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ライフプランを考える ~親と同居の新築プランと第2子の両立は可能なのか?~
子育て・教育

今朝、メールを確認したところ、当事務所が登録している「ファイナンシャルプランナーjp」というポータルサイトの掲示板に「親と同居の新築プランと第2子の両立は可能なのか?」といったような質問があったようで、内容を確認したところ、中々、よいでない内容であり、相変わらず色々な悩みを抱えている方がいるのだなとしみじみ感じてしまいました。

本記事では、独立系FPという専門家の立場から、質問に対して考えられることを大まかに記述し、併せて読者の皆さま1人ひとりが自分の置かれている立場からライフプランをどのように考えていく必要があるのか少し考えていただくきっかけになっていただければという想いから見解を紹介させていただきます。

始めまして。私は公務員で現在、46才ですが、10年前にうつ病を発症してから、あまり昇給もなく、手取りで23万円で、妻(45才)、息子(6才小学校1年生)と生活しています。

妻が第2子が欲しいということ、妻の親と同居で新築の家を作りたいとのことで、大体のめどを立てたく思っています。以下のような考えでどうでしょうか、ぜひともお知らせください。

 

毎月の給料から

(固定)

家賃・・・23,635円

養育費・・・現在約5300円

私の保険・・・16,563円

子の養育費積立・・・5000円

学資保険・・・17,000円

個人年金・・・10,000円

新聞代・・・3,353円

車の保険・・・2,498円(1月あたり)

組合費・・・6,000円

PCメール・・・54円(1月あたり)

 

(変動)

電気・・・約7423円

NHK・・・580円

ガス・・・約5530円

NTT(携帯込)・・・約7243円

生活費(臨時を含め)・・・約90,000円

貯金 約7000円

(資金)

現在の預金・・・200万円

妻の資金・・・500万円

 

ボーナスから(現在の通常時約56万円、病状が悪いとき約42万円)

インターネット・・・4,000円/月

通勤費・・・32,000円/6か月

個人年金・・・60,000円/6か月

保険(妻)・・・2492円/月

保険(子)・・・950円/月

貯金 5,000円/月

学費積立(塾など)・・・約2万円/6か月

 

児童手当はすべて子供の預金通帳に貯金しています。

子供の養育費としては、すべて公立で大学も通えるか寮生活と考え1000万と考えています。

今の息子には、児童手当196万円、学資保険で18歳満期240万円+50万円(支払い済み)、月5千円の積み立てで72万円合わせて558万円+現在の預金142万円で700万を用意しようと思います。

同様に第2子についても、60歳時に今生まれても14才ですから、14年で1000万のプランで考えています。

児童手当1,960,000円(全額)、お祝い金900,000円、妻の預金3,000,000円合わせて4,860,000円を10,000,000円から引いて、4,140,000円を14年で積み立てるとして、1月あたり約25,000円を積み立てる計画です。

さらに、家についてですが、親より2000万円とのことでしたが、実際にハウスメーカーで見積もってもらうと、大体3200万ということになっていますので、残り1200万のうち、妻からの資金200万を引いて、1000万を定年時に退職金から約600万の払い込みで終了させるものとして、月2~3万円、ボーナスから10~15万を見込んでいます。

出典 ファイナンシャルプランナーjp 第2子が欲しい、親と同居の新築プランを考えているのですが、どうでしょうか?より引用

 

質問の内容から一般的に予測できることをまずは考えていきたいと思います。

はじめに、第2子の出産についてですが、奥様の年齢が質問時点で45歳ということを踏まえると、出産できないことは無いにしてもそれなりのリスクを抱えることは十分承知した上で取り組まなければならないと申し添えておく必要があるでしょう。

また、子どもが欲しいと懇願したとしても必ずしも授かるものではないということ、奥様の年齢を考慮すると中々、懐妊しにくくなってきているという事実を踏まえた上で早急な妊活が必要だと考えられます。

また、家計の状況から、この先、子どもが誕生するということ、住宅ローンの返済を継続していくこと、固定資産税などといった住宅維持費を払い続けていかなければならないことなど、考えなければならないことが山ほどある中で、質問からは、残念ながら「意志」が感じられません。

つまり、「こうしたいからそれを達成するにはどうしたらよいのか?」ではなく「できるか?できないか?」といったことを聞いているため、できません、おすすめしませんと言ったら、あなたはそれで納得するのか?といったことを私であれば面と向かって問うていると思います。

一度きりの人生ですから、自分の思ったような生き方をすることが一番ですし、そのために独立系FPのような専門家がいるはずです。

また、質問者様は「うつ病」を発症しているということは、少なからず住宅ローンの団体信用生命保険は「ワイド団信」でなければ難しいと考えられるため、金利負担が高くなるほか、加入している生命保険料を見ますと、保険証券を見てからでなければはっきりとしたことは言えないと前置きしつつ、特に奥様の方は、保障が薄い内容であることが十分推測できます。

このように、この質問者様の場合、確認するべき部分がたくさんあり過ぎており、ライフプランを含めた家計の相談や住宅ローンの返済計画なども含めて直接FPへ面談し相談する方が先のことを考えると確実であることは確かでしょう。

私は、独立系FPという立場で様々な質問や相談に応じる機会がありますが、今回、紹介した質問のようにいくら細かな数値を提示いただいたとしても、面と向かって相談し本人たちの「意志」を確認していないこと、つまりファイナンシャルゴールといったものが明確に伝えられていないものというものは、おそらく質問者様に対する回答も一喜一憂するものであるに留まり、正確かつ合理的な満足した回答は得られないことと留意しておく必要があると私は考えます。

無料相談と有料相談には、そのくらいの質の違いや線引きがあることを知った上で賢くそれぞれの相談を利用したいものです。

最後になりますが、私がこの質問に対して総合的な見解を出すのであれば「厳しい」と申し上げて、本記事の締めにしたいと思います。

私は自分の置かれている家計状況は決して裕福ではありませんが、普通の生活ができていることに喜びを感じ、それが一番良いことだと常々感じておりますが、皆さまはいかがでしょうか?


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