お取引のある社長さんの紹介で新たに投資分野の定期執筆をさせていただいているのですが、「時間」という平等に与えられているものをいかに有効活用することができるのかで、自分の人生を良くも悪くもさせるものだと率直に感じております。
たとえば、私も含め将来の年金生活に対して楽観的な想いを抱いている方は少ないと思います。
自分年金づくりが叫ばれている中で、今のうちから何か対策をしておく必要があることを、独立系FPという仕事をしているからこそ、嫌になるほど痛感しています。
そして、現在携わらせていただいている投資分野におきましても同じことが言えることも改めて感じております。
私は、この事務所を開業した当初から自分の業務に投資分野の相談を加えていなかったのですが、こんな時代であるからこそ、税金や保険といった「資産を守る分野」だけでなく、投資といった「攻めの分野」についてもバランスよく対策をしていかなくてはならないと感じました。
あれもこれもできれば何も苦労はないのですが、やはり優先順位をつけて自分のできるところから対策をすることが大切だと思います。
職業などによって長い時間を有効活用する方法は異なりますが、攻めと守りを時間を上手に活用できる方は、きっと自己の資産を結果として有効活用できる方なのだとも思います。
私自身も現在、自分の資産を攻めと守りと時間を有効活用している進行形ではありますが、30年後に「やっておいてよかった」と心底感じることができるようにこつこつ取り組んでいます。
下世話な話ではありますが、若年者の皆さんは、長い時間が与えられているからこそ、できる限り有効活用していただきたいものだと思っております。