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FXで月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐための投資資金はいくら?【にわかトレーダーのコツコツFXブログ】

今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FXで月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐための投資資金はいくら必要なのかについて紹介していきます。

はじめに、FXには、誰でも簡単にお金を稼ぐ方法があり、それはスワップポイントを貯める方法です。

スワップポイントを貯める方法とは、基本的に毎日付与されるスワップポイント(2国間の金利差から得られる利益)をコツコツ積み上げていく方法のことを言い、FX口座に入金したお金を資産運用することで得られる不労所得とも言えます。

通常、不労所得は、誰でも多く得たいと思うのが一般的ですが、今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FXで月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐために必要な投資資金はいくらなのかを中心にわかりやすくポイントを紹介していきます。

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スワップポイントで不労所得を稼ぐために考慮するべきポイント

スワップポイントで不労所得を稼ぐことは、FX初心者やFXのベテランを問わず、誰でも簡単に行うことができます。

ただし、スワップポイントで不労所得を稼ぐ上で、最低限考慮しておくべきポイントがあることから、本項では、このポイントについて紹介していきます。

ポイント1.スワップポイントがどのように付与されるのか仕組みを知っておく

スワップポイントで不労所得を稼ぐためには、そもそもスワップポイントがどのように付与されるのか仕組みを知っておかなければなりません。

こちらにつきましては、すでに多くのユーザーの皆さまが知っていることだと思われますが、FX初心者の人やこれからFXを始めたいと考えている人もおられることを想定して簡単に紹介しておきます。

まず、スワップポイントを得るためには、エントリーしたポジションをロールオーバーする必要があり、大まかなイメージは以下の通りです。

1.8月15日にエントリーしたポジションを8月16日に決済した場合 → 原則として1日分(15日)のスワップポイントが付与される

2.8月15日にエントリーしたポジションを8月17日に決済した場合 → 原則として、ロールオーバーをした都度スワップポイントが付与され、トータル2日分(15日および16日)のスワップポイントが付与される

ロールオーバーとは、エントリーしたポジションを日をまたいで保有することを言います。

たとえば、スワップポイントが1日あたり100円付与される場合、「1」の例ですと、8月15日から8月16日まで1日間、日をまたいでポジションを保有していることから、1日分のスワップポイント(100円)を手に入れられるといったイメージになります。(基本的に、含み損益の影響が問われることはありません)

同じように、「2」の例ですと、8月15日から8月17日まで2日間、日をまたいでポジションを保有しており、8月16日に1日分のスワップポイント(100円)が付与され、8月17日に引き続き1日分のスワップポイント(100円)が付与されます。(トータル2日分(15日および16日)のスワップポイントが付与される)

つまり、基本的にロールオーバーをした都度、スワップポイントが付与されることになるため、長い期間に渡ってポジションを保有し続ける程、スワップポイントをコツコツ積み上げながらお金を稼ぐことが可能になります。

土日のスワップポイントは後日まとめて付与される

スワップポイントは、エントリーしたポジションをロールオーバーすることによって付与されるのが基本です。

ただし、FX市場がお休みにあたる土曜日および日曜日の場合、翌週の月曜日に土曜日と日曜日のスワップポイントが付与されず、翌週の水曜日(木曜日の市場オープン時)に3日分まとめて付与される場合が多くなっています。

また、土曜日および日曜日にポジションを保有しロールオーバーをしていなかったとしても、水曜日から木曜日にかけて1日間、ロールオーバーをすることで、3日分のスワップポイントが付与される特徴があることも押さえておきたいポイントと言えます。

スワップポイントは、いつでも現金化して出金することができる

付与されたスワップポイントは、いつでも現金化して出金することができます。

たとえば、スワップポイントが1日あたり100円付与されたものとし、30日間に渡ってポジションを保有し続けた場合、単純に3,000円のスワップポイントを稼ぐことができます。

この3,000円分のスワップポイントは、保有しているポジションを決済せずに、スワップポイントのみを決済して現金化し、いつでも出金することが可能です。

そのため、毎月かかる食費の一部や生活費の一部を稼ぐといったような使い方もできるため、たとえ、少額のスワップポイントであったとしても、時間をかけてコツコツ積み上げることで賢く活用することができます。

