今に始まったことではありませんが、新聞やニュースをはじめFP協会の広報誌などを通じて感じていることがあります。
それは、「横文字が実に多くてわかりづらい」ということです。
横文字を使うとパフォーマンス的にかっこよかったり、知的に見られたりするのかもしれません。
ただ、人に伝えたいことを伝えるといった意味におきましては、決して正しい方法とは言えないと思います。
たとえば、確定拠出年金を例に考えてみます。「DC」「401k」「iDECO(イデコ)」。
これらは、全部、確定拠出年金のことを表しており、新聞、書籍、サイト内記事などそれぞれの媒体によってそれぞれの言葉が使用されています。
そもそも確定拠出年金って何?という方は、すみませんけどググって検索してみて下さい。
当然、読み手側からするとこれらの言葉を使い分けるのは、何が違うのだろうといった疑問を持つ人も多いことと思います。
iDECO(イデコ)に至っては、造語であり、昨今、話題になっている「フィンテック」や「AI」など横文字乱舞に正直具合が悪くなりそうです。
そもそもフィンテックも金融を表すファイナンスとテクノロジーを組み合わせた造語なのですが、この造語を作る意味がまったく理解できないのはきっと私だけではないと思います。
日本人だったら日本語を使おうよ!って想いがあるのと、人に横文字を使って伝わらないのであれば、それはただの自己満足にしか過ぎず、結果として物事を伝えるのが下手な人であると私は思っています。
私自身もまだまだ至らない部分がありますが、情報を知りたい方が初めて当事務所の無料情報を読んでくれた時に、しっかりと伝わるように意識をして作成させていただいております。
ホームページのサイト内検索では、気になる「言葉」を検索することで、時として執筆公開した記事がヒットすることもあると思われます。
当事務所では、生活に役に立つと思われるものを個人の主観で選択してテーマを取り上げ、作成させていただいておりますが、これからもできる限りこつこつと続けていきたいと思っております。
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