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【秋田県のCFP認定者ってほんと少ないんだなあ】とか【株価の推移】とか良し悪しを独立系FPとして感じた話

本日、令和4年6月8日です。

昨日、日本FP協会から6月の会報誌が届き、その中に同封されていた資料にCFP認定者の数や日本国内と米国の株価の推移が記載されたものがありました。

この資料を見て、「秋田県のCFP認定者ってほんと少ないんだなあ」とか「株価の推移」など良し悪しを独立系FPとして感じたことをブログに綴っていきます。

秋田県のCFP認定者ってほんと少ない

はじめに、日本FP協会が会報誌に同封した資料によると、2022年1月1日時点において、CFP認定者およびAFPの人数は全国で24,064人いるとされています。

このうち、秋田県のCFP認定者は「59人」でAFPは「487人」です。

都道府県別に見て比較しても秋田県内のCFP認定者は少ない傾向にあります。

実際、CFP認定者になるためには、6つのCFP資格審査試験をすべて合格し、かつ、CFP認定者になるための講習(研修)を受講し終えなくてはなりません。

加えて、資格を取得するまでに時間・手間・お金がかかるだけでなく、毎年、年会費がかかるなどの理由もあることから、費用対効果を考えたとき、CFP認定者になることにメリットを見出せない人も少なくないでしょう。

あくまでも人の考え方や価値観による違いはあるものの、CFP認定者であることによって、仕事の依頼が入ったり、仕事を受注しやすいメリットは独立系FP事務所を開業してて直接感じるメリットだと私は思います。

(昨今では、資格を保有しているという肩書ではなく、実際、FP実務に精通している人へ仕事を依頼する傾向になってきている)

ここに至るまで、時間・手間・お金がかかるといったデメリットもありましたが、総合的にみたとき、メリットの方が大きいのではないかとも思います。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
FPの資格を活かして収入を得るのであれば、CFP資格はあった方が得策だと思います。

日本国内とアメリカにおける30年間の株価推移をみて独立系FPとして感じたガチンコな話

日本国内とアメリカにおける30年間の株価推移は、一言で一目瞭然です。

上記図は、30年間の株価推移のうち、2010年あたりから2022年までを表しているものです。

日本国内の株価は、ほぼ「横ばい」になっているのに対してアメリカの株価は「上昇」していることがわかります。

30年間という長い期間でみたとき、日本の株価は30年という長い期間があったのにも関わらず、横ばい傾向、アメリカの株価は大きく上昇しているのです。

ここで、30年間という長い期間を簡単にイメージします。

生まれたばかりの子どもであれば、成人して社会人になっていることが考えられます。

結婚して子どもが授かり、親になっていることも十分考えられるでしょう。

良くも悪くも人は、長い年月を経過することで大きな変化や成長を遂げているはずです。

このように簡単にイメージしたとき、日本国内の株価は、30年間に渡ってほぼ横ばいである傾向について、みなさんはどのように感じるでしょうか?

良くも悪くも成長していないわけで、私個人としては、この長い時間を無駄にしているとしか思えません。

今後も成長が見込めない要素が多いと感じる中で、日本国内の株価が絡むものへの投資にメリットがあるのか?本当に疑問を抱きます

需要の多い資産形成と資産運用を株価の推移から考える

当事務所へ相談に来るお客様の属性として、子育て世帯、かつ、20代から40代が圧倒的に多い傾向があります。

加えて、将来の資産形成や資産運用についての不安や疑問を多くのお客様が抱えている共通問題がある印象も持っています。

最近では、ネットやさまざまな媒体から将来の資産形成や資産運用についての情報を仕入れ、たとえば、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めている人も多くなっていると思われます。

このとき、先に紹介した株価の推移をみたとき、日本国内よりもアメリカをはじめとした海外への投資の方が、将来の資産形成がうまくいく期待が高いといえそうです。

たとえば、株式投資信託を買付するのであれば、日本国内を投資先とした投資信託よりも海外を投資先とした投資信託の方が将来的にリターンを多く得られる可能性があるというイメージです。

