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FX初心者が大きな利益を得るために知るべきトレンドラインと引き方とは【にわかトレーダーのコツコツFXブログ】

今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FX初心者が大きな利益を得るために知っておかなければならないトレンドラインの活用方法とトレンドラインの引き方を中心にポイントを紹介していきます。

はじめに、FX相場は大きく「上昇トレンド(アップトレンド)」、「下降トレンド(ダウントレンド)」、「レンジ相場(保ち合いや横ばいとも呼ばれます)」の3つに分けられる特徴があります。

この時、一般的なトレンドラインとは、上昇トレンドや下降トレンドが発生している為替相場でチャート上に引くことができる「斜めの線」のことを言います。

トレンドラインは、できる限り正しくチャート上に引くことによって、上昇トレンドまたは下降トレンドが今後どのくらい継続するのかがわかりやすくなり、いわばトレンドに乗った含み益を時間をかけて合理的に大きく伸ばすことができる重要なツールの1つとも言えます。

また、トレンドラインは、利益を伸ばすためだけではなく、トレンドが上昇から下降または下降から上昇などに転換する「トレンド転換のサイン」や大きく伸ばした利益を確定させるための「利益確定ポイントの目安」として活用することもできます。

つまり、FX初心者の人にとってトレンドラインを知るということは、これからのFXトレードで利益をしっかりと残していくために必要なトレードスキルの1つと言い切ることもできます。

このようなことを踏まえまして、今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FX初心者を対象にトレンドラインの活用方法とトレンドラインの引き方を中心に知っておかなければならないポイントの紹介をしていきます。

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FXトレードを行う上で欠かせないトレンドラインとは

本ブログの冒頭で、一般的なトレンドラインとは、上昇トレンドや下降トレンドが発生している為替相場でチャート上に引くことができる「斜めの線」のことであるとお伝えしましたが、まずは、トレンドラインの大まかなイメージを画像で確認していきましょう。

上昇トレンド(アップトレンド)の場合におけるトレンドラインのイメージ

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ①上昇トレンドの場合より引用

上記画像は、為替相場が上昇トレンド(アップトレンド)の場合におけるトレンドラインのイメージとなり、上昇トレンド(アップトレンド)で引かれるトレンドラインは、右肩上がりの斜めの線で引かれる特徴があります。

下降トレンド(ダウントレンド)の場合におけるトレンドラインのイメージ

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ②下落トレンドの場合より引用

上記画像は、為替相場が下落トレンド(ダウントレンド)の場合におけるトレンドラインのイメージとなり、下落トレンド(ダウントレンド)で引かれるトレンドラインは、右肩下がりの斜めの線で引かれる特徴があります。

上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)について

前項で紹介した上昇トレンド(アップトレンド)のトレンドラインと下降トレンド(ダウントレンド)のトレンドラインの画像を見ますと、チャート上に引いたそれぞれのトレンドラインが上値抵抗線や下値支持線の役割をしていることが確認できます。

ちなみに、上値抵抗線は、別にレジスタンスラインとも呼ばれ、為替の上昇が上値抵抗線(レジスタンスライン)に近づくことによって重くなったり、値動きが反発して下落する要因の1つになる重要なポイントです。

また、下値支持線は、別にサポートラインとも呼ばれ、為替の下落が下値支持線(サポートライン)に近づくことによって重くなったり、値動きが反発して上昇する要因の1つになる重要なポイントです。

なお、上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)を知ることは、本ブログで紹介するトレンドラインと同様に、FXトレードで利益を上げていくために重要なトレード知識の1つになります。

そのため、特に、FX初心者の人で、上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)がよくわからない場合は、合わせて以下の記事も読み進めていただくことを強くおすすめします。