FX初心者がスワップポイントで生活費の一部を稼ぐ考え方とは【にわかトレーダーのコツコツFXブログ】

ポイント2.高金利通貨の通貨ペアに投資する

スワップポイントは、FX会社や通貨ペアによって付与される金額が全く異なります。

そのため、できる限りスワップポイントが多く付与されるFX会社を選ぶことはもちろんですが、何よりも「高金利通貨の通貨ペアに投資をする」ことによって、多くの不労所得が得られやすくなります。

以下、高金利通貨とは、どのようなものなのかについて、公益財団法人国際通貨研究所のWEBサイトの情報を引用してポイントの紹介をします。

高金利通貨とは、政策金利(中央銀行が金融政策の手段として操作する金利)など金利水準が高い国の通貨を指します。

自国を基準にしてある国の金利が高いか否かの比較になるため、「高金利」の認識は国によって異なります。

低金利である日本からみると他の多くの国の通貨は高金利になりますが、一般的には、先進国ではオーストラリア・ドルやニュージーランド・ドル、新興国ではメキシコ・ペソ、トルコ・リラ、南アフリカ・ランドなどが挙げられます。

高金利通貨は高い利回りを享受できる反面、当該国の政治・経済基盤の脆弱性によるリスクも抱えている点に注意を要します。

またマイナスの事態が発生すると、その国の株、債券、為替相場などのボラティリティ―(価格変動性)が大きくなりやすい特徴があります。

主なリスクとしては、政治的な不透明性・不安定性、地政学的なリスク、経済成長率の低迷、市場の不完全性、高インフレ、比較的高水準の経常赤字および対外債務などが挙げられ、結果、金利や為替相場の急激な変動につながる可能性があります。

高金利通貨の動向を予測する際には、金利や為替相場の急な変動を念頭におきつつ、その国の政治や経済情勢に注視する必要があります。

出典 公益財団法人国際通貨研究所 高金利通貨より引用

上記の解説を読み進めますと、高金利通貨に投資をしてスワップポイントを多く得ることは、時として為替相場の急激な変動によって大きな含み損を抱えてしまうリスクがあることがわかります。

特に、新興国の高金利通貨ペアは、先進国の通貨ペアに比べてスワップポイントがより高いものの、為替相場が大きく急変するリスクがあることをあらかじめ理解した上で投資をするようにしなければなりません。

(後程紹介する見出し「スワップポイントで不労所得を稼ぐ上での注意点」でわかりやすく触れていきます)

ちなみに、本記事を執筆公開している2020年8月現在において、低金利である日本から見た時の「オーストラリア・ドル」や「ニュージーランド・ドル」のスワップポイントよりも「アメリカドル」や「イギリスポンド」のスワップポイントの方が高くなっている場合も実際にあります。

いずれにしましても、スワップポイントを流動性の高い先進国の通貨ペアを活用して稼ぐよりであれば、為替相場の値動きがあまり大きくない新興国の通貨ペアを活用される方が望ましいと筆者は考えます。

なぜならば、先進国の通貨ペアは流動性が高いため、同じ月1万円のお金を得るのであれば、相当長い時間をかけるよりも為替差益を狙った方が時間効率や資金効率が良いからです。

FX初心者が月1万円を稼ぐために必要な投資資金はいくら?【にわかトレーダーのコツコツFXブログ】

ポイント3.プラスのスワップポイントが得られる通貨ペアに投資する

スワップポイントには、プラスのスワップポイントとマイナスのスワップポイントの2つがあり、大まかなイメージは以下の通りです。

・買い(ロング)でポジションエントリーした場合:1日あたりプラス100円のスワップポイントが付与される

・売り(ショート)でポジションエントリーした場合:1日あたりマイナス100円のスワップポイントが付与される

FXで月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐためには、そもそもプラスのスワップポイントが得られる通貨ペアに投資をしなければなりません。

また、仮に、1ヶ月を30日で計算した場合、1日あたりに付与されるスワップポイントが334円以上でなければ、月1万円を超えるスワップポイントを稼ぐことができません。

そのため、できる限り少ない投資資金で、月1万円を超えるスワップポイントを稼ぐためには、なおさら先進国の通貨ペアではなく、新興国の通貨ペアを選んで投資する方が良いと言えます。

