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【FXブログ】メキシコペソに関係する通貨ペアの特徴を知ると効率の良いトレードがしやすいと思えるわけ
日記

本ページでは、メキシコペソに関係する通貨ペアの特徴を知ると効率の良いトレードがしやすいと思えるわけを個人の主観でFXブログへ綴っていきます。

はじめに、メキシコペソという通貨を見聞きしたとき、多くの人は「メキシコペソ/円=MXN/JPY」を思い浮かべるのではないでしょうか?

同時に、スワップポイントが高い、1日を通じて大きな値動きがあまりないといったイメージを持っている人も多いと思います。

しかし、メキシコペソ/円に限らず、他のメキシコペソに関係する通貨ペアの特徴を知ることによって、より効率の良いトレードがしやすくなると私は感じています。

すべてのFX会社で取り扱いをしておりませんが、ここでは一例として「米ドル/メキシコペソ=USD/MXN」の特徴を中心にポイントを紹介します。

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【通貨ペア】米ドル/メキシコペソ=USD/MXNの主な特徴

「米ドル/メキシコペソ=USD/MXN」にはさまざまな特徴があるものの、その中でも大きな特徴として1日の値動きが大きいところにあります。

米ドル/メキシコペソは、いわゆる「ボラティリティが大きい」通貨ペアで、ここだけを見ますと、多くの人は、イギリスのポンド通貨をイメージされる人も多いかもしれません。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
私個人の主観としては、ポンドに関係する通貨ペアよりも米ドル/メキシコペソは、1日のボラティリティがさらに大きい通貨ペアだと感じています。

そのため、少額の投資であったとしても、短い時間や短い期間で大きな利益を得られやすいメリットがある一方、大きな損失(含み損)も抱えやすい特徴があります。

デイトレードやスイングトレードに向いている通貨ペア

FXのトレード手法は、人によってそれぞれ異なりますが、米ドル/メキシコペソは、デイトレードやスイングトレードを行っている人に向いている通貨ペアだと私は感じます。

この理由は、先もお伝えしましたように「ボラティリティが大きい」通貨ペアであるため、長い時間を有効活用することによって、この特徴を大いに活かせるからです。

とはいえ、実際、どのくらいの値動きをするのか?具体的に知りたい人や言っていることがよくわからないという人もいるはずです。

そこで、以下、米ドル/メキシコペソの日足チャートを紹介しながらポイントを簡単に説明していきます。

1日で3円以上=300pips以上の値動きも

上記画像で2023年10月3日の日足チャートを確認していきます。

この日のローソク足は、大陽線を付けていることが確認でき、それぞれ主要なレートは以下の通りです。

・始値:17.6619

・高値:18.0736

・安値:17.5985

・終値:18.0615

始値から終値の為替レート差は、0.3996(18.0615-17.6619)となっており、これをpipsに表すと、399.6pipsとなります。

つまり、この日は1日で3円以上=300pips以上の値動きをしており、仮に、スイングトレードによって前日以前から米ドル/メキシコペソの買いポジションを持っていた場合、1日で399.6pipsの含み益が生じたことを意味します。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
投資金額にもよるものの、1日で399.6pipsの含み益は相当デカイことはいうまでもありません。

pipsで表されても、実際の金額に置き換えたときに、どのくらいの金額になるのかを知りたい人は多いはずです。

そこで、次では「米ドル/メキシコペソ」へ私自身が実際に投じた運用結果を一部紹介しておきます。

【私のFXトレード結果】2023年10月度における米ドル/メキシコペソ

このブログは、2023年10月22日に作成し公開しております。

上記画像は、2023年10月1日から2023年10月31日までの1ヶ月間における米ドル/メキシコペソの運用結果を表しています。

画像のポイントを要約すると、2023年10月の米ドル/メキシコペソの運用結果は、現時点で18,930円の利益です。

なお、スワップポイントにおける損益が0円となっているため、すべてデイトレードによる結果ともいえます。

(私はスイングトレードをメインとしているため、たまたまそのような形になったと改めて感じました。)

