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【負担軽減で効率アップ!】FXでIF-OCO(イフオーシーオー)注文のやり方を知ると効果的な理由

本ページでは、FXでIF-OCO(イフオーシーオー)注文のやり方を知ると負担軽減され効果的な理由を紹介します。

はじめに、FXで「買い」や「売り」の注文をする方法にはさまざまな方法があります。

そのため、あらかじめFXを始める前に、これらの注文方法を一通り知らなければならないと考えている人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、あくまでも個人の主観ではあるのですが、FXの注文方法は、すべてを知る必要はありません。

むしろ、自分のトレードスタイルや生活スタイルに合わせて効果的なものを活用することが大切だといえます。

これらを踏まえ本ページでは、FXの注文方法のうち、負担軽減され効果的なIF-OCO(イフオーシーオー)注文についてわかりやすく紹介していきます。

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【負担軽減で効率アップ!】FXのIF-OCO(イフオーシーオー)注文とは

まずは、IF-OCO(イフオーシーオー)注文とはどのような注文方法なのか?を簡単に紹介します。

IF-OCO注文は、IF-DONEとOCOを組み合わせた注文方法です。新規注文を出すと同時に、2つの決済注文(利益確定注文、損失限定注文)を出すことができる注文です。決済注文は、片方の決済注文が約定すると、もう一方の注文はキャンセルされます。

出典:ヒロセ通商 IF-OCO注文とは?より引用

IF-OCO(イフオーシーオー)注文は、自分が「買い」または「売り」で注文したい為替レートに達したとき、新規で発注される注文方法です。

このとき、新規で発注されるだけでなく、利益確定注文(指値)と損失限定注文(逆指値)も合わせて設定することができ、とても便利な注文方法になります。

率直に、上記の解説だけではイメージがしにくいと思います。

そのため、以下、画像を用いながら流れに沿って解説を進めていきます。

出典:ヒロセ通商 IF-OCO注文とは?より引用

上記画像より、現在の為替レートは「101円」です。

このとき、いったん為替レートが下がって、再度、上昇すると予測したものとします。

このように予測したとき、画像の例では為替レートが「100円」に達したときに新規で「買い」注文が入るようにIF-OCO(イフオーシーオー)注文を行います。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
IF-OCO(イフオーシーオー)注文は、自分が思い立ったときにいつでも予約注文をすることができます。

同時に、為替レートが「102円」に達したときに利益確定注文(指値)を設定し「99円」に為替レートが達したときに損失限定注文(逆指値)を設定しています。

仮に、1,000通貨の投資を行った場合、予想通りに為替レートが102円まで推移したとき、利益は2,000円です。

一方で、予想に反して為替レートが99円まで推移した場合、損失は▲1,000円です。(5,000通貨だと5倍、10,000通貨だと10倍に損益が変動します)

この新規注文から決済までの一通りの流れがIF-OCO(イフオーシーオー)注文となります。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
では、どのようなケースでIF-OCO(イフオーシーオー)注文を使うと良いのか?次項で効果的な使い方を紹介します

【なぜ負担軽減される?】IF-OCO(イフオーシーオー)注文の効果的な使い方を知ろう

IF-OCO(イフオーシーオー)注文の効果的な使い方を知ると負担軽減される理由は、チャートを頻繁に見る必要がないところにあります。

たとえば、私のように普段からスイングトレードを行い、時間をかけてまったりトレードしている場合、チャートを頻繁に見ることはありません。

そのため、チャートを頻繁に見て負担がかかるといったこともありません。

ただし、チャートを頻繁に見ないからこそ、ここぞといったチャンスを逃してしまう可能性も否めません。

しかしながら、そのチャンスを逃さないようにするためにIF-OCO(イフオーシーオー)注文は効果的です。

要は、チャンスと思える(予測できる)為替レートに達したときに、IF-OCO(イフオーシーオー)注文によって新規注文が入るようにしておけばよいわけです。

これによって、チャートを頻繁に見て負担がかかるトレードを避けられ、かつ、自分のチャンスをものにしやすい大きな効果が得られるのです。

また、仕事中、就寝中、食事中など日常生活をイメージしてみてください。

これらの時間にチャートを見てトレードするのは現実的に難しいですよね?

もちろん、無理に時間を割いて行うこともできるでしょうが、過度な負担がかかったり、生活リズムが崩れてしまう要因になりますよね?

このような時間帯に、無理せず、チャンスを逃さない注文方法がIF-OCO(イフオーシーオー)注文です。

加えて、無駄な投資(ポチポチ病)を避けられ、根拠を持ったトレードができる結果につながる効果も得られます。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
時間をかけて行うスイングトレードとIF-OCO(イフオーシーオー)注文は、いずれも余裕が持てるだけでなく簡単でおすすめできる方法です。

【FX会社によって異なる】IF-OCO(イフオーシーオー)注文のやり方と注意点

IF-OCO(イフオーシーオー)注文は、FX口座を開設しているFX会社だけでなく、注文媒体がパソコン・スマートフォン・タブレット端末などによってやり方が異なります。

そのため、IF-OCO(イフオーシーオー)注文を行ってトレードをしてみたい人は、口座開設しているFX会社のWEBサイトからやり方を確認するようにしてください。

なお、IF-OCO(イフオーシーオー)注文を行う際、細心の注意を払っておくべきことについて合わせて紹介します。

【1つ目の注意点】注文ミスによって両建てにならないように注文しましょう

IF-OCO(イフオーシーオー)注文は、自分がお金を投資したい為替レートに達したとき、注文を入れられる便利な方法です。

このとき「買い」も「売り」も、どちらも注文できるものの、注文ミスは確実に避けなければなりません。

特に、1つの通貨に対して「買い」も「売り」も注文している「両建て」には細心の注意が必要です。

なぜならば、注文ミスによって「買い」または「売り」の投資したお金が全部決済されてしまう可能性があるからです。

仮に、両建てを「あり」にしていた場合、上記のような問題は生じません。

しかし、たとえば、買いポジションを持っている状態で「売り」注文を出し、かつ、両建て「なし」にしていた場合、すでに保有している買いポジションはすべて決済されてから「売り」注文が入ってしまいます。

