の中って、正しいことは正しい、間違っているものは間違っていると言えないこともたくさんあると思いますが、暑苦しいくらいの「正義感」を持った人がいなければ、腐った世の中になってしまうのは確かだと思います。

少なくとも、正しいことは正しい、間違った時は間違ったと素直に言えるような人間にこれからもなりたいものだと感じましたし、自身の業務においてお客様のユーザビリティに応えられるようなFPとして頑張っていきたいものだと感じています。


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