にわかトレーダーのコツコツFXブログ【FX初心者が知っておきたいレジスタンスラインとサポートラインとは】

トレンドラインを引く重要なメリット

トレンドラインをチャート上に引く重要なメリットは、こちらも本ブログの冒頭でお伝えしましたように、利益を合理的に伸ばすためだけではなく、トレンドが上昇から下降または下降から上昇などに変わる「トレンド転換のサイン」や大きく伸ばした利益を確定させるための「利益確定ポイントの目安を知る」など、多岐に渡ります。

そこで本項では、トレンドラインを引くことによって得られる重要なメリットについて、個別にポイントを紹介していきます。

中期および長期における値動きの傾向を知ることができる

トレンドラインを引く重要なメリットの1つ目は、中期および長期における値動きの傾向を知ることができる点があげられ、「トレンド」は、日本語に訳しますと「傾向」といった意味があります。

ここで言う「傾向(トレンド)」とは、中期および長期の視点で見た時、為替相場が上昇傾向にあるのか下降傾向にあるのかといった大まかな部分を確認することができ、これによって、この後、引き続き上昇傾向が続くのか、上昇傾向から下降傾向へ転じるかもしれないなどといった、為替相場の方向性について、ある程度の予測が立てられます。

トレンドラインを引くことによって、合理的な為替相場の予測が立てられるということは、ポジションのエントリーや決済にも大きく関係し、結果として利益に直接結びつくメリットが得られると考えることもできます。

トレンド転換のサインや利益確定ポイントの目安を知ることができる

トレンドラインを引く重要なメリットの2つ目は、トレンド転換のサインや利益確定ポイントの目安を知ることができる点があげられます。

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ②下落トレンドの場合より引用

上記画像は、為替相場が下降トレンド(ダウントレンド)となっており、右肩下がりのトレンドラインが引かれています。

この時、ローソク足がトレンドラインを突き抜けたところが「トレンド転換のサイン」にあたり、その後、為替相場が下降から上昇へ転じていることが上記図から確認できます。

上記画像の場合、いわゆるラインブレイクすることによって、トレンドが下降から上昇へ転じることになったため、仮に「売りのポジション」を保有していた場合における利益確定のポイントは、トレンド転換のサインが現れたラインブレイクをしたところにするのが合理的と考えることができます。

トレンドに乗った含み益を合理的に伸ばすことができる

トレンドラインを引く重要なメリットの3つ目は、トレンドに乗った含み益を合理的に伸ばすことができる点があげられます。

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ②下落トレンドの場合より引用

通常、上昇トレンド(アップトレンド)または下降トレンド(ダウントレンド)が発生した場合、これらのトレンドは、明確なサインが出続けるまで継続しやすい特徴があります。

これは、いわゆる「ダウ理論」に則った考え方にあたり、ここで言う「明確なサイン」とは、上記図の「トレンド転換のサイン」が1つの例となります。

そのため、トレンドが発生している相場では、トレンドの方向に沿ったトレードを行うことが利益をしっかりと上げていくために必須になることを意味します。

また、トレンドは、明確なサインが出続けるまで継続しやすいということは、現在保有しているポジションに含み益が生じていた場合、明確なサインが出続けるまで利益決済をせずに持ち続けることによって、含み益をさらに大きく伸ばすことができることになります。

つまり、トレンドに乗った含み益を合理的に伸ばせることにつながるわけです。

ピラミッティング(増し玉)を合理的に行える

トレンドラインを引く重要なメリットの4つ目は、ピラミッティング(増し玉)を合理的に行える点があげられます。

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ①上昇トレンドの場合より引用

上記画像は、為替相場が上昇トレンド(アップトレンド)となっており、右肩上がりのトレンドラインが引かれています。

この時、着目するべきポイントは、「水色の〇印で囲われている部分」にあたり、トレンドラインが下値支持線(サポートライン)として機能する特徴を活かして、「水色の〇印で囲われている部分」で押し目買いを行います。

