今回のコンテンツでは、高校生が在学中にFP3級とFP2級の資格を取るのに必要なことを私見で綴ります。
私見とはいえ、独立系FP事務所の代表として、1級ファイナンシャルプランニング技能士・日本FP協会認定CFP®といったFP最上級資格を保有しています。
コンテンツを作成するきっかけとなったのは、Snow Manの阿部亮平さんがFP2級に合格したニュースを目にしたところにあります。
お仕事をしながら学習し、資格を取得された阿部さんはすごいと思います。
ただ、高校生でFP資格に興味がある人は、在学中に阿部さんと同等の資格を取得することができると言い切ります。
高校生が在学中にFP3級とFP2級の資格を取るのに必要なこと
高校生が在学中にFP3級とFP2級の資格を取るのに必要なこと。
はっきり言い切れることは、FPの資格を取りたいといった強い気持ちとやる気。
FP資格は何級であったとしても、強い気持ちをもって、コツコツ学習を積み重ねることが重要。

高校生が在学中にFP2級を取得するには、FP3級の合格が必須。
なぜならば、FP2級の受験資格が得られないからです。
このようなことを踏まえ、高校生が在学中にFP3級に合格するためのポイントを簡単に綴ります。
ポイント1つ目.FP3級試験にはどのような特徴があるのか?を知ろう
FP3級の試験は、日本FP協会と一般社団法人・金融財政事情研究会(以下、きんざい)といった2つの団体が実施しています。
このとき、学科試験は、いずれの団体も同じ試験内容が出題されます。
一方、実技試験は、それぞれの団体で出題される問題が異なります。
重要なのは、2つの団体が出題する実技試験を大まかに確認し、どっちが自分にとってやりやすいのか?
やりやすいというのは、試験の問題をざっくり見たときに、こっちの方がいけそうな気がする・・・といった自分の感覚です。
私が初めてFP試験の受験をしようとしたとき、きんざいを選びました。
先にお伝えしたように、試験問題と解答を突き合せたとき、きんざいの実技試験の方がやりやすいと感じたためです。
日本FP協会の方がやりやすい!といった逆の人もいると思います。
重要なのは、自分自身の感覚にしたがって受験するようにしましょうということ。
ポイント2つ目.合格基準・出題形式・問題数を知ろう
令和8年8月16日時点で公表されているきんざいのWEBサイトでは、以下のようになっています。
出典:一般社団法人・金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 試験要綱より引用
学科試験と実技試験の両方に合格しなければ、FP3級を取得したことになりません。
ここだけを見聞きしますとハードルが高そうに思うかもしれませんが、以下、重要なポイント。

テキストで一通り内容を読み、過去問題を何度も反復学習する。
これを繰り返すことで「6割」の点数を取ることが容易にできます。
嘘くさいように思われるかもしれませんが、これを繰り返すことで、スラスラ解答できる結果につながるのです。
つまり、試験時間が極めて多く残った状態で、すべての問題をスラスラ解答できたことは合格基準に達していると言っても過言ではありません。
おそらくFP3級以上の資格を持っている人の多くは、前述したことについて同意してくれる人がほとんどでしょう。
ポイント3つ目.実技試験は「個人資産相談業務」を必ず選択すること
高校生が在学中にFP3級を取得するには、実技試験は「個人資産相談業務」を必ず選択してください。
保険顧客資産相談業務は、主に保険会社の社員や保険代理店に勤務している人などが受験するイメージを私は持っています。
おそらく高校生にとっては学習しにくいと予測され、自身の将来のための知識になりにくいと思われます。
事例形式で出題される実技試験内容を学習し、自身がFPになったつもりで解答した知識は、必ず自身の現在や将来に役立つものと言えるでしょう。
高校生にとって在学中にFP3級とFP2級を取得している大きな意味
高校生がFP3級を在学中に取得していることは、進学にとっても就職にとっても十分評価できると私は思います。
社会人になっていない立場で学習し、お金などに関する知識を持っていることはFP実務を行っている私としては「ポテンシャルが高い」イメージ。
FP2級ですと、FP3級に比べて圧倒的に難しくなっていることを肌で感じるでしょう。
また、社会人でも受験して不合格になる人は多いFP2級の試験。
だからこそ、もし、高校生の内に、FP2級を取得しているポテンシャルは高すぎると感じるのは、私だけではないはず。
将来性、伸びしろ、潜在能力、仕事で十分な成果を上げられる可能性、法改正による変化に対する柔軟性、どれを取っても合致すると私は感じます。

後は、人間性。
相談されるお客様の立場になって、何をどうしたら良いのか?喜んで満足してもらえるだろうか?
そのような想いで業務にあたれる人だと信じたいですね。
おわりに
高校に在学している間にFP3級やFP2級を取得している場合、自分自身の評価を高めてくれることは確かです。
一方、社会人になっている状態でFP3級やFP2級を取得したとしても、高い評価を得ることはなかなか難しいでしょう。
高校に在学中で仮に試験を受けた結果、不合格になってしまったとしても決して諦めないこと。
そして、間を空けないで学習し、再度、試験を受けること。
自身の評価を高め優位性がある事実。
多くの高校生には、人生初の国家資格を取得する挑戦と成功をしてもらいたいものです。
佐藤元宣FP事務所 代表 佐藤元宣