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月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐための投資資金の目安

前項では、スワップポイントで不労所得を稼ぐために考慮するべきポイントを紹介させていただきました。

とはいえ、実際に、FXで月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐために必要な投資資金はいくらなのか、目安を知りたいと思うユーザーの皆さまは多いと思います。

そこで本項では、月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐために必要な投資資金の目安とポイントについて触れていきます。

なお、前提条件は以下の通りとします。

・投資目的:月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐものとし、1日あたり334円以上のスワップポイントが付与されるポジションを保有するものとします

・投資をする通貨ペア:新興国の高金利通貨とし、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円の3つとします

・参考とするFX会社:ヒロセ通商のFX口座を活用するものとし、2020年8月16日現在における情報を基にします

(1lotあたり1000通貨、ただし、メキシコペソ/円は、最低投資通貨数量が10000通貨であるため、10000通貨とします)

・投資目的を達成するのに推奨する預託証拠金は、為替レートが1円変動しても耐えられる範囲のものとし、あくまでも筆者個人の見解であるものとします

上記以外の前提条件は加味しないものとします

 

通貨ペアトルコリラ/円メキシコペソ/円南アフリカランド/円
1lotあたりの必要証拠金600円2,000円300円
1lotあたりに付与されるスワップポイント2円6円0.6円
投資目的を達成するのに必要なlot数167lot56lot557lot
投資目的を達成するのに推奨する預託証拠金30万円以上67万円以上73万円以上

上記表を基に、次項では、スワップポイントで不労所得を稼ぐ上での注意点をまとめます。

【重要】スワップポイントで不労所得を稼ぐ上での注意点

スワップポイントは、FX口座に入金している預託証拠金を担保に、基本的に毎日付与される不労所得になり得ることは確かです。

しかしながら、この不労所得を稼ぐためにあらかじめ確実に押さえておかなければならない重要な注意点もあるため、本項ではこの注意点について個別に紹介していきます。

まとまったスワップポイントを稼ぐためには多くの預託証拠金が必要

前項で紹介した表を見て確認できますように、まとまったスワップポイントを稼ぐためには多くの預託証拠金が必要です。

この理由は、1日あたりに付与されるスワップポイントを多くすることはもちろんですが、強制ロスカットになるリスクを確実に避けなければならない理由もあります。

仮に、為替相場の急変動によって、強制ロスカットになりますと、FX口座へ入金している預託証拠金を大きく減らすことになります。

そのため、これまでに稼ぐことができたスワップポイントが、預託証拠金を上回っていない場合、結果として長い期間をかけたのにも関わらず、損失が発生する原因になってしまうため注意が必要です。

【例】預託証拠金30万円を入金して月1万円以上のスワップポイントを稼ぐ資産運用をしていたと仮定し、強制ロスカットによって預託証拠金の80%が無くなった場合

・1年目:1万円×12ヶ月=12万円の利益

・2年目:1万円×12ヶ月=12万円の利益

・3年目の最初に為替相場が急変し強制ロスカットが発生:30万円×80%=24万円の損失

・通算損益:12万円+12万円-24万円=0円

余裕を持った預託証拠金の準備をはじめとした資金管理(マネーマネジメント)をしっかりと行わなければ、上記のような事態も十分あり得ることをあらかじめ知っておかなければなりません。

短期的・中期的なリスクリワードが非常に悪い

スワップポイントは、投資資金にあたる預託証拠金に対して非常に少額であるため、短期的・中期的なリスクリワードが非常に悪い特徴があります。

【例】預託証拠金30万円を入金して月1万円以上のスワップポイントを稼ぐ資産運用をしていたと仮定し、強制ロスカットによって預託証拠金の80%が無くなった場合

・1年目:1万円×12ヶ月=12万円の利益

・2年目の最初に為替相場が急変し強制ロスカットが発生:30万円×80%=24万円の損失

・通算損益:12万円-24万円=-12万円

上記のように、30万円の投資資金(預託証拠金)に対して1ヶ月で得られるリワードが1万円だとしますと、リスクが24万円、リワードが1万円となり、短期的なリスクリワードが非常に悪いことがわかります。

為替相場が急変せず、資金管理を上手に行うことで、長期的に見た時、リスクリワードが大きく改善されることになるものの、投資を始めた当初および短期的・中期的に見た時、このようなデメリットが生じることがあることもあらかじめ知っておく必要があると言えます。

