本ページでは、FXでスイングトレードの手法を知ることがデイトレードにも活かせると感じた理由を紹介します。
はじめに、FXにおいて、お金を投じて数日から数週間の時間をかけて利益を得る「スイングトレード」は、働きながら収入を得たいと考えている人にとって向いているトレード手法です。
また、頻繁にチャートをチェックするなど、できる限り負担をかけず、気楽にじっくりとトレードをしたい人にとっても向いているトレード方法ともいえます。
とはいえ、スイングトレードだからこその「シンプルなデメリット」もあることは確かです。
それを補う意味で応用と柔軟な考えでデイトレードに活かすことは、時間を賢く使ってお金を増やす意味でとても大切だと感じました。
そこで本ページでは、FXでスイングトレードの手法を知ることがデイトレードにも活かせると感じた理由について、私なりの考えを紹介していきます。
目次
【トレードチャンスが少ない】FXでスイングトレードをするシンプルなデメリット
FXでスイングトレードをするシンプルなデメリットとして「トレードチャンスが少ない」点があげられます。
まずはじめに、私は、普段からスイングトレードをメインにFXトレードを行っています。
そして、さまざまな通貨ペアのチャートを確認し、高い期待値が得られそうなトレードチャンスを探すところからすべてが始まります。
しかし、数日から数週間の時間をかけて利益を得る「スイングトレード」だからこそ、頻繁にトレードチャンスがあるわけではありません。

このようなとき、応用と柔軟な考えでデイトレードに活かすことは、時間を賢く使ってお金を増やす意味でとても有効です。
【応用と柔軟な考え】マルチタイムフレーム分析を使ったデイトレードでトレード時間を短縮
すでにお伝えしておりますように、FXでスイングトレードを行う場合、トレードチャンスが少ないデメリットがあります。
そのため、それぞれの通貨ペアにおける為替相場の状況によっては、毎月安定して利益を得られないときがあるともいえます。
このような場合において、スイングトレードの応用と柔軟な考えで、時にはデイトレードをするのも効果的です。
具体的には、マルチタイムフレーム分析を使ってトレードを行う時間軸を短くすることで、それが可能になります。
【一例】私が行っているスイングトレードを応用したデイトレード手法
普段から行っているFXのスイングトレードにおいて、私は基本的に「週足」を基準としたトレードを行っています。
そして、マルチタイムフレーム分析を必ず行ったトレードをしています。
このとき、週足→日足→8時間足→4時間足といったように、長い時間軸から短い時間軸を順番に確認してエントリーポイント(投資ポイント)を探します。
デイトレードの場合、上記の見る時間足を短縮すればよいことになります。
スイングトレードのマルチタイムフレーム分析:週足→日足→8時間足→4時間足(エントリーポイントの確定)
デイトレードのマルチタイムフレーム分析:日足→8時間足→4時間足→1時間足(エントリーポイントの確定)
上記は、あくまでも私の場合におけるマルチタイムフレーム分析のルールです。
ただ、1つ言えることは、スイングトレードのチャンスがない場合、デイトレードに目線を変えたマルチタイムフレーム分析をすることで、トレードチャンスが見つけられる可能性は高くなります。

なお、マルチタイムフレーム分析ってそもそもどのようなものなのか?わからない人、気になる人もいるかもしれません。
以下、当事務所が公開しているマルチタイムフレーム分析の関連記事がありますので、気になる人は合わせて読み進めていただくことをおすすめします。
では、スイングトレードから一時的にデイトレードへ手法を変更するメリットはどのような部分にあるのか?次項で紹介します。
【応用メリット】スイングトレードから一時的にデイトレードへ手法を変更するメリット
FXトレードにおいて、スイングトレードから一時的にデイトレードへ手法を変更するメリットは以下の通りです。
1.1日を通じてトレードチャンスが見つけられる
2.レバレッジを効かせた強めの投資が可能
3.場合によっては、短期間でスイングトレードよりも多くの利益を得られることもある
上記3つのメリットは、あくまでも私個人の感じ方ではありますが、それぞれどのようなことなのか?個別に紹介します。
【1つ目のメリット】1日を通じてトレードチャンスが見つけられる
1日単位で、かつ、時間単位でトレードするデイトレードの場合、スイングトレードに比べてトレードチャンスを見つけられる可能性が極めて高い特徴があります。
すでに吹き出しでお伝えしましたように、50種類の通貨ペアを確認しておりますと、何かしらの通貨ペアでトレードチャンスがあることは確かです。
仮に、普段から自分が得意だったり好んで選ぶ通貨ペアであったとしても、1日を通じて1回ないし2回程度は、トレードチャンスが得られると私は思っています。

【2つ目のメリット】レバレッジを効かせた強めの投資が可能
デイトレードの場合、1日単位で、かつ、時間単位でトレードして決済することになります。
したがいまして、スイングトレードに比べて最初から強めの投資をすることが可能です。
これは、あくまでも損失を被りにくく、かつ、より確実に利益を確保するための手法である「試し玉」や小さなlotで投じるものを多めに投資できることを意味します。
たとえば、普段行っている投資において、1000通貨の投資を2000通貨からスタート、10000通貨の投資を20000通貨からスタートなどをイメージするとわかりやすいでしょう。

【3つ目のメリット】場合によっては、短期間でスイングトレードよりも多くの利益を得られることもある
デイトレードの場合、1日を通じてトレードチャンスを得られる可能性が極めて高くなります。
そのため、複数回のトレードを1日で終えた結果、場合によっては、スイングトレードに比べて短期間で多くの利益を得られることもあります。
特に、ポンド円やポンドドル、豪ドルポンド、ニュージーランドドルポンドなど、ボラティリティが大きい通貨ペアの場合、このメリットを大きく得られると私は感じています。
ボラティリティー(Volatility)とは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉で、「ボラティリティーが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティーが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味します。
出典:SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集 ボラティリティー(ボラティリティー)より引用
ボラティリティが大きい通貨ペアは、為替相場の値動きが激しい(荒い)と考えるとイメージしやすいです。
なお、先にお伝えしましたように、オーストラリアドルやニュージーランドドル、カナダドルなど、必要証拠金が比較的少ない通貨ペアで、強めのトレードによって得た利益と合わせて考えますと、1日の利益は多く得られる可能性に納得できるのではないでしょうか?

【何事も基本と応用が大切】FXのトレード手法を賢く柔軟に活用しよう
スイングトレードのように、数日から数週間程度の時間をかけるトレードを知ると、デイトレードのように1日や数時間でトレードを終了する手法も柔軟に対応することができます。
ただし、言うまでもなく、基本を知った上でそれを応用するトレードスキルや知識を身につけなければ活かすことが難しいことは確かです。
1つの手法にこだわり、チャンスがないときはトレードをしないことも確かに大切だと思います。
しかし、柔軟に考え方を変えますと、ただ見る時間軸を変化させ、いつも通りのトレードができるのであれば、今回紹介したようなトレードチャンスを自分でつかみ取ることも可能であるはずです。

最後に、当事務所では、手軽に始めることができる「1ヶ月間お試しFXスイングトレード講座」を行っています。
実際に受講される人によって、どのようにトレードをしたいのか?どのくらいの利益を得たいのか?どの程度の時間を費やすことができるのか?どのくらいの投資資金を準備できるのか?などが全く異なります。
しかし、どのような人であったとしても、今回紹介した内容は、講座内でお伝えすることになります。
なぜならば、それが受講される人にとって有利に事が運ぶきっかけになるからです。
スイングトレードを知り、時にはデイトレードを行い、自分の時間をお金に変えていけるためのスキルを身につけてみませんか?