せっかくですので、18,930円の利益詳細を参考情報として以下へ綴っておきたいと思います。

1.10月4日:12時7分(10lot=10,000通貨)新規投資

   10月4日:18時15分 指値決済(50pips)4,133円の利益確定

2.10月6日:15時7分(5lot=5,000通貨)新規投資

     10月6日:16時40分 指値決済(100pips)4,089円の利益確定

3.10月9日:11時57分(10lot=10,000通貨)新規投資

     10月10日:4時46分 成行決済(52pips)4,244円の利益確定

4.10月10日:10時50分(5lot=5,000通貨)新規投資

     10月10日:21時58分 指値決済(100pips)4,120円の利益確定

5.10月20日:22時44分(5lot=5,000通貨)新規投資

     10月20日:23時35分 成行決済(57.1pips)2,344円の利益確定

1~5の利益確定分をすべて合算すると18,930円となります。

成行決済による勝ち逃げも含め、時間をかけて利益をコツコツ積み上げるスタイルが私のFXトレードです。

また、スイングトレードをメインにしているため、予想とは逆の値動きをしたとしても十分すぎる余裕を持つために少額の投資をコツコツ行っています。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
金額に置き換えますと、先に紹介した1日399.6pipsの含み益は、少額の投資であったとしても大きな利益になることがわかるのではないでしょうか?

次では、引き続き米ドル/メキシコペソにおける大切な特徴を紹介していきます。

【注意点あり】売り注文とロールオーバーでプラスのスワップポイントが付与される

米ドル/メキシコペソは、売り注文を行い、ポジションをロールオーバーすることによって、プラスのスワップポイントが付与される特徴があります。

つまり、米ドル(USD)を売って、メキシコペソ(MXN)を買う取引を行うことで、決済するまでの間、プラスのスワップポイントが毎日得られます。

実のところ、先に紹介した10月度における5回のトレードは、すべて「売り注文」を行ったものです。

これには、簡単な理由があり、仮に、予想に反して逆へ為替レートが値動きしたとき、含み損を抱えてしまいます。

しかし、プラスのスワップポイントを得られることは後々、有利に働くと考えられるため、すべて「売り注文」を行っているのです。

時間をかけて、含み損が含み益になるのをじっくり待ちながら、プラスのスワップポイントを得られた方が得策だと思うため、私は基本的に米ドル/メキシコペソへの投資は「売り注文」をメインとしています。

ただし、今後の経済情勢による変化によって、アメリカおよびメキシコの政策金利も著しく変化した場合、必ずしも米ドル/メキシコペソを「売り注文」することによって、プラスのスワップポイントが得られるとは限らない点に注意が必要です。
佐藤 元宣
佐藤 元宣
スイングトレードを行う場合、投資をする通貨ペアのスワップポイントがプラスであることをしっかりと事前確認しておくことが大切です。

ここまでを踏まえますと、米ドル/メキシコペソのスワップポイントは、どのくらいもらえるのか?気になる人も多いはずです。

そこで次では、私が普段利用しているヒロセ通商のWEBサイトより、具体的な金額について紹介しておきます。

少ないスワップポイントであっても塵も積もれば山となる

まずは、あらかじめ前置きしておきます。

米ドル/メキシコペソの通貨ペアは、すべてのFX会社で投資ができるものではありません。

(米ドル/円のようにどこでもあたりまえに投資できない)