これによって、意図しない決済や意図しない損失を確定させてしまうことがあるため、この点には細心の注意が必要です。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
IF-OCO(イフオーシーオー)注文をする際、必ず「買い」または「売り」のいずれかを選択します。この選択ミスは確実に避けるようにしましょう

【2つ目の注意点】指値と逆指値のレート設定は必ず行いましょう

重複しますが、IF-OCO(イフオーシーオー)注文は、自分がお金を投資したい為替レートに達したとき、新規注文を入れることができます。

これに加え、利益確定注文(指値)と損失限定注文(逆指値)も合わせて設定できることをすでに紹介しています。

このとき、利益確定注文(指値)と損失限定注文(逆指値)は、どちらも必ず設定するようにしてください。

なぜならば、注文が確定した後(現実に注文が実行されて投資した後)に、追加で利益確定注文(指値)や損失限定注文(逆指値)を合わせて設定することができないからです。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
ここ、本当に重要です。

なお、設定した利益確定注文(指値)と損失限定注文(逆指値)のレートは、後から自由にレートの設定変更することができます。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
確実な利益確定の確保、万一のリスクに備えた損失限定のいずれも確保することが極めて重要です。とにかく、指値と逆指値の設定は必ずするようにしましょう

【3つ目の注意点】より確実に注文を入れるには注文したいレートに多少の幅を持たせるようにしましょう

IF-OCO(イフオーシーオー)注文は、常にチャートを見たり、日常生活を営んでいるときを問わず、指定レートに達することで注文が実行されます。

このとき、できる限り確実に注文が実行されるようにすることがとても大切です。

先に紹介した上記画像を基に、為替レート100円から102円に上昇したものとして考えてみます。

画像では、IF-OCO(イフオーシーオー)注文をレート100円で「買い注文」していることがわかります。

このまま注文が実行されて予想通りに値動きした場合、何の問題も生じません。

しかし、為替レートが100.100円まで下げて、そこから102円まで上昇したとしたらどうでしょう?

結果、指定レート100.000円にわずか届かずに、せっかく行ったIF-OCO(イフオーシーオー)注文が実行されないことになります。

このようになりますと、予想があたっていただけに、くやしい思いをしてしまうのは、おそらく私だけではないでしょう。

そして、このようなことが現実的にあり得るのは確かです。

そのため、あくまでもチャート分析が重要と前置きし、今回の例ですと、100.150円や100.100円など、本来注文したいレート100.000円に多少の幅を持たせるようにすることがポイントです。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
トレード手法や考え方による違いはあるものの、デイトレード・スイングトレード・ポジショントレードなど時間をかけてトレードする場合、多少の値幅を気にすることなく余裕を持った注文を行うようにしたいものです。
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【おわりに】IF-OCO(イフオーシーオー)注文を有効活用するためにはチャート分析が欠かせない

IF-OCO(イフオーシーオー)注文は、日常生活をしながらトレードする上で、とても便利で効果的な注文方法です。

また、常にチャートを見たりする必要もありませんし、さまざまな負担を軽減することができる注文方法であることもご理解いただけたと思います。

ただ、IF-OCO(イフオーシーオー)注文を有効、かつ、効果的に活用するためには「チャート分析」が欠かせません。

チャート分析を行い、どの為替レートまで達したら投資をするのか?どこから投資をしたら利益を多く得られる期待値が高くなるのか?

為替相場の予測があたる、はずれるといったことではなく、これらの判断を自分でできなければ「自分で納得し根拠の持てるトレード」をすることはできません。

そのため、IF-OCO(イフオーシーオー)注文を知りつつ、チャート分析するスキルを身につけ、磨き続けることがとても大切といえます。

人によって、チャート分析のために使うテクニカル指標はそれぞれ異なりますが、私は「ボリンジャーバンド」を使っています。

さまざまなテクニカル指標を使ってみた結果、私の場合は、ボリンジャーバンドが最も自分のトレードに合っていると感じたからです。

関連記事:佐藤元宣FP事務所【売り?買い?】FXでボリンジャーバンドの見方・使い方を知るとトレンド転換が簡単に予測しやすい理由

テクニカル指標に悩んでいる人やどのテクニカル指標を使ったらよいのか迷っている人は、参考情報の1つとして、上記関連記事を合わせて読み進めてみてはいかがでしょう。

最後に、当事務所では、お試しサービスとしてFXスイングトレード講座を1ヶ月間に渡って低価格でサービスを行っています。

リアルタイムで値動きするチャートを見ながら、オンラインまたは対面形式でFXトレードに必要な基本を学ぶことができます。

少しでも収入を増やしたい、副業として取り入れしてみたい、将来のことを考え、いつでも自分で収入を得られるスキルを身につけてみたい。

上記、何かしらの想いを抱えている人は、1つの参考・手段としてFXの基本を学んでみてはいかがでしょう?

関連記事:佐藤元宣FP事務所【低価格でサービス】手軽に始められる「1ヶ月間お試しFXスイングトレード講座」をまずはご検討ください

私自身、楽しみながらFXに取り組んでおり、FXの魅力や新しい発見を講座の中で見つけられるのではないか?と思っています。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
上記の関連ページも含め、FX初心者向けにさまざまなFXコンテンツを公開しておりますので、ぜひ、ご覧いただければと思っております。

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