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独学でファイナンシャルプランナー(FP)に合格するためには試験日までの対策が大切

本ページでは、独学でファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に合格するために必要な試験日までの対策方法について紹介しています。

はじめに、筆者は、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験について、国家資格・民間資格を問わず、すべて独学で合格し、現在、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)として事務所を開業しています。

これからファイナンシャルプランナーの試験を独学で合格していきたいと考えているユーザーの皆さんにとってみますと、実際に独学でファイナンシャルプランナーの資格試験に合格した人の試験対策に興味があることは当然だと思います。

そこで本ページでは、これからファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に独学で合格を目指しているユーザーの皆さんを対象に、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に合格するために必要な試験日までの対策方法について紹介していきます。

なお、本ページは、令和元年12月4日に作成したものではございますが、作成日や受験をする難易度(級)を問わず、実際の試験日までの対策方法として活用できるものと筆者は感じておりますので、ぜひ、最後まで読み進めていただければと思います。

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独学でファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に合格するために必要なこと

独学でファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に合格するための試験日対策をお伝えする前に、まずは、筆者が考える独学でファイナンシャルプランナー(FP)に合格するために必要なことを簡単に紹介します。

1.受験するファイナンシャルプランナーの試験日に対応したテキストで必ず勉強すること

2.過去問題をひたすら解いて試験になれる対策をとっておくこと

3.間違えた問題は、必ず復習しあいまいにしておかないこと

4.得意分野を見つけ、磨きをかけること

5.高を括らないこと

6.試験日までの体調管理を怠らないこと

上記6つの項目は、いずれも重要なことだと筆者は考えており、当然のことながら、これら6つのことを筆者自身がしっかりと守ったことは言うまでもありません。

それぞれの項目は、具体的にどのようなことなのか、もう少しわかりやすく紹介していきます。

1.受験するファイナンシャルプランナーの試験日に対応したテキストで必ず勉強すること

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験は、試験日において施行されている法令に基づいて解答をすることが求められます。

たとえば、平成27年9月に実施される試験であれば、平成27年4月1日現在の法令に基づいて解答するように求められるといったイメージです。

そのため、受験するファイナンシャルプランナー(FP)の試験日に対応しているテキストを選んで勉強をしていなければ、独学で合格するためのスタートラインにすら立てていないと言っても過言ではありません。

テキスト選びは、独学でファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に合格するために重要な事項にあたり、たとえば、古本屋さんで安い昔のテキストを購入するといった勉強のしかたは絶対に避けなければなりません。

2.過去問題をひたすら解いて試験になれる対策をとっておくこと

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験は、過去問題に似た形式で出題されます。

そのため、過去問題をひたすら解いて、本試験になれる対策をとっておくことが極めて重要です。

筆者の場合は、少なくとも過去3年分の過去問題を3回に渡って繰り返して本試験になれる対策をとって試験に臨みましたが、以下、当事務所が公開している記事も合わせて読み進めていただくのも良いと思います。

FP資格を独学で取得し独立したファイナンシャルプランナーの勉強方法をあますことなく紹介

3.間違えた問題は、必ず復習しあいまいにしておかないこと

過去問題をひたすら解いていきますと、当然のことながら間違える問題が出てくることになりますが、間違った問題は、必ず復習しあいまいにしておかないことが大切です。

あくまでも筆者個人の経験や感覚によるものとなりますが、独学で勉強して本試験に臨んだときに、このようなあいまいにしていた問題がピンポイントで出題され、「あの時しっかりやっておけばよかった」と思うのだけは避けるようにしておきたいものです。

4.得意分野を見つけ、磨きをかけること

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験では、6つの分野がバランスよく出題されることになりますが、自分の得意分野を見つけ、磨きをかけることが独学で合格するための近道です。

試験日までの限られた勉強時間の中で、合格点に達するための対策は必須となりますが、すべての分野をすべて完璧に仕上げるのではなく、得意分野を見つけて磨きをかけることで、常に合格点に達する点数を取れているような状態を作りだしておくことが極めて重要になるわけです。

60点を取っても100点を取っても合格は合格なのです。

高得点を取るのではなく、合格点に達し、合格することが最重要であることを理解した上で、試験対策をすることが大切と言えます。

5.高を括らないこと

過去問題をたくさん解いて常に合格点に達するようになりますと自信がつきます。

ただし、自信がつくことと油断することは全くの別物です。

筆者は、業務の中でFP資格試験の講座をマンツーマンで行っておりますが、実際の生徒さんの中で「自信」を「過信」し、本来ならば合格できる実力があるのにも関わらず落ちてしまった人もいます。

たとえば、学科試験は大丈夫だから実技試験だけやる、ですとか、実技試験は大丈夫だから学科試験だけやるといった勉強方法はいけません。

高を括りますと足元をすくわれることになるのを肝に銘じておく必要があると言えるでしょう。

6.試験日までの体調管理を怠らないこと

本試験に体調管理が万全でない場合、本来の実力が思うように発揮されないことがあります。

なお、ここで言う体調管理とは、肉体的なものも精神的なものも含まれます。

試験日当日に風邪をひいたりするのはもちろん、様々な精神的な不安が払しょくされている状態で本試験に臨むことが大切です。

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験日までの対策

独学でファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に合格するために必要なことを6つの項目に分けて、筆者の考えをお伝えさせていただきました。