ちなみに、このように言い切る大きな理由の1つとして、日本国内の株価は30年間という長い期間に渡って横ばい傾向だからという理由があります。

FX(外国為替証拠金取引)を行っている私からすると、30年間の日本国内の株価推移は、横ばい=レンジ(保ち合い)相場と考えます。

横ばい=レンジ(保ち合い)相場は、価格の上げ下げを繰り返し、要は行ったり来たりする特徴があり、大きく上昇や大きく下落するトレンドが発生していない相場です。

つまり、大きな値動きがない分、資産が成長しにくく大きなリターンを得られにくいことを意味します。

ちなみに、株式投資やFXを行っている人はあたりまえに知っていることなのですが、レンジ相場は基本的に静観しトレンドが出るのを待つほうが望ましいとされています。

したがいまして、トレンドが生じていない日本国内の株価に連動するものへ投資した場合、思い描いた資産形成を実現するのが難しくなるかもしれません。

実際、30年間という長い期間に渡って成長できていない日本国内の株価が、今後20年から30年後、成長する見込みがあるのか?

ネガティブな要素しかなく、私たちの生活が豊かになる兆しは一向に見られないことを踏まえますと、私個人としては、国内株価が上昇する理由を具体的に知りたいというのが本音です。

上昇トレンドに乗ったほうが楽

アメリカの株価は上昇トレンドになっていることが容易にわかります。

株式投資やFXをしている人はあたりまえに知っている「ダウ理論」ですとか、「押し目買い」といったテクニカル分析の要素を考慮すると、教科書通りのきれいなチャートになっていることも確認できます。

2022年のみ短期的な目線で見ますと、株価が下降しているものの、ロシアとウクライナの戦争にかかるファンダメンタルの影響やその他の一時的な要素なのではないかと思われ、どちらかといえば調整の下降で、再び上昇傾向に転じるのではないかと思われます。(ダウ理論とか押し目買いを考えた場合)

2020年は、新型コロナウィルスが流行し、株価や為替相場が大きく乱高下しましたが、一過性のもので結果として上昇に転じ、実際、この時期に投資をしていた人は身をもって経験しているはずです。

売りと買いが激しくなるトレンドであるからこそ、資産は大きく成長する期待が持てるわけですし、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった積立投資を活用した長期の資産形成は、下落から上昇へ転じたときのリターンが大きくなりやすく、無理なく小さなリスクで始められるメリットもあります。

今後、世界や日本の経済がどのように成長するのかわかりませんが、とにかく成長が期待できるものへ投資をすることが資産運用および資産形成がうまくいくために必要なことです。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
将来の資産形成をする目的がある場合、私は迷うことなくアメリカを中心とした海外へ投資します。(実際そうしている)

おわりに

ネットのニュースやテレビのニュースを見ますと、一時的に株価が上がったり下がったりしたことに対して、後付けのそれらしい理由をつけて報じています。

はっきり言って「あほくさい」と思っています。

加えて「だから何?どうした?」とも付け加えておきましょう。

何がいいたいのかと申しますと、長期的に資産を形成して充実したライフプランを求めているお客様を相手にしているFPからしますと、いちいち一過性のことで騒ぐんじゃないよってこと。

そして、ライフプランですとか将来の資産形成を考えるとき、30年間を費やした日本の株価推移のような横ばいじゃダメ。

「時間」という誰にでも平等で、大切な財産を賢く活用することで、大切なお金を大きく成長させ、思い描いたライフプランを実現できるきっかけになるということ。

言葉は荒かったのですが、心から率直に感じた話とか想いを込めてブログへ綴ったため、良い意味でユーザーのみなさんへ伝わればありがたいです。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
資産運用・資産形成・将来のことなど、再確認するきっかけになればと思っています。

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