事例で注意点を検証

スワップポイントで不労所得を稼ぐ上で知るべき注意点として、とてもわかりやすい事例があるため、ここでは、その事例を基にこれまで紹介した注意点のポイントをまとめます。

上記画像は、トルコリラ/円の日足チャートとなり、期間は2020年5月付近から2020年8月14日までのものです。

レンジ相場がしばらく続いている部分があることから、黄色の線はレジスタンスライン(上値抵抗線)、緑色の線はサポートライン(下値支持線)として各々のラインも引いております。

仮に、サポートラインに接触した上記図の赤矢印のところで、レート15.469円で「買い」のポジションを持った時、現在どのようになっているのか金額に置き換えてみます。

シミュレーション例は、先に紹介した投資資金目安表のものを用いるものとし、具体的には以下の通りです。

預託証拠金は30万円とし、月1万円のスワップポイントを稼ぐために167lot(1lotあたり1000通貨)でエントリーしたものとします。

ポジションエントリーから2020年8月14日時点での想定損益

・2020年7月24日:レート15.469円で「買い」エントリー、167lot、必要証拠金100,200円(600円×167lot)

・2020年8月14日:レート14.431円(▲103.8pips=▲173,346円)

・スワップポイント累計:21日分×334円=7,014円

・2020年8月14日時点での想定含み損:▲166,332円(▲173,346円+7,014円)

・2020年8月14日時点での有効比率:133.40%(300,000円-166,332円)÷100,200円 左記計算結果に100%を乗じた比率

スワップポイントを積み上げて月1万円の利益を稼ぐために投資をしているものの、画像のような為替相場が急変することによって、大きなリスクを抱えてしまうこともある点に注意が必要です。

また、FXのルールを一般的に考えた時、スプレッドの拡大によって、現状、すでに強制ロスカットになることでポジションの決済がなされている懸念も十分予測できます。

このような事態を回避するためにも、スワップポイントを積み上げてお金を稼ぐためには、投資資金にあたる預託証拠金に十分な余裕を持たせ、資産運用の仕方を戦略的に行う必要があります。

事例の注意点はFX会社からもメールが届いた

前項で紹介したトルコリラ/円の為替相場の下落は、大きな事態であったこともあり、FX会社からメールが届いたり、通知連絡がログイン画面に掲載されたりしたことも確かです。

以下、参考情報として、FX会社が発信した注意喚起情報をそのまま引用して紹介します。

現在、トルコの短期金融市場の急変動により短期金利に変動が生じているため、当社においてもスワップポイントが不安定な状況でございます。
今後も、トルコリラ/円のスワップポイントが政策金利から大きくかい離した金額となる可能性があり、また、広告表示の金額を提示できないことや平常時と大きく異なる金額を提示する場合がございます。
なお、短期金利の需給が一時的に急変した場合、受け払いの方向が逆転することや売り・買い両方の取引で支払いになること、場合によっては、営業日の途中で当日スワップポイントを急遽変更させていただく等の可能性もございます。
お客様におかれましては、お取引やポジション管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。
当社としても最大限の努力をさせていただきますが、何卒ご理解、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

7月末頃よりTRY/JPYのカバー先からの配信レート自体が不安定かつスプレッドが広い状況が増えております。
このような状況に加え、過去最安値に近づいていることもあり、今後大きくスプレッドが拡大する可能性や、最安値を更新した場合にはレートの急変動やレート配信の停止などが発生するリスクが高まっていると考えております。
万が一、上記のような状況になった場合には、注文が約定しにくい状況になったり、ロスカットや逆指値注文が想定以上にスリッページして約定する可能性もあり、預託証拠金以上の損失が発生するリスクがあります。
なお、すでに両建になっているポジション、または、一時的なリスク回避として両建された場合も、スプレッドの拡大により、意図しないロスカット及び預託証拠金以上の損失が発生するリスクがあります。
※トルコリラはマイナー通貨であることから、米ドルやユーロに比べ流動性が低く、少しのレート変動でもスプレッドが大きく広がります。
また、政治的要因や金融情勢の変化、地政学的要因など様々な理由はありますが、少しの情勢の変化でも大きくレートが変動したり、レート配信が停止したり、スプレッドが広がったりした結果、意図した取引ができない場合があります。
お客様には保有ポジションの管理、口座資金の管理に加え、新規取引についても、十分ご注意くださいますようお願いいたします。

