トップページ > 子育て・教育 > 投資信託とは?将来のライフプランと資産運用を考えた投資信託の活用方法
投資信託とは?将来のライフプランと資産運用を考えた投資信託の活用方法
子育て・教育

投資信託とは、別にファンドとも呼ばれ、株式や債券といった金融商品を組み合わせて資産運用が行われる金融商品のことをいいます。

現在、預貯金にお金を預け入れたとしても満足のいく預金利息が得られないことに加え、将来の老後資金や子供の教育資金などの不安を持つ子育て世帯も非常に多いことと思います。

実のところ、今回、本記事を寄稿するに至ったきっかけは、お客様からいただいた1つの相談依頼にありました。

長男が生まれ、今後の教育費用や老後資金の運用方法について調べているうち、iDeCoやつみたてNISA、ジュニアNISAに興味を持ったのですが、夫婦ともにこれまで投資信託をしたことがなく、親や職場の上司が投資信託で失敗したという話を聞いておりどうしても不安感があり、一度専門家の方のお話を聞きたいと思い、相談依頼させていただきました。

上記の相談依頼を踏まえまして、広く多くの子育て世帯の方を対象に、投資信託とはどのような金融商品なのか、将来のライフプランと資産運用を考えた投資信託の活用とはどのようなものなのかについて紹介していきたいと思います。

投資信託とは

はじめに、投資信託とはどのような金融商品なのか、以下、一般社団法人投資信託協会のWEBサイトから引用して紹介していきます。

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

出典 一般社団法人投資信託協会 そもそも投資信託とは?より引用

実際に販売されている投資信託の種類はさまざまですが、投資家は、将来に渡って運用益が得られそうと思った投資信託を購入します。

購入した投資信託は、投資信託の運用会社が資産運用を行い、実際に投資信託に組み入れる株式や債券などの金融商品は、ファンドマネージャーと呼ばれる専門家が選ぶことになります。

ちょっとイメージがわきづらいかもしれませんので、投資信託が、よく例えられる幕の内弁当のイメージで、もう一度、説明を加えていきます。

幕の内弁当そのものが、投資信託を指します。

幕の内弁当(投資信託)の中に入っているご飯やおかずが、株式や債券などの金融商品を指しています。

イメージ図では、煮物っぽいおかずが重複しておりますが、味の違う2種類の煮物が入った幕の内弁当(投資信託)で、いわば、同じ株式(煮物)でも、1つは日本国内を投資対象にした国内株式、もう1つは、海外を投資対象にした海外株式とイメージしても良いでしょう。

そして、幕の内弁当(投資信託)の中に入れるご飯やおかずの種類、量を決定するのが、お店の担当者(ファンドマネージャー)で、幕の内弁当を販売するのがお店(運用会社)と置き換えるとイメージがだいぶ、わいてくるのではないでしょうか。

幕の内弁当が売れたことによって得た利益は、投資家である私たちに還元されることになりますが、還元される利益は、投資家が、それぞれ投資した金額に応じて還元されるといった仕組みが投資信託です。

投資信託で資産運用をするメリットとは

投資信託で資産運用をするメリットは、簡単、少額、低リスクの3つがあげられます。

某有名な牛丼屋さんのように、うまい、早い、安いに何となく似ておりますが、投資信託で資産運用をするメリットを以下、紹介していきます。

投資信託で資産運用をするのは簡単

投資信託は、すでに説明をさせていただきましたように、資産運用は運用会社が行うことになるため、株式投資やFX(外国為替証拠金取引)のように、ご自身で資産運用をする必要がありません。

そのため、チャートに張り付いて値動きを確認したり、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析といった難しい分析をする必要もないほか、投資信託の売買タイミングを考える必要もありません。

極端な例えではありますが、投資信託の資産運用は、投資信託を購入してほったらかしておいても良いメリットがあり、簡単、かつ、気楽に資産運用が行えるメリットがあります。

投資信託の資産運用は少額から始められる

投資信託は、手元にまとまったお金が無くても始められる資産運用で、現在では100円から投資を行うことができます。(おもにインターネット証券会社)

実際のところ、投資信託で資産運用をするには、金融機関によって最低投資金額がそれぞれ設けられており、100円から10,000円の間で可能といったところが多くみられます。

そのため、まとまったお金が手元にない方、ちょっと投資信託を活用した資産運用を試してみたいと考えている方、投資に対して大きな懸念を持っている方には始めやすいメリットがあります。

投資信託での資産運用は低リスク

こちらは誤解を招かないように始めに申し添えておきますが、実際に購入した投資信託の種類によって、リスクとリターンの関係性は大きく異なることになります。

たとえば、投資信託の種類には、インデックスファンド、バランスファンド、アクティブファンドと呼ばれる種類があり、さらに投資対象が日本国内なのか、海外なのか、どちらも投資対象なのかによって、大きく異なります。

ただし、投資信託は、先に説明した幕の内弁当のように、さまざまな金融商品が組み合わせられたものも販売されているため、バランスが良く、分散投資がされるといった面から基本的に低リスクで資産運用ができるとされています。

