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サザエさんのスポンサーが変わるかもしれないことから感じた話

平成29年11月1日に、ヤフーJAPANのニュースで「東芝が「サザエさん」降板へ 放送開始から48年間スポンサー」という見出しの記事が配信されました。

参考 ヤフーJAPAN 東芝が「サザエさん」降板へ 放送開始から48年間スポンサー

東芝の経営状態は、もはや今さら言うまでもありませんが、私がこの記事の内容から率直に感じたことは、「時代の変化」と、この記事に関してあったコメントの内容でした。

不易なのがこの番組のよさなんだろうと思うけれど、にしても、さすがに最近の生活様式とかけ離れすぎて、子どもの親ですら、「こんな生活してないよなぁ・・」と思ってしまうギャップ。

携帯、ビデオ、デジカメ、ネット、コンビニくらいは東芝スポンサー時代に登場させてもよかっただろうに。

参考 ヤフーJAPAN 東芝が「サザエさん」降板へ 放送開始から48年間スポンサー コメント欄より一部引用

携帯、ビデオ、デジカメ、ネット、コンビニなどが、当たり前の現代において、ちゃぶ台1つを家族みんなで囲んで食事をするヒューマンアニメは、私個人としても、コメントをした人に対して非常に同感してしまいました。

決してサザエさんが悪いアニメと言っているのではなく、核家族が多い現代と現代の時代背景とのギャップがあまりにもあり過ぎて、いまいち受け入れるのが難しいと感じている若い人も多いのだろうということです。

私自身は、年齢の関係もあり、子どもの頃から見ていたこともあるため、変な違和感を感じたことはありませんでしたが、言われてみれば、サザエさんやちびまる子ちゃんあたりも現代と比較すると、昔の時代背景と現代の違いがあからさまであり、ここから何を学べば良いのだろうと思う気持ちになるのもわからなくもない気がしてしまいます。

配信記事では、視聴率にも軽く触れており、おそらく数字とニーズがリンクしていると考えるのが自然だと思われますが、私は、少なくとも時代の変化に合わせた「柔軟な変化」というものも大切になるのだろうと感じます。

おそらく、FP(ファイナンシャルプランナー)という存在について、中高齢の方々があまり認知せずに、若年者の皆さんが認知しているのも、正に時代の変化による違いなのではないかと私は思っています。

併せて、首都圏と秋田におけるFPの認知度にも大きな違いがあると感じているほか、暮らしの質、暮らし方、暮らしの考え方というものも大きく異なっていることを改めて感じます。

「朱に交われば赤くなる」といった表現が正しいかどうかはわかりませんが、ファイナンシャルプランニングにおける全国共通の一般論を伝えるだけでは残念ながら、秋田も含めた地方が活性化するのはとても難しいとも感じています。

なぜならば、そこには地域の特色やそこの地域でのみ活きる制度というものが存在するためです。

このようなものを一般的に全国で通用する制度や法律に則って併せて融合させていかなければ、本当に真の意味で質の高いファイナンシャルプランニングというものをお客様1人ひとりに提供するのは難しいと思います。

私自身、常にこの辺を意識して毎日のFP業務に取り組んでおりますが、志が高いFPの先生方とこれからも業務を通じて知り合っていきたいものです。

最終的に地元を良くするのは、やはり地元の人たちであると私は思います。

昔ながらの良い考えは、確かにこれからも残していかなければならないと感じる一方で、時代が常に変化している中で、やはり柔軟かつ早急に変化および対応できるスピードというものもこれからの時代に求められているのではないかと私は率直に感じます。


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