参考 ヒロセ通商 2020年8月6日【重要】トルコリラの取引に関するご注意より

新型コロナウィルスの影響によって、為替相場は全体的に大きな乱高下を繰り返すことがありましたが、2020年8月現在において、全体的に為替相場が回復傾向にあります。

しかしながら、トルコリラ/円の場合、テクニカル分析の面だけによらず、ファンダメンタルズ分析の面からもネガティブ要素が生じていることから、コロナショックの時よりもさらに為替相場が下落しています。

(以下、トルコリラ/円の月足画像:2008年7月1日~2020年8月1日まで)

【分散投資のすすめ】先進国のFXトレード用と新興国のFXトレード用の複数口座を開設する

前項の事例を見ると、新興国の高金利通貨に投資をするのに大きな懸念を抱いた人も少なくないと筆者は感じています。

しかしながら、投資格言の中に「卵は一つのカゴに盛るな」といった言葉があります。

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。
特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え(=銘柄分散投資)

出典 野村証券 証券用語解説集 卵は一つのカゴに盛るな(たまごはひとつのかごにもるな)より引用

上記解説の「カゴ」は、FX口座、「卵」はお金に置き換えて考えるとイメージがしやすいでしょう。

月1万円のお金を稼ぐのに、スワップポイントに固執することは、1つのカゴに多くの卵を入れることになるため、時として卵がすべて割れてしまうリスクが伴います。

したがって、FX口座という名のカゴを複数用意し、お金という卵を分散させておくことで、よりリスクを低く抑えながら、月1万円のお金を稼ぐことができるというイメージを持つことがとても重要になります。

筆者も、複数のFX口座を保有し、先進国のFXトレード用と新興国のFXトレード用といったイメージで使い分けています。

大きく為替相場が変動したとしても、分散投資を活用できていれば、無理のないトレードで目標としているお金を稼ぎやすくなることは確かと言えるでしょう。

おわりに

今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FXで月1万円の不労所得をスワップポイントで稼ぐために必要な投資資金はいくらなのかを中心にポイントを紹介させていただきました。

不労所得を稼ぐことは、簡単なようで奥が深いことをご理解いただけたと思いますし、筆者自身も本ブログを作成して、改めて気づかされたところがあります。

それは、スワップポイントでお金を稼ぐ場合も、やはり「分散投資」と「ドルコスト平均法(ナンピン)」を活用し、あせらずコツコツ積み上げていくことが大切だということです。

今回の事例で紹介した「トルコリラ/円」も同様に、細かく分散投資を活用し長い期間をかけてコツコツ投資を継続することで、月1万円以上のお金がいつの間にやら稼げるようになっていることも十分に考えられます。

最後に、流動性の高い先進国の通貨ペアと流動性が低い高金利の通貨ペアのそれぞれ良い部分を賢く活用することで、FX初心者でも、10万円程度の少額投資資金で月1万円以上のお金を無理なく稼ぐことが十分可能です。

そのためには、筆者のように複数のFX口座を開設し、投資目的に応じて使い分ける必要があります。

また、複数のFX口座を開設してFXトレードを行うことは、分散投資につながり、リスクの軽減や目標とする利益(お金)を得るための効率がアップすることも期待できます。

投資格言「卵は一つのカゴに盛るな」は、FXトレードにもあてはまります。

成功するFX初心者トレーダーと失敗するFX初心者トレーダーは、最初の新規口座開設の準備から違っていると言っても決して過言ではないでしょう。

ちなみに、スワップポイントは、FX会社によって金額が全く異なり、有利・不利があります。

実のところ、FX会社の中には、高金利通貨のスワップポイントを他社よりも多く提供するように努めてキャンペーンを実施しているところもあり、筆者もリアルトレードで活用している以下リンクのFX会社は、スワップポイントが比較的高いだけでなく、他社よりも多くのスワップポイントを得られる大きなメリットがあります。

そのため、複数のFX会社の口座を開設する場合における1つの選択肢として検討されてみることを強くおすすめします。


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