「押し目」とは、為替相場が上昇している中で発生する短期的な為替の下落を言い、この押し目を狙って買い(ロング)のポジションを持つことを「押し目買い」と言います。

仮に、保有しているポジションがトレンドに乗って含み益を抱えている場合、押し目を狙って押し目買いを行い、ピラミッティング(増し玉)をすることで、現在保有しているポジションと押し目買いをした新規ポジションの2つのポジションを合わせて大きな利益を合理的に得られやすくなります。

なお、ピラミッティング(増し玉)とナンピンのトレード知識は、利益の積み増しや損失の軽減を戦略的に行うことができるトレードスキルとして活用できるため、FX初心者の人でピラミッティング(増し玉)やナンピンがよくわからない場合は、以下の記事も合わせて読み進めてみることをおすすめします。(筆者は、ピラミッティング(増し玉)やナンピンを活用することでトレード結果が激的に改善するきっかけになりました)

にわかトレーダーのコツコツFXブログ【FX初心者が知っておきたいナンピンとナンピンの活用方法とは】

こちらは余談となりますが、先に紹介した「押し目買い」の逆にあたる「戻り売り」についても触れておきます。

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ②下落トレンドの場合より引用

為替相場が下落している中で発生する短期的な為替の上昇を「戻り」と言い、この戻りを狙って売り(ショート)のポジションを持つことを「戻り売り」と言います。

上昇トレンド(アップトレンド)でも下降トレンド(ダウントレンド)でも、トレンドラインを引くことによって、押し目買いや戻り売りを合理的に行うことができ、これによって効率的に利益を積み増しできる可能性が上がるため、押し目買いや戻り売りのチャンスがあったら積極的に活用していきたいものです。

トレンドラインを引く際の時間足はどうしたらよいのか

ここまでの内容より、トレンドラインを1本引くことによって複数のメリットが得られることを大まかにでもご理解いただけたと思います。

ここからは、実際にトレンドラインをチャート上に引く引き方や注意点について紹介していきますが、まずはその前に、トレンドラインを引く際の時間足はどうしたらよいのかについて触れておきます。

前項で紹介したトレンドラインを引くメリットでもお伝えしましたが、トレンドラインは、中期および長期における値動きの傾向を知ることができるメリットがあります。

そのため、トレンドラインを引く際の時間足も中期や長期の時間足で引くのが望ましく、たとえば、4時間足・日足・週足・月足などのチャートにトレンドラインを引き、これからの為替相場がどのように推移するのか、実際に検証していく必要があります。

