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【FP相談より】奨学金に縁のある日が続いたなあって感じた話と奨学金制度の情報とデータ集の紹介
日記

本日、令和5年6月1日。

6月に入り、令和5年4月・5月を通じて、奨学金にかかるFP相談や仕事が多かったなあと感じたことから、このブログを綴っています。

ちなみに、日本学生支援機構より、令和5年5月31日に「奨学金制度に係る正しい情報及びデータ集」を日本学生支援機構のホームページに掲載したメールを受信しました。

このような経緯も踏まえ、このブログでは、奨学金制度の情報とデータ集を合わせて紹介していきたいと思います。

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【FP相談を通じて】奨学金のポイントを知りシミュレーターで試算することが大切

あたりまえのことなのですが、奨学金を申し込みする前に奨学金のポイントを知り、シミュレーターで奨学金の試算をすることがとても大切です。

ここでいう奨学金のポイントとは、奨学金の基本的な部分と考えて差し支えありません。

たとえば、奨学金には、返還(返済)が必要な「貸与奨学金」と返済が不要な「給付奨学金」があること。

貸与奨学金には、無利息の「第一種奨学金」と有利息の「第二種奨学金」があること。

それぞれの奨学金には、申し込み基準があり、その基準を満たしている必要があること。

奨学金の申し込みをする際、「機関保証」もしくは「人的保証」のいずれかの保証制度を選択する必要があること。

これらは、ほんの一例ですが、違いやそれぞれのポイントが何なのかを知る必要があります。

奨学金のポイントを知らないと奨学金のシミュレーションが行えない

奨学金の申し込みを検討している人にとって、奨学金をいくら申し込みすると、毎月どのくらいの金額をどのくらいの期間で返済する必要があるのか気になる人は多いはずです。

誰でも気になるこの疑問は、先に紹介したような奨学金のポイントを一通りあらかじめ知っておかなくてはなりません。

なぜならば、奨学金のシミュレーションをする前に、必要事項として奨学金のポイントとなる部分をシミュレーターに入力する必要があるからです。

また、貸与奨学金と給付奨学金は、いずれもシミュレーションすることができるものの、やはり奨学金のポイントをあらかじめ知っておく必要があります。

なお、先ほどからずっと綴っている「奨学金のポイント」につきましては、日本学生支援機構のホームページにある「日本学生支援機構の奨学金に係るデータ集」を確認してみるとよいでしょう。

参考:日本学生支援機構 奨学金事業に関するデータ集 
佐藤 元宣
佐藤 元宣
上記、日本学生支援機構のホームページに掲載されている「奨学金事業への理解を深めていただくために」(PDF)を見ることで、最低限のポイントを知ることができるでしょう。

【重要】貸与奨学金と給付奨学金のシミュレーション対応をして感じたこと

奨学金にかかるFP相談で、お客様のヒアリングを行った上で貸与奨学金と給付奨学金のシミュレーションを行いました。

このとき、学費がもらえる給付奨学金において、もれのない節税対策は極めて重要であることを改めて感じました。

なぜならば、これによって給付奨学金の対象になる、対象にならないといった大きな違いが生じることがあるからです。

実際、対応したお客様の場合、このパターンに該当しました。

端的にいいますと、現状のままでは給付奨学金の対象にはならない。

しかし、いまからすぐに始められる節税対策を行うことによって、節税を図って納税負担を減らしながら給付奨学金も対象になる可能性が高いということです。

これは、実際に源泉徴収票や確定申告書を確認し、かつ、詳細なヒアリングをしなければ答えや対策をお伝えすることはできません。

ただ、今回相談されたお客様にとってみますと、貸与奨学金における返済金額や返済期間を知れただけでなく、給付奨学金の対応策も知れたことから、大変喜んでいただけました。

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【注意喚起】奨学金ガイダンスの講師やFP相談をして感じていること

このページで紹介した日本学生支援機構のホームページにある「日本学生支援機構の奨学金に係るデータ集」は、あくまでも必要最小限のポイントしか知ることができません。

実際、私も一通り目通ししましたが、奨学金ガイダンスの講師で使用するレジュメと突き合わせたり、多くのお客様が知りたいニーズと比較したとき、十分ではないと感じています。

特に、詳細な奨学金シミュレーションを行い、これからのマネープランや今後についての対策を考える場合、奨学金だけでなく自身に関係する税法や資産運用も知っておく必要があるでしょう。

すでに紹介しましたように、相談するお客様の状況やニーズによって、この答えはまったく変わります。

しかし、奨学金に対して求めているニーズや疑問は、ほとんどの人が共通していると感じており、自分に合った対策(答え)は必ず見つかるでしょう。

次に、奨学金ガイダンスの講師を務めるときは、この辺を考慮して、満足してもらえるような話をすることができればと思っています。

佐藤 元宣
佐藤 元宣
実のところ、多くの人がここを知りたい!といった内容は、ガイダンスでちょいちょい話をさせてもらっているんです

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