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住宅ローンの審査に絶対通過するなんてことは絶対に言ってはいけないんじゃない?って感じた話

FP相談に来られたお客様と住宅ローンについての相談に応じた際、本当におかしなことを言う不動産業者がいるんだなって感じた話をブログに綴っておきたいと思います。

実のところ、先月からFP相談(1年契約型)を通じて、住宅ローンの相談対応をさせていただいているお客様が、とある不動産業者から「住宅ローンの審査に絶対通過する」「100回審査受ければ100回通過する」などといったことを言われたようなんですが、おそらく、多くの方は、胡散臭いと思われた方も多いのではないでしょうか。

当事務所としては、住宅ローンの審査に絶対通過するなんてことは基本的にあり得ませんと考えており、まずもって審査に通過するといった表現であればおかしなことではないと思っています。

もちろん、この不動産業者は、胡散臭さが全開ですし、そこまで言い切ることができる根拠について、不動産業者は何か言っていたのか、私はあえてお客様に聞いてみました。

すると、特に、明確な根拠を言われたわけではなく、いわば言葉だけ(口だけ)だったようです。

さすがに、それはないですね。

私が、なぜ、このようなことをブログに綴っているのかと言いますと、現状、住宅ローンの審査にまずもって通過すると言い切れる程の材料が不足しており、ざっくり言ってしまえば懸念要素があるためなのです。

それだけならまだしも、金融機関に虚偽の申し込みを、その不動産業者が行っていることも相談の中で判明し、言葉とっても悪いですが、「クソ業者だな」って思いました。

これ何かあれば被害を被るのはお客様ですからね。

いかに、自分たち本意の仕事をしているのかがわかります。

もちろん信用にかかることでありますから、クソ業者の名称、担当者名は公開することはありませんが、当事務所では、今後、ご相談されに来たお客様がとんでもない被害を被らないためにも、もし、そのようなことがあった場合は、理由をしっかりと説明して止めさせることと思います。

住宅ローンの審査というのは、対策などをしっかりと行っておくことで審査に通過しやすくなることはもちろんですが、それでも絶対通過するなんてことはあり得ないのです。

なぜならば、融資の決定をするのは金融機関であり、不動産業者ではないわけですから。

この他にもまだまだ胡散臭い内容が盛りだくさんなのですが、このくらいにしておきます。

書いてて「んたぐなってきた」ので。

ただ、これから住宅購入予定がある方で、不動産業者が何かおかしいな、胡散臭いなと感じた時は、当事務所に関わらず、FPや住宅ローンアドバイザーなど、信用できると感じた専門家からのアドバイスを求めることをおすすめしたいと思います。

いわゆるセカンドオピニオンみたいなものですが、1,000万円単位の高額な買い物です。

たとえば、1パック300円の卵を買うのに抵抗がある方は多いと思います。

それは、なぜか。

おおよその相場がわかるからではないでしょうか?

住宅購入だって同じです。

でも、抵抗を感じることができない方が多いのは、きっと相場観が無いからだと私は思います。

これって300円の卵を何個買えるのですか?っていうお金を無駄にしている可能性があるわけです。

なんかわかりづらいと思いますが、この辺のマネー感覚をもっと付けることができたら、きっと、無駄なお金を抑えながら理想の住宅が手に入るのではないかと私は今回の相談を通じて感じました。


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