本日、FP相談(1年契約型)のサービスをご契約いただいているお客様に対して住宅ローンの相談を行い、これについて感じたことをブログに綴っていきます。
はじめに、住宅ローンの相談は、当事務所へご依頼をいただく多くのお客様からニーズの高い相談内容の1つです。
これは、FP相談をするお客様からしますと、住宅ローンは、高額なお金を借入し、長い期間に渡って返済が続くことが一般的であるからこそ、当たり前と言えば当たり前とも言い切れます。
今回、FP相談(1年契約型)のお客様に対して住宅ローン相談を行い、有料相談のみの対応をしている独立系FPとして感じたことを以下、綴っていきたいと思います。
目次
住宅ローンの借入がゴールではないことを伝える重要さを改めて感じる
私は、住宅ローンというのは、借入することがゴールではなく、借入した後に完済までの長い期間に渡って返済が滞ることなく返済を継続し、無事完済することが本当のゴールだと考えます。
この考え方は、お客様に提供しているサービス内容によって考え方に大きな違いが生じるはずです。
具体的には、不動産業者、金融機関、当事務所のような有料相談のみの独立系FPといったそれぞれの立場によって、最終的なゴールは違うことを意味します。
今回、これから住宅ローンを組んで住宅の購入を検討しているお客様に対して、借入から完済までをはじめ、将来的に必要になるお金やランニングコストなどについて説明し、長い目でお金のことを考える重要さを伝えられたことはよかったと思っています。

お客様が知りたいニーズを知り、応える重要さを改めて感じる
直接お客様の相談に応じて話を聞きますと、そのお客様がどのようなことを知りたいのか、どのようなニーズを抱え解決していきたいのかがわかります。
たとえば、今回のお客様の場合ですと、どのくらいのお金を借入すると、どのくらいの返済金額になるのか?をはじめ、各種住宅ローン金利の違いや自分たちに合っている返済のしかたを合理的に知りたいニーズがありました。
ちなみに、住宅ローンの返済金額がおおむねどのくらいになるのか?シミュレーションをしてみたい人は、以下、住宅ローンのシミュレーターを使ってみるのも良いと思います。
参考:知るぽると しっかりシミュレーション 借入返済額シミュレーション
なお、個人的な持論ですが、家計状況やニーズをはじめ、希望していることをまとめて精査・確認しますと、自ずとお客様が求めている最適な解決方法が簡単に見つけられます。

あせらず順序立ててお客様にじっくり考えてもらう重要さを改めて感じる
冒頭でもお伝えさせていただきましたように、住宅ローンは、高額なお金を借入し、長い期間に渡って返済が続くことが一般的であるからこそ、あせらず時間をかけ、かつ、順序立ててじっくり考えることが重要であると私は感じています。
今回のお客様の場合、購入予定の土地や購入価格はおおむね決まっている一方で、実際に建築する建物の価格が不明な状況でした。
実際に、建築をお願いする予定の業者から見積もりをもらっていない状況、かつ、話を詰めている状況ではなかったことを意味します。
そのため、時間をかけて業者と話し合いを重ね、自分たちが理想としている建物を建築できるようにお伝えをさせていただきました。
何度も話し合いを重ね、見積もりの金額が変動し、時間をじっくりかけて、はじめて納得できる住宅購入ができるきっかけになると私は思います。
自分たちが求めている住宅を購入し、かつ、無理のない住宅ローンの返済が実現でき、さらに、将来必要となるお金の心配がない結果というのは、多くのお客様が当たり前に求めていることなのではないでしょうか?

最後にお客様へお伝えさせていただいたこと
当事務所が行っているFP相談(1年契約型)は、契約期間内であればお客様が相談したいときにさまざまな方法で対応をさせていただくサービスです。
今回のお客様の場合、土地が決まるまでに多くの時間を費やす形となってしまいましたが、残る期間が短く、契約期間が満了になるまで、どんな些細な細かいことでもご相談くださいとお伝えさせていただきました。
お客様にとって、FP相談(1年契約型)のメリット=強みは、正にこの部分にあると私は思っており、契約期間が満了になった後、満足をしていただき喜んでいただければうれしいなあというのが率直な感想です。
有料相談のみの独立系FPですが、これからも住宅ローンをはじめ、さまざまなニーズを抱えたお客様と縁がありFPサービスを提供していくことと思います。
大切なお金の一部をお客様へお支払いいただくわけでありますから、これからも引き続き、お客様のニーズを満たし、満足を得てもらえるように努めていきたいと改めて感じています。

直接相談およびオンライン相談のいずれも可能なFP相談(1年契約型)の詳細につきましては、以下、当事務所のリンクからご確認くださいませ。