先日、リタイアメントプランにかかるFP相談の依頼があり、直接お会いしてファイナンシャルプランニングを実行しました。
当事務所への相談は初めてのお客様でしたが、サービス対応に満足いただき、その結果、レビュー(お客様の声)をいただくことができました。
実際のレビュー(お客様の声)内容は、以下、当事務所のお客様の声ページに掲載しております。
内容が気になる方は、上記リンクより「秋田県秋田市S様60代女性FP相談(スポット型)」を参照していただければと思います。
今回のリタイアメントプランにかかるFP相談を振り返って
今回対応をしたリタイアメントプランにかかるFP相談を簡単に振り返ってみます。
はじめに、資産状況や負債状況に何ら問題がない場合であったとしても、漠然としたお金の不安を抱くお客様はおられることを改めて感じました。
そして、当事務所のような金融商品などを販売しない「非販売系の独立系FP」に対して、対価を支払ってでも現状および将来のお金と流れを確認しておきたい需要があることも感じることができました。
今回は、特別対応として「簡単なキャッシュフロー表」をお客様の前で直接作成し、それを基に抱えている懸念に問題があるのか?ないのか?について、根拠のある回答をしました。
ちなみに、特別対応をした理由として、今回のお客様のニーズを満たすには、「簡単なキャッシュフロー表」から得られる情報を提供することが最も望ましいと判断したからです。
目に見えるお金の流れを現状から将来まで大まかに知れて、その内容について良いのか悪いのかを専門家目線で説明を受けることは、お客様にとって有意義なものになることは確かでしょう。
口先だけではないギブアンドテイク
当事務所は、お客様との信頼関係の構築はもちろんですが、良好なギブアンドテイクの関係も築けるように努めています。
今回相談されたお客様は、相談後にお客様の声(レビュー)を書いてくれたほかに、直筆のお手紙もいただきました。
その手紙には、今回相談されなかった内容が含まれており、その内容について、明確な答えを知りたいことが読み取れました。
具体的には、とある税制の特例措置について自分が該当になるのかどうか?
仮に、該当する場合、必要な書類や手続きなどが自己判断できないといったものです。
私が逆の立場であったとき、できる限り早く明確な答えを知りたいと思います。
今回のお客様は、対価を支払ってでも相談したい旨、手紙に書かれておりましたが、私は即時無償電話対応で疑問についての回答をしました。
これは、お客様の声(レビュー)を書いてくれたほかに、直筆のお手紙をいただいたお礼です。
私からしますと、負担のかからないちょっとしたサービスであり「口先だけではないギブアンドテイク」だと思っています。
過去の苦い経験
一昔前は、FP相談後のお客様がちょっとした疑問や質問があったとき無償対応をしておりました。
しかし、悪い表現であることを前置きし、「短い期間で何度も何度も相談があり、度が過ぎる」「対価を支払わない」といった自分本位のお客様がいます。
これですと、せっかくの信頼関係が構築しにくいだけでなく、良好なギブアンドテイクの関係も築けませんよね?
このような過去の苦い経験から、今では、アフターフォローをしない「線引き」をしています。
ただし、今回のように双方にとってメリットが得られるようなことであれば、無償であったとしても私は引き続き対応したいと思っています。
今回綴った一通りのことについて、大いに理解できるお客様であれば、きっと良好な関係を築き、良質なサービスを提供できることでしょう。
その一方で、何か考え方が違う、理解できないといったお客様の場合、残念ながら私とは合わない人だと思います。
いずれにしましても、これからお声がけをいただけるお客様に対して、引き続き最適なサービスを提供していけるように努めていきたいと感じています。