トップページ > 日記 > 1日かけて半沢直樹を1話から最終話まで見て感じた話
1日かけて半沢直樹を1話から最終話まで見て感じた話

平成29年11月12日(日)の夜中から夜にかけて、DVDレンタルでドラマ半沢直樹を借り、1話から最終話まで1日かけて見たのですが、何かいろいろな人間関係から、ドラマの世界観と自分自身が過去に経験した会社員時代などを重ねて感じたことがたくさんありました。

その中でも特に強く感じたことは、「信じることができる仲間を持てることは幸せなことだ」といったことでした。

半沢直樹を見たことがある方であればすでにご存じだと思いますが、半沢(堺雅人)、渡真利(及川光博)、近藤(滝藤賢一)の3人は、銀行の同期入社で、お互いを信じ、助け合う仲間なのですが、ドラマの中で数多くのピンチや罠ではめられた場合や裏切られた場合でも、強固な絆で仲間の関係が壊れることがないといった素晴らしい仲です。

これは、決してドラマの世界観だけではなく、もし、このような仲間を持てたとするならば最高に幸せなことだと私は感じました。

自分や自分の家族が窮地に陥ってしまうような中で嫌な顔をせず、普通に仲間を助けられたり、仮に、仲間だと思っていた人に裏切られたとしても、寛容な心で迎い入れたりすることって中々できそうでできないのではないでしょうか?

ただ単に、私が小さな人間であるだけかもしれませんが・・・。

とはいえ、現実を考えますと、自分と家族を守るためには、時に苦渋の決断をしなければならないことがあるわけでありますから、その人、本人の人間性が問われてしまうものであるような気も致します。

何が正しくて、何が間違いなのか、ひとえに言えないこともたくさんありますが、一般常識的に考えて良いことと悪いことの分別がつけられるモラルくらいはしっかりと持ち合わせておきたいものだと改めて感じることができたような気がします。

以前、神戸製鋼と日産の不正問題について感じたことをSNSで発信したことがあったのですが、組織で働いて家族を養っている以上、仮にそれが一般常識的に悪いことであったとしても、自分や家族を守るためには、仕方のないことも非常によくわかります。

とはいえ、それが正しく良いことには決してなりませんし、会社のリーダーや企業風土や慣習などによって決まってくるものであることを踏まえますと、良いものを良いと考え、それに向かってしっかりと前進していける舵を取る人が上に立っていなければならないと感じます。

はたして、どのくらい、そのような組織があるのか私にはわかりませんが、そんな良い組織が多くなれば、きっと半沢(堺雅人)、渡真利(及川光博)、近藤(滝藤賢一)の3人の関係のような最高の仲間を多く見つけられるのかもしれません。


スポンサーリンク
スポンサーリンク