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平成28年度の確定申告書を作成完了して感じたこと

一昨日、平成28年度の確定申告書の作成を完了し、マイナンバー制度が施行したことに伴って感じたことを綴らせていただきたいと思います。あくまでも私個人の主観になりますが、確定申告書の作成自体は、正直いつもと変わらなかった印象を受けました。

ただし、すでに皆さまがご存知の通り、マイナンバー制度が施行したことによって、自分や家族のマイナンバーを申告書に記載する必要があるほか、自分のマイナンバーの写しと本人確認書類の写しの添付が必要になることから、ちょっと一手間かかってしまう面倒さは否めないと思います。

本年から始まったセルフメディケーション税制について情報の発信がかなり遅れており、何だか口ばかりの男になっておりますが、何とか早めに発信せねばとせこせこ作業をさせていただいております!

先のセルフメディケーション税制を利用するためには、確定申告をすることが必須になりますが、たとえば、会社員や公務員など年末調整で税金の精算が完了する多くの皆さまは、せっかくの休みの日に申告会場へ足を運ばなければならないデメリットがあります。

このようなことを避けるためにも、e-taxで確定申告書が作成できるのは、とても良いことだと思う一方で、まだまだ作成の仕方が難しい一面もあります。

私がe-taxで実際に確定申告書を作成し、いざ印刷をかけて確認したところ、入力したと思っていたものが入っていなかったり、入力する箇所がわかりづらかったりといった課題がまだまだ山積みだと思われます。それでも、以前に比べると「かなり、かなり使いやすく、わかりやすくなった」のも事実です。

機械化?が進んで何をするにも便利な時代であると感じるものの、最終的には「マンパワー(人の力)」がすべてだと私は思っています。

昨今、ニュースになる「AI=人工知能」も経済的利益が〇兆円という規模に膨れ上がり、企業でAIを導入することは、今後あたりまえになっていくだろうとされています。このようになると、私たちの仕事にも大きな影響を与えることになるわけですが、人の力でなければできないことに磨きをかけることは、今後を生き抜いていくために必要不可欠であると率直に感じております。

今回利用した「e-tax」も私個人にとっては、ものすごく便利な機能であると感じている一方で、使い方や申告書の見方がわからなければ何の役にも立たないものになってしまいます。

つまり、税の専門家である税理士は、絶対にいなくてはならない存在であることは言うまでもなく、AIだけでは解決できない問題であると私は思っています。

人と人が会話をし、気持ちを感じることができるのは人同士だからこそできること。そこが覆ることは絶対にありえないからこそ、便利になることは良いことである一方、機械に依存しすぎるのは大きな問題だと思います。

大したことのない話に最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました!


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