トレンドラインの引き方とトレンドラインを引く際の注意点

ここからは、いよいよトレンドラインの引き方について紹介していきます。

トレンドラインの引き方は、単純かつ簡単に行えるものである一方、合わせて紹介するトレンドラインを引く際の注意点をしっかりと理解しておくことが極めて重要になります。

くどいのですが、トレンドラインを引く際の注意点は本当に重要であるため、必ず読み飛ばさずにしっかりと読み進めて下さい。

上昇トレンド(アップトレンド)の場合におけるトレンドラインの引き方と注意点

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ①上昇トレンドの場合より引用

上昇トレンド(アップトレンド)の場合におけるトレンドラインの引き方は、ローソク足の「安値」と「安値」を線でつなぐことで引かれます。

ただし、この時、どのローソク足の安値と安値を線で結べばよいのか?といったことが問題となります。

なお、この問題の答えは、すでに紹介した「押し目」にあります。

「押し目」とは、為替相場が上昇している中で発生する短期的な為替の下落を言い、この押し目を狙って買い(ロング)のポジションを持つことを「押し目買い」と言います。

なお、押し目で付けた安値を「押し安値」と言い、上昇トレンドの起点となる安値と押し安値を線で結べば上昇トレンドのトレンドラインが簡単に引けます

上記図の赤枠で囲った部分が「押し安値」です。

下降トレンド(ダウントレンド)の場合におけるトレンドラインの引き方と注意点

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ②下落トレンドの場合より引用

下降トレンド(ダウントレンド)の場合におけるトレンドラインの引き方は、ローソク足の「高値」と「高値」を線でつなぐことで引かれます。

ただし、この場合も、どのローソク足の高値と高値を線で結べばよいのか?といったことが問題となりますが、こちらの答えはすでに紹介した「戻り」にあります。

為替相場が下落している中で発生する短期的な為替の上昇を「戻り」と言い、この戻りを狙って売り(ショート)のポジションを持つことを「戻り売り」と言います。

なお、戻りで付けた高値を「戻り高値」と言い、下降トレンドの起点となる高値と戻り高値を線で結べば下降トレンドのトレンドラインが簡単に引けます

上記図の赤枠で囲った部分が「戻り高値」です。

なお、上昇トレンド(アップトレンド)では、調整的な押し目が必ず発生し、下降トレンド(ダウントレンド)では、調整的な戻りが必ず発生します。

そのため、押し安値や戻り高値も必ずどこかに発生することになり、この押し安値や戻り高値を見つけることができれば、トレンドラインは簡単に引くことができます。

トレンドラインの重要性と有効性を知ろう

本ブログの最後に、実際に引いたトレンドラインの重要性と有効性について触れておきます。

トレンドラインの重要性や有効性を判断するには、主に以下の項目に着目しておく必要があります。

1.トレンドラインをブレイクせずに反発した回数(押し安値や戻り高値を付けた回数)

2.トレンドラインがブレイクされずに経過した時間の長さ(トレンドの継続期間)

 

出典 外為ドットコム 中級編3 FX ~チャートの基本1~ トレンドラインを引いてみよう ②下落トレンドの場合より引用

たとえば、1の項目である「トレンドラインをブレイクせずに反発した回数(押し安値や戻り高値を付けた回数)」は、上記画像における「水色の〇印」と見ることができます。

この場合、画像を見る範囲で3回に渡ってトレンドラインをブレイクせずに値動きが反発していることを確認できます。

実際、トレンド転換するまでの間に、トレンドラインをブレイクせずに値動きが反発している回数が多ければ多い程、その引いたトレンドラインの重要性や有効性が高いと判断することができます。

なお、2の項目である「トレンドラインがブレイクされずに経過した時間の長さ(トレンドの継続期間)」は、長期間に渡れば渡る程、その重要性や有効性が高いことを意味します。

たとえば、トレンドラインがラインブレイクするまで10ヶ月間に渡って保った場合と10週間や10日間に渡って保った場合では、当然のことながら10ヶ月間といった長期間に渡って保ったトレンドラインの方が重要性や有効性が極めて高いことになります。

ちなみに、仮に、重要性や有効性の高いトレンドラインがラインブレイクすることによってトレンド転換が生じた場合、そのトレンド転換の重要性が増すことは言うまでもないでしょう。

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おわりに

今回のにわかトレーダーのコツコツFXブログでは、FX初心者が大きな利益を得るために知っておかなければならないトレンドラインの活用方法とトレンドラインの引き方を中心にポイントを紹介させていただきました。

トレンドラインの引き方は、一見、難しそうに感じるかもしれませんが、トレンドラインの引き方のポイントを知り、押し安値と戻り高値を理解していれば何ら難しいことはありません。

また、トレンドラインを引くことによって、トレンドの継続がどの程度続くのか予測でき、さらに本ブログ内で紹介した上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)の知識も組み合わせますと、さらに大きな利益を得やすくなるトレードスキルが手に入れられることでしょう。

加えて、本ブログでは紹介できませんでしたが、トレンドラインの知識や引き方を知った場合、合わせて「チャネルライン」についても知り、トレンドラインとチャネルラインをチャート上に引くことによって、さらにどのくらいトレンドが継続しそうなのか合理的に知ることができます。

FX初心者がトレンドの継続を判断するのに有効なチャネルラインとは【にわかトレーダーのコツコツFXブログ】

チャネルラインについてわからない人は、上記の記事も合わせて読み進めていくことで、大きなプラスの効果が得られることは確かと言えるでしょう。


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