FXをやってますと、エントリーといって、今後為替が上がるのか、下がるのかを予測して「お金を張る=ポジションを持つ」タイミングはとても重要なことを常に感じます。
FXは、エントリーした後に価格が上昇した場合に為替差益が得られる「買いエントリー=ロング」とエントリーした後に価格が下落した場合に為替差益が得られる「売りエントリー=ショート」があるのですが、FXの魅力は、スワップポイントが毎日得られるところにもあります。
スワップポイントとは、各通貨の金利差を調整したもののことを言い、ざっくり言ってしまえば「毎日もらったり支払ったりしなければいけないお金」です。
つまり、スワップポイントが多い通貨ペア(メキシコペソ/円=MXN/JPYなど)でエントリーし、毎日ほったらかしておけば、大きなお金を得られる可能性があることを意味します。
メキシコペソは、俗に言うマイナー通貨であることから、おすすめしないという意見も多いと思いますが、為替チャートや現状(平成31年2月26日)の状態を見ると、中々の底値に近いこともあり、長期に渡ってロングでエントリーし、ポジションをずっと保有しておくことで、おこづかいが増えるかもしれないと私は感じています。
そんな私も、感じているだけではなく、実際に2月21日からメキシコペソ/円のロングポジションを持ってほったらかしておりますが、意外と値動きが激しくないこともあり、今ならこれっていけるんじゃない!って思ったのでブログに綴ってみました。
なお、このブログは、私の趣味であるFXの話であり、FXやFX業者を勧めるものではありませんので、その辺を踏まえて興味がある方は読み進めてみて下さい。
目次
メキシコペソ/円をロングエントリーした場合のスワップポイント
出典 ヒロセ通商WEBサイトより引用
初めての人やFXを知らない人にとってみると何のことやらさっぱりわからないと思いますが、上記イメージ図を要約すると、「メキシコペソ/円を10万通貨ロングエントリーで保有すると1日あたり180円がもらえますよ」っていう意味になります。
おそらく多くの人は、10万通貨って何?っていう話に当然なってくると思いますが、ヒロセ通商の場合は、メキシコペソ/円に1万通貨エントリーするには、6,000円の預託証拠金が必要(平成31年2月26日現在)であるため、10万通貨ということは、60,000円の預託証拠金が必要になります。
つまり、60,000円を超えた預託証拠金を預け入れした上で、メキシコペソ/円をロング(買い)で10万通貨エントリーして、1日経過すれば180円が得られることになります。
1ヶ月(30日)ですと、単純計算で5,400円ですね。
出典 ヒロセ通商WEBサイトより引用
FXでの資産運用は、預託証拠金の維持管理が重要
日本のFX業者の場合は、一定のルールが設けられており、預託証拠金の維持率が100%を下回った場合は、強制的にポジションが決済される「ロスカット」があります。
たとえば、メキシコペソ/円をロングで10万通貨エントリーしたと仮定し、預託証拠金を120,000円入れたとします。
この時、1万通貨あたりの必要証拠金は6,000円だとしますと、10万通貨エントリーするのに必要な預託証拠金は、60,000円(6,000円×10)となります。
この時の預託証拠金の維持率は、200%(120,000÷60,000)×100で計算されます。
つまり、為替が下落して、60,000円を下回った場合、預託証拠金の維持率が100%未満となるため、ロスカットされることになります。
仮に、ロスカットされたことによって、預託証拠金の30%しか残らないとしますと、単純計算ですが、預託証拠金が36,000円となり、70%にあたる84,000円が損失となります。
そのため、長期に渡ってFXで資産運用をする場合は、預託証拠金の維持管理がとても重要になるわけです。
私は、仕事に時間を追われてトレードに集中できないことから始めました
本ブログを綴っている時期は、確定申告期間に加えて、執筆原稿の締め切りに追われる毎日ということもあり、満足にトレードができない状況が続いております。
だったら時間をお金に変えられないかという長期投資の発想に切り替えたのが、メキシコペソ/円をロングでエントリーするといった方法でした。
あくまでも個人的な主観となるのですが、メキシコペソ/円のチャートは、現状、底値にまあまあ近いこともあり、これ以上、大きく下落することがあまり考えにくいかな?といったことに加え、仮に、大きく下落したとしても、さほど被害を被らずに済みそうだな!といった理由でエントリーした、メキシコペソ/円のロング。
今、チャートを見ながらブログを綴っておりますが、おこづかいどころかお宝ポジションになる可能性もあるかもしれないと感じています。
その理由は、次項の通りです。
昨今のFX会社はスワップポイントのみを決済することができるようになっている
昨今のFX会社では、スワップポイントのみを決済してお金に変えることができる仕組みになっており、スワップポイントが貯まって現金化することができるようになっています。
そのため、たとえば、1ヶ月で5,400円のスワップポイントを得た場合、この5,400円分をいつでも現金化できることを意味します。
これってとても良いことだと私は思います。
なぜならば、毎日スワップポイントが派生して増えていくわけであり、必要な時にいつでも現金化できるわけですから。
決済したスワップポイントは確定利益であるため、課税対象の点に注意
FXで得た利益は、所得税法上、雑所得(申告分離課税)として所得税の課税対象であり、住民税や復興特別所得税も合わせて20.315%の税率を乗じて税金が徴収されます。
そのため、一定金額の利益を得た場合は、確定申告をしなければならない点に注意が必要です。
ここで一定金額という曖昧な表現をしている理由は、利益を得た人それぞれの他の収入によって課税される、課税されないといった細かな点が異なるため、あえてこのような表現としております。
疑問に思う人や不安な人は、税務署や専門家にあたる税理士へ尋ねてみることを推奨いたします。
おわりに
FXには、スキャルピング、スイングトレードなど、その人に合ったトレードの仕方がたくさんあるのですが、今の私の状況のように、時間に追われてトレードを積極的にできない方には、時間をお金に変える長期の資産運用も効果的です。
お金の仕事をしていることから、常にお金のことをいろいろ考えるわけでありますが、余裕を持った資金管理でFXを活用することによって、時間をお金に変える効率的な資産運用が可能な場合もあることを知っておいても損はないかもしれません。
ただし、FXは、元本割れを起こすこともあるほか、何よりも自己責任でありますから、この辺もよく理解した上で、与えられた時間をうまくお金に変えられることをおすすめします。
また、FX会社によって、スワップポイントやスプレッド(エントリーするための手数料)はそれぞれ異なるため、この辺にも注意が必要と言えるでしょう。