ここからは、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験日までの対策について、個別に筆者の考えを紹介していきます。

なお、本ページを作成するきっかけになったのが、ファイナンシャルプランナー(FP)の試験日まで概ね2ヶ月くらいだったこともあり、紹介の順番が多少前後しますことをあらかじめご留意いただければと思います。

試験日まで残り2ヶ月近くある場合の対策方法

ファイナンシャルプランナー(FP)の試験日まで残り2ヶ月近くある場合、少なくとも過去3年分の過去問題を1回は解いておく必要があります。

受験するファイナンシャルプランナーの試験日に対応したテキストを一通り読み終え、まずは、過去問題にチャレンジしてみることが大切であり、本試験がどのような感じで出題されるのか雰囲気を感じ取っておきましょう。

ちなみに、本ページの冒頭で、本ページは、令和元年12月4日に作成したものであることをお伝えしておりますが、次回の試験日は令和2年1月下旬でありますから、現時点で過去3年分の過去問題を1回は解いておくことが望ましいといったイメージになります。

たとえば、ファイナンシャルプランナー(FP)の2級と3級の試験は、1年間に3回あることを踏まえますと、少なくとも「3回×3年分で9つの過去問題」を解いておく必要があることを意味します。

また、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験は、学科試験と実技試験に分けられているわけであり、いずれも解くとなりますと、それなりに時間を要することがご理解できると思います。

そのため、試験日までまだまだ時間がありそうなイメージを持たれるユーザーの皆さまもおられると思いますが、より確実に合格へ近づくには、悠長なことを言っている余裕なんてないと筆者は感じます。

ちなみに、筆者自身もそうだったのですが、おそらく最初は、合格点に達しなかったり、よくわからないのは当然です。

しかしながら、後々の試験日対策を考えますと、ここから過去問題に取り掛かっておくことが極めて重要になると筆者は改めて感じます。

毎日勉強できないことを視野に入れておく

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に独学で合格をするために学習計画を立てられるユーザーの皆さまもおられると思いますが、残念ながら計画通りに進むというのは「ほんの一握りの人」であると筆者は思います。

筆者個人は、詳細な学習計画を立てることはありませんでしたが、前項で紹介した「試験日まで残り2ヶ月近くある場合の対策方法」と次項で紹介する「試験日まで残り1ヶ月近くある場合の対策方法」の2つだけは確実に順守しました。

たとえば、12月に入りますと、年末年始の長い休みに入りますし、この期間に勉強をしっかりと行う人はさほど多くないかもしれません。(筆者は絶対にやらない自信があります)

だからこそ、このようなことも加味した上で、前項で紹介した対策方法をどのようにすれば確実に行っていけるのか、逆算して考えることが必要と言えるのではないでしょうか?

試験日まで残り1ヶ月近くある場合の対策方法

ファイナンシャルプランナー(FP)の試験日まで残り1ヶ月近くある場合、試験日まで過去問題をひたすら解いて、常に合格基準に達する対策をとっておく必要があります。

毎日、学科試験と実技試験の過去問題を通して解くところがポイントです。

本試験の状況に酷似させることが大切ですので、時間も図って制限時間内に解くことを心がけます。

この時、3年分の過去問題を3回目に解くようになりますと、スラスラ鉛筆が走り、常に合格点に達するようになります。

また、すでに紹介してくどいようですが、「高を括らないこと」も心がけます。

試験日まで、過去問題を通して解き、「慣れること」と「自信をつけること」が大切です。

無駄なことはせず、本当にそれだけ心がけていただくことで大丈夫です。

参考 試験日まで残り3ヶ月以上ある場合の対策方法

仮に、試験日まで残り3ヶ月以上ある場合は、まず、次回の試験日に対応したテキストを一通り読み進めておくぐらいで結構だと筆者は感じています。

ただし、個人差がありますので、過去問題を見て対策まで時間がかかりそうな人や初学者で内容がよくわからない人であれば、早めにテキストを読み終え、過去問題を解くのを早めるのが得策でしょう。

自分のことは自分が一番よく知っているわけでありますから、できそう、できなさそうをご自身で判断し、すでに紹介した対策をどのようにすれば実現できるのか、やはりこちらも逆算して考えることが望ましいと言えるでしょう。

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おわりに

独学でファイナンシャルプランナー(FP)に合格するための試験日までの対策について紹介しました。

本ページを読み進めてくれたユーザーの皆さんが、試験日までどのくらいの時間的余裕があるのか定かではありませんが、独学で合格を目指すということは自分との戦いになります。

そのため、どのようにしたら合格という勝ちをつかみ取れるのか、改めて自問自答し、筆者個人の対策方法も視野に入れられてみることをおすすめします。

ファイナンシャルプランナー(FP)の難易度を問わず、筆者自身は、この対策方法ですべてのファイナンシャルプランナー(FP)試験を独学で突破したわけでありますから、良し悪しは別として効果がないといったことはないのではないかとも思っています。

また、初学者であっても、初学者でなくても活用できる対策方法となりますので、ぜひ、参考にしていただき、次回のファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験に合格されることを祈念して結びとさせていただきます。


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