また、付与されるスワップポイントは、口座開設をして投資をするFX会社によって異なるほか、毎日付与される金額は変動します。

これを踏まえ、一例として2023 年 10 月 20 日(金)に付与された米ドル/メキシコペソのスワップポイントを簡単に紹介します。

参考:ヒロセ通商 LION FXスワップポイントより引用

上記画像より、2023年10月20日(金)は、1日分のスワップポイントが付与されていることがわかります。

また、米ドル/メキシコペソは、売り注文をした場合、1,000通貨あたり12.26円のプラススワップが付与されています。

一方、買い注文をした場合、1,000通貨あたりマイナス24.53円のスワップポイントが付与されていることも確認できます。

仮に、5,000通貨・10,000通貨を投じた場合のスワップポイントは、簡単に計算することができ、具体的には以下の通り。

・売り注文(5,000通貨):12.26円×5(5,000通貨は1,000通貨の5倍のため)=61.3円

・売り注文(10,000通貨):12.26円×10(10,000通貨は1,000通貨の10倍のため)=122.6円

・買い注文(5,000通貨):-24.53円×5(5,000通貨は1,000通貨の5倍のため)=-122.65円

・買い注文(10,000通貨):-24.53円×10(10,000通貨は1,000通貨の10倍のため)=-245.3円

1日あたりのスワップポイントが少額であっても、決済するまでの時間が長ければ長いほど、スワップポイントが蓄積されます。

なお、FXのリアルトレードにおいて、スワップポイントが常に同額といったことはありません。

ただ、上記計算例を踏まえ、仮にスワップポイントが変化せず、30日(約1ヶ月)間に渡って決済しなかった場合、以下のお金が含み損益として計上されます。

・売り注文(5,000通貨):12.26円×5(5,000通貨は1,000通貨の5倍のため)=61.3円

 61.3円×30日=1,839円(含み益)として利益に加算

・売り注文(10,000通貨):12.26円×10(10,000通貨は1,000通貨の10倍のため)=122.6円

 122.6円×30日=3,678円(含み益)として利益に加算

・買い注文(5,000通貨):-24.53円×5(5,000通貨は1,000通貨の5倍のため)=-122.65円

 -122.65円×30日=-3,679円(含み損)として利益から減算

・買い注文(10,000通貨):-24.53円×10(10,000通貨は1,000通貨の10倍のため)=-245.3円

 -245.3円×30日=-7,359円(含み損)として利益から減算

長い時間をかけてまとまった利益を得ることができたとしても、マイナスのスワップポイントは、利益を圧縮してしまいます。

これでは、時間効率が悪くなってしまうため、私はたとえ少額であったとしてもプラスのスワップポイントが得られるようなトレードを心掛けているわけです。

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おわりに(独立系FPとして物価高や家計のお金に対して思うこと)

このブログを作成・公開した2023年10月22日現在において、大きな円安相場による物価高が家計のお金を厳しくしている1つの要因といえます。

毎日の生活に欠かせない食料品・日用品・ガソリンなどの燃料費がすべて高騰している中、収入が増加しない人も多いはずです。

私が住んでいる秋田県秋田市では、これから冬が到来することによって、ガスや灯油、電気代など、暖房にかかる費用がさらに増加してしまいます。

このように、ごくあたりまえの日常生活を送る上で、費用負担が増してしまうことは、家計支出がさらに増加し、より窮屈な生活を強いられるともいえるはずです。

そのため、たとえ少額であったとしても、収入を今よりも増加させるために、自分の時間とお金を活用した資産運用はとても大切だと私は感じています。

ほんの少しの利益であったとしても、家計負担が増した補填として充てられるお金を継続して得られることは、今だけでなく、将来的に安心できる1つのきっかけにもなるでしょう。

このような厳しい状況が、今後すぐに良くなるとは考えにくいからこそ、改めて家計対策として何を行うのが自分たちに望ましいのか考えて実行することも大切なのではないでしょうか?

このブログでは、米ドル/メキシコペソの特徴を紹介しました。

ただ、数多くの通貨ペアには、それぞれ良い特徴と悪い特徴があるため、各々の特徴を理解し活かしながら時間とお金に働いてもらうことによって、強制的に強いられている費用負担を自ら補填できるように努めていきたいものですね。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
私は病気やさまざまな理由で仕事ができなくなったとしても、生涯に渡ってFX(為替取引)と付き合っていくことは確かです。新NISAもスタートが間近に迫っており、自分の収入や資産をいかに効率よく増やしていくのが望ましいのか?本気で考える必要性があると下世話ながら独立系FPとして感じます。

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