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【重要なマネープラン】FP相談の予約対応で作成したライフイベント表について独立系FPが改めて感じたこと

先日、当事務所へ新規のお客様よりFP相談のお問い合わせがきました。

お問い合わせ内容から、お客様が相談したい内容や解決したい内容を確認し、合わせてFP相談の事前準備としてお客様の家族構成や基本情報を確認しました。

この情報を基に、ライフイベント表を作成したとき、改めて今後のマネープランを検討する上で「ライフイベント表」の作成は重要だと感じました。

今回は、このライフイベント表について改めて感じたことを綴っていきます。

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ライフイベント表ってどんなもの?

ライフイベント表は、家族全員の現在年齢から何年後にどのようなライフイベントがあるのかを一目で示した表のことをいいます。

出典:日本FP協会 便利ツールで家計をチェック 将来のイベントと費用を考える ライフイベント表より引用

上記画像のように、現在の家族年齢を入力し、1年後・2年後といったように年数が経過したとき、何年後にどのようなライフイベントがあるのか一目でわかります。

家族のライフイベントがあらかじめわかっておりますと、それに向けて必要になるお金について、マネープランを合理的に立てやすくなります。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
ライフイベントは、高校進学・大学進学・結婚・定年退職・年金支給開始など、家族の大きな出来事と考えるとわかりやすいです。

ライフイベント表の効果的な使い方

繰り返しとなりますが、ライフイベント表を作成しますと、家族にとって重要なライフイベントが何年後にあるのか一目でわかります。

そのため、たとえば、子どもの教育資金準備をはじめ、住宅ローンの返済計画、老後資金準備など、ライフイベント表の情報は将来のマネープランを立てる上で重要な役割をはたします。

一例となりますが、仮に、住宅ローンの返済をしている人が、公的年金が開始になる前にこのローンを完済しておきたいと考えていたとしましょう。

このとき、ライフイベント表を作成した結果、年金開始までに残り「20年」あって、20年後の残債が「500万円」だったとします。

単純計算となりますが、これらの情報より、20年で500万円のお金を準備できれば、自分のニーズを満たすことができますよね?

そして、ニーズを満たすためのマネープランをどのようにして立てたらよいのか?を考え、実行すればよいわけです。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
将来のマネープランを考え、実行する上でライフイベント表の作成と情報を知ることが大切なのです。

家族構成によっては、複数のライフイベントが重なる場合も

家族構成によっては、複数のライフイベントが重なる場合が普通にあります。

わかりやすい例としては、複数の子どもの進学時期が重なる場合です。

たとえば、1人目の子どもが大学進学する時期と2人目の子どもが高校へ進学する時期が重なった年があったとします。

このとき、2人の子どもがいずれも「私立の学校」へ進学することになったとしたらどうでしょう?

少なくとも予定外の多くの出費になるだけでなく、今後、数年間にかかるお金の負担は重いものになることが誰でも簡単に予測できるはずです。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
ライフイベント表の情報から、このような想定外のことが起こってしまった場合も視野にマネープランを立てておくことが大切ですよね?
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将来のお金について気になる人はライフイベント表の作成を

ライフイベント表を作成することで、自分たち家族にとって、いつ、どのようなことがあるのか簡単に知ることができます。

そのため、将来のお金について気になる人は、まず、自分たちのライフイベント表を作成してみてはいかがでしょうか?

ライフイベント表を作成するのはとても簡単ですし、日本FP協会では、ライフイベント表を作成するツールを無料で公開しています。

参考:日本FP協会 便利ツールで家計をチェック

上記リンクよりライフイベント表をダウンロードして作成することができます。

また、作成方法もダウンロードしたPDFもしくはエクセルで確認できます。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
ライフイベント表を作成した結果、将来のマネープランに疑問や不安を感じたときは、当事務所へのお問い合わせやご相談をお待ちしております。ぜひ、よろしくお願いします。

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