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辛口評価!住宅購入を失敗する住宅ローンの典型的な組み方
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「辛口評価!住宅購入を失敗する住宅ローンの典型的な組み方」と題して、住宅ローンを考える上での典型的な「ダメパターン」を質問例からバッサリ切って辛口評価をしていきます。

おそらく、「なんて品のないFPなのだろう!」と感じられる方も多いと思っておりますが、住宅購入は、通常、一生に一度の大きな買い物であると私は思っておりますし、絶対に失敗してはならないものです。

だからこそ、これから住宅購入を予定されている方には、一度目通しいただきまして何かを感じてもらうきっかけにしていただければと思っています。

このような想いを持って辛口評価をしていきますので、あたたかな気持ちで一読していただけましたら幸いです。

住宅購入および住宅ローンにかかる質問内容

住宅ローン:環境的にも家そのものも気に入っていますが、どうしても価格に対して前向きになれません。

建売新築戸建を購入する予定ですが、借り入れ3000万は無謀でしょうか?

駅徒歩8分 小学校まで徒歩8分。環境的にも家そのものも気に入っていますが、どうしても価格に対して前向きになれません。

夫(年齢33歳) 年収460万  

妻 無職 

子供 1才 

頭金入れずにボーナス払い2万円、変動金利で35年フルローンです。

出典 ファイナンシャルプランナーjp 住宅ローン:環境的にも家そのものも気に入っていますが、どうしても価格に対して前向きになれませんより引用

住宅購入は、普通なら「わくわく」「どきどき」しながら、住み始めてからのいろいろな妄想をするようなものだと私は思っておりますし、実際、私が住宅購入をした時は、そのような気持ちでかみさんといろいろな話をしていました。

そのような一生に一度の住宅購入を前向きになれない状態で話を進めようとしている質問者の考えが私にとってまったく理解できません。

はっきり言って、このような住宅購入や住宅ローンの組み方は、典型的に失敗するダメパターンです。

ダメ理由 その1 住宅ローンの組み方が無謀か尋ねている

住宅ローンを組む上で大切なことは、住宅ローンの返済計画をしっかりと立て、ご自身の将来のライフプランを考慮した上で無理のない返済を続けていけるかどうかってことです。

住宅ローンの組み方が無謀なのか尋ねている時点で少なくとも住宅ローンの返済計画や将来のライフプランを立てられていないことが予測できます。

価格に対して前向きになれないのではなく、おそらく、35年という長きに渡って住宅ローンの返済を続けていけるのかが心配だという不安や懸念が前向きになれない最大の理由ではないかと推測されます。

ダメ理由 その2 余裕がまったく感じられない借入条件

年収460万円、3,000万円の借り入れに対して、頭金なし、ボーナス払いあり、変動金利という豪華3点セットをフルに選んだ質問者は、大変失礼ではありますが、余裕がまったく感じられない借入条件で住宅ローンを申し込もうとしているのが「もろわかり」です。

頭金がないということは、まとまったお金がないということです。

ボーナス払いありということは、毎月の返済金額ではちょっときついかなとおそらく感じておられると推測されます。

変動金利を選んだということは、固定金利では毎月の返済金額がきついということなのでしょう。

あくまでも憶測ではありますが、相当な確率で当たっている自信があるのは確かです。

仮に、この借入条件で住宅ローンが実行された場合、たとえば、ご自身の老後資金は?

子どもの教育資金は?

2人目が誕生したら?

毎年の固定資産税や都市計画税は?

などなど、これらのほかにもまだまだたくさん疑問点はありますが、住宅ローンの組み方を尋ねている時点で、さまざまな「?」についても当然に考えられていないと思われます。

今は、良くてもおそらくちょっとしたアクシデントが発生すると・・・子どもが気の毒です。

子どもは親を選べない!親の責任をもっと自覚する必要がある

親だって人間ですし、自分の一度きりの人生だから謳歌したいのは当然のことだと思います。

ただし、子どもは親を選べませんし、コウノトリがわざわざ運んできてくれるものではなく、「やるべきこと」をして、いわば、親の意思できてくれているわけです。

であれば、親は、子どもの幸せを考える責任が当然にあるわけで、いいかげんな住宅購入や住宅ローンを組むということは、自分だけでなく子どもも巻き込んでしまうことをしっかりと自覚する必要があるのではないでしょうか?

大変申し訳ないのですが、質問者には、その自覚がまったくもって伝わってきません。

これから住宅購入および住宅ローンを組まれるみなさまへ

質問例は、おそらくかなりの確率で失敗する住宅購入と住宅ローンの組み方になると思われます。

あくまでも私の憶測にしか過ぎませんが、一応、独立系FPという職業と上級FP資格を有してお伝えさせていただいていることも1つの参考としていただき、このようなパターンはダメパターンと感じていただけましたら、きっと失敗しない住宅購入や住宅ローンを組むことができると思います。

私が住宅購入をするときは、不動産業者から「立派な住宅ローンの返済プラン」をいただきまして、はっきり言って、驚くほどの「ゴミプラン」でした。

住宅ローンの返済金額は、安く見せかけるのはとても簡単なことですし、質問者のような方を丸め込むのは正直お手のものです。

しかし、仮に、ゴミプランで住宅ローンを申し込んだとしても、最終的な責任はご自身にありますから、文句の付けようがなく、ご自身で学習し調べなかったことが最大の原因になることも自覚しておく必要があります。

「わからなかったら当事務所へ相談しに来てください」なんて安い営業をするつもりはまったくもってありませんが、まずは、ご自身でいろいろと調べたり情報を収集したりして、納得でき、かつ、前向きになれるような住宅購入を実現していただきたいものです。

その上でも、不安や懸念が払しょくできないようであれば、FPに相談して自分に適した答えを見つけるのがよろしいかと思います。

住宅購入と住宅ローンを考えるには「住宅ローンの返済計画」と「将来のライフプラン」のどちらも考えなければならないのです。


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