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子育てにお金の教養を伝えなければならないと真剣に感じた話

先日、安倍総理大臣が衆議院の解散を明言致しましたが、巷では、今回の解散の争点が何なのか不明確だといった批判が相次いでおります。

私個人としても、まったく同感であり、何をもって誰に投票したらよいのか道筋が見えていないというのが現状です。

おそらく、私だけではなく多くの皆さまが感じておられるように、政治家や自分たちの保身のことしか考えていないことがみえみえの政治と政策に対して不信感を抱いている方が多いと思いますが、今後、政治がクリーンになって多くの国民のために良い方向へ向かうことが考えられない中で、私は、自分の子どもたちに対して、今後、どのような悪い時代になったとしても、自分の力で生き抜いていくお金の教養を伝えなければならないと真剣に感じています。

私個人としては、子どもが将来就きたい職業に就くことが最も望ましいことだと当然に思っている一方で、どのような職業についたとしても、お金の専門家と呼ばれるFPでかつ上級資格であるCFPや1級ファイナンシャルプランニング技能士といった資格保有者に肩を並べる程のお金の教養を身に付けさせてやらなければならないと本気で思っています。

おそらく、これからの将来も引き続きこのような悪い時代がずっと続いていきますと、富裕層と貧困層の差がますます広がることが予測され、お金の教養を持たない者は残念ながら淘汰される時代になってくると非常に懸念しております。

話は変わりまして、先日、とある書籍を読んだ時に、「お金持ちのところにはお金が集まり、お金がないところにはお金が集まらないのはなぜなのか?」といったことについて、合理的な解説がなされているものを目にしました。

私は、この時、子育てにはお金の教養を身に付けさせ伝えなければならないと親としてFPとして真に感じました。

最近いつも感じるのですが、政治が良くなるには良い政治家が政治をやらなければならない中で、そんな他力本願なものに期待していても、自分の期待値はまったく上がらないと心底感じ、むしろ自らの力で稼いで資産形成した方が確実かつ安全だと思っています。

そんな考え方をはじめ、巷で頭が良いと言われる人が、持ち合わせていない「金融リテラシー」ってやつを私は、子どもたちにしっかりと伝えていくことを心に決めております。

上の子は、現在、小学校4年生ですが、将来は「大工」か「数学者」になりたいと言っており、だいぶギャップがあるよね!?って親としては感じているのですが、髪が金髪でひげを生やして、たばこを吹かしながら、チンピラみたいな兄ちゃんが、絶対知らねーだろ?っていうお金の教養を持ち合わせていたらものすごいギャップがあって面白いと勝手に妄想している自分が実はいまして、これもこれで悪くないと思っています。

数学者が金融リテラシーを持ち合わせているのは普通ですが、大工が金融リテラシー持ち合わせていたら、なんか面白いと思いませんか??

イメージ的には、こんな感じで、どんな仕事に就いたとしても私の子どもたちには、生きていくためのお金の知識と知恵をしっかりと伝えて自分で活かせる大人に育て上げたいと思っています。

医者の息子が医者になったり、社長の息子が二代目になるといった流れが定番化している中で、政治家の息子が政治家になるといったいわゆる世襲議員も多く、少なからず今後の経済も期待薄であるのは明らかでしょう。

FPの子がFPにならなくても、他のFPに匹敵するお金の教養を引き継いでくれればFPをやっている親としては大満足です。

お金があるところにお金を導いてあげるためには、土台がしっかりしていないといけないわけで、人生は一度きりでありますから、まだまだチャンスがある私個人としても、胸を張れるほどのものを築いて子どもの模範になりたいと思っています。


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