投資信託で資産運用をする際の注意点

投資信託で資産運用をする3つのメリットについて紹介をさせていただきましたが、投資信託で資産運用をする上での注意点があることも確かです。

この注意点とは、投資信託は、購入した投資元本が保証されている金融商品ではないということです。

つまり、投資信託を購入した後に、購入した投資信託の資産運用がうまくいったことによって利益が得られることもあれば、資産運用がうまくいかないことによって元本割れ(損)をすることもあります。

実際のところ、お客様の相談依頼でも紹介しましたように、親や職場の上司が投資信託で失敗したため不安感があると書かれておりますが、投資信託を活用した資産運用で失敗する原因には、当然のことながら、それなりの理由があります。

そこで次項では、投資信託で資産運用を失敗しないために大切な考え方の1つとして、投資信託の手数料について紹介します。

投資信託で資産運用をする前に手数料の内容を知っておこう

投資信託で資産運用をする上で絶対に知っておかなければならないことに手数料があげられます

投資信託にかかる手数料には、購入時、保有時、売買時、換金時のように、それぞれの時期によって発生する手数料が異なる特徴があり、大きく5つに分けられます。

手数料

手数料の内容

発生時期

特徴

販売手数料

(購入時手数料)

投資信託を購入した時に販売会社へ支払う手数料

購入時

販売手数料が無料のノーロード投資信託と呼ばれるものもある

信託報酬

(運用管理費用)

投資信託を保有している間にかかる手数料

保有時

保有している投資信託の信託財産から間接的に差し引かれる

監査報酬

監査にかかる手数料

保有時

保有している投資信託の信託財産から間接的に差し引かれる

売買委託手数料

投資信託の投資する株式や債券を売買する際にかかる手数料

売買時

保有している投資信託の信託財産から間接的に差し引かれる

信託財産留保額

投資信託を換金する時にかかる手数料

換金時

売却金額から差し引きされる

実のところ、投資信託で失敗する原因の1つに手数料が高いことがあげられ、初めて投資信託で資産運用を検討されている方は、以下の点を特に意識した投資信託(ファンド)選びをするようにして下さい。

販売手数料が無料のノーロード投資信託を選ぶ

信託報酬ができる限り低い投資信託を選ぶ

信託財産留保額が無料の投資信託を選ぶ

上記3つを守るだけでも投資信託で元本割れをしてしまうリスクを低く抑えることができます。

将来のライフプランと資産運用を考えた投資信託の活用とは

資産運用には、短期投資、中期投資、長期投資のように投資をする期間によって向き、不向きが分かれることになるのですが、投資信託での資産運用は、中期投資や長期投資に向いている特徴があります。

そのため、将来の老後資金や子供のための教育資金を準備するために投資信託で資産運用をすることは、時間を少しずつ大きなお金に変えていくことが期待できるメリットがあります。

特に、投資信託を毎月一定金額ずつ購入して資産運用をする積立投資は、無理なく継続して行うことができ、将来の老後資金や子供のための教育資金を準備するには効果的な資産運用といえます。

この時、積立投資をする目的を決めておくことがとても重要で、たとえば、子供のための教育資金を準備したい目的で積立投資を始めるのであれば、少なくとも、個人型確定拠出年金(iDeCo)は選んではいけません。

この理由として、iDeCoは、原則として60歳になるまで積立投資をしたお金を引き出すことができないルールになっているため、子供の教育資金が必要な時期にお金を引き出せないのであれば本末転倒ですよね。

iDeCoは、おもに老後資金を準備するため、つみたてNISAは、老後資金の準備、教育資金の準備のどちらも向いているといった特徴がありますので、投資目的を定めた上で積立投資をすることがとても重要なのです。

つみたてNISAで「お金を貯めながら増やす」考え方を持とう

おわりに

自分の将来は自分で守るといった考え方が広まってきている中で、投資信託を活用した資産運用は、将来のライフプランを考えていく上でとても大切な考え方の1つであると思います。

平等に与えられている時間をお金に変える方法の1つに積立投資があげられますが、無理なく少額から資産運用が行え、預金感覚で預金利息よりも多くのリターンが期待できるのは、投資信託で資産運用をする大きな魅力です。

その一方で、投資信託は元本割れをするリスクがありますので、いかにそのリスクを低く抑えるのか?といった対策を考えることも大切です。

本記事では、対策方法の1つとして投資信託の手数料について紹介させていただきましたが、この他にも個人型確定拠出年金(iDeCo)や、つみたてNISAを活用した資産運用も効果的です。

ご自身の目的に合った資産運用を見つけて、将来のライフプランやマネープランに本記事が少しでも役に立っていただければ幸いです。

なお、つみたてNISAやiDeCoを始めるにあたり、避けて通ることができない考え方として、投資信託の選び方があります。

投資信託の選び方は、多くの皆さんが抱えている大きな疑問の1つであるため、こちらにつきましても、どのような部分に注意をする必要があるのか確認されておくことをおすすめします。

投資信託のシンプルな選び方を紹介!つみたてNISAやiDeCoでも使える選び方とは


スポンサーリンク
スポンサーリンク