トップページ > 日記 > キャッシュフローと家計の資産配分について
キャッシュフローと家計の資産配分について

日本FP協会の会員になっておりますと毎月協会から会報誌が届きます。

2017年5月は、教育資金設計についての内容が幅広く掲載されており、先日、ライフプランニングを提案したばっかりの中でとてもタイムリーな内容だっただけに今日はじっくりと目通しして今後のお客様に対する情報提供のために勉強させていただきました。

実のところ、将来を見据えたキャッシュフローや展望を模索する際、家計の余ったお金をどのように資産配分するのかといった決断は極めて重要になります。

最もオーソドックスな例ですと「貯蓄」となりますが、余ったお金をすべて貯蓄に回すのか、余ったお金の一部を投資へ回すのかといった資産配分は、10年後、20年後のキャッシュフローへ少なからず大きな影響を与えることは言うまでもありません。

教育資金と言えば、子を持つ親御さんであれば誰もが頭を悩ませる支出の1つですが、この資金をどのように捻出する必要があるのか早い時期から考え対策を実際に行動へ移すことは大切だと言えます。

おそらく多くの世帯の皆さまは、学資保険に加入していくらかの備えはしていると思いますが、ほとんどの世帯におきましてはそれだけでは不十分な状態であるのが現状だと思われます。

私の上の子は、現在、小学校4年生ですが、ある意味、教育費用が大きくかかる時期まで折り返しの地点に差し掛かり、先日、改めてかみさんと将来の教育資金について少し話し合いをしました。

具体的には、家計の余ったお金の内、教育費用として寄せておくお金を増額する方法を検討し、教育ローンや奨学金のほか、将来の結婚資金についても話し合いを行いました。

これは、佐藤家のキャッシュフローを見ての判断であり、会社員の皆さんのように年間収入のベースアップが当方も見込まれることから実行することができた対策方法となります。

世帯の状況はそれぞれ異なるため、たとえば、教育費用としてお金を寄せておくことが難しい場合、別の方法を検討して無理のないように確保しなければなりません。

ただ、今回改めて感じたことは、教育資金を確保する方法は、実にたくさんあるということです。

それらの選択肢から自分たちの家計状況や将来の展望に合わせたベストな選択肢を意思決定し実行することで、基本的にはどのような世帯も賢く教育資金を準備することができると私は考えております。

今、おかれている立場から必要な教育資金までの期間を再確認した中でこの残された時間を有効活用して教育資金を効率良く準備しておきたいものです。

ゴールデンウィークの最終日あたりにでも、ゆっくり休みながら一度、家計の資産配分がどのようになっているか将来のライフイベントを考えながら再確認してみることをおすすめ致します。


スポンサーリンク
スポンサーリンク