今回のコンテンツは、2025年(令和7年)7月15日に作成・公開したものを大幅に修正・追記しています。
はじめに、FXで資産運用をする際、移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンドなど、さまざまなものを活用して相場分析します。
相場分析と見聞きすると難しそうに感じますが、ざっくり言えば「これから為替レートが上がるのか?下がるのか?」を予測(相場分析)するためのツールが移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンドなどです。
人によって、相場分析をするために活用するツールは異なりますが、僕が月足ポジショントレードで使うツールは「ボリンジャーバンド」です。
なぜボリンジャーバンドを使うのか?
ボリンジャーバンドの特性(ポイント)を簡単にお伝えしながら、その理由を綴っていきます。
【初心者も簡単理解】ボリンジャーバンドの重要で大切なポイント
ボリンジャーバンドを使って相場分析をするためには、誰でも簡単に理解できる大切なポイントを押さえておければOKだと僕は思っています。
ボリンジャーバンドは、いくつかの線があり、画像では、黄色線・紫線・黄緑線・青線と色別できるようにしております。
黄色線は、基準線と呼ばれざっくり言えば、為替レートの平均値です。
黄色線(基準線)から上にある紫線は【+1σ(シグマ)】、黄緑線は【+2σ】、青線は【+3σ】と呼ばれます。
一方、黄色線(基準線)から下にある紫線は【-1σ(シグマ)】、黄緑線は【-2σ】、青線は【-3σ】と呼ばれます。

ボリンジャーバンドの収束確率を【逆張り】投資根拠として活かす
FXでは、為替相場の流れに合わせて資産運用をすることが鉄則とされています。(順張りといいます)
しかし、降りやまない雨はないという言葉がありますように、相場はずっと上昇し続けることも下降し続けることもありません。
為替相場の流れに沿って投資をしたつもりが、実は、流れに逆らって投資をしていたということも多々あります。
このような大きな誤算を防ぐためには、ボリンジャーバンドの収束確率を大まかに知ることが極めて大切です。
| 為替レート(ローソク足) | ボリンジャーバンドの収束確率 (為替相場の流れが反発しやすい確率) |
| ローソク足が、+1σ~−1σのライン内(画像紫線)に収まる収束確率 | 約68.26% |
| ローソク足が、+2σ~−2σのライン内(画像黄緑線)に収まる収束確率 | 約95.44% |
| ローソク足が、+3σ~−3σのライン内(画像青線)に収まる収束確率 | 約99.73% |
言葉で覚えるのではなく画像を見ながらの説明を見ますと、収束確率を知るのはとても大切なことに気付けるでしょう。
黄色の矢印に注目してください。
水色のローソク足が表示され、黄色の矢印が示している部分は、青線(-3σ)を大きく超えています。
このとき、ボリンジャーバンドの収束確率が、ほぼ100%の確率で収束(反発)しやすくなっていることがわかります。
実際、青線(-3σ)を越えた為替レートは、-2σ(黄緑色線)近くまで大きく反発しており、この相場を見つけられた人は、大きな利益を得やすかったチャンスをものにしたことでしょう。

大きな為替相場の逆張りは大きな含み損を抱えてしまうリスクがある
ボリンジャーバンドの収束確率を知っているだけで、たくさんの利益を得られそうな感じがする人も多いと思います。
しかし、この投資のしかたは、逆張りといって、大きな為替相場の流れに逆らった投資になってしまうことがあります。
そのため、大きな含み損を抱えてしまうリスクがあることは確かです。
FXにおける「含み損」とは、保有しているポジションに対する未決済の損失のことで、決済すれば損失が確定する状態を指します。
例えば、米ドル/円を150円で買い、未決済の状態で相場が130円まで下がった場合は、1ドルあたり20円の含み損を抱えていることになります。
出典:SBIFXトレード FXにおける含み損とは?損切りルールを決めて損失を防ぐ方法について解説より一部引用
付与されたスワップポイントを加味しないことを前置きし、一例の場合ですと、最低投資数量が1000通貨と仮定したとき、含み損は20,000円です。
つまり、この状態で決済すれば20,000円の損失が確定します。
一方、為替相場が140円まで戻った場合、含み損は10,000円、160円まで大きく上昇した場合、含み益は10,000円です。
この状態で決済すれば10,000円の利益が確定します。
どのような資産運用であったとしてもリスクがあるのはあたりまえ。
そのリスクを小さく、含み損を含み益に変えられる期待が高まる「簡単な5項目」があるのです。
あくまでも、これは僕のFX投資におけるものでして、すべての人に合致した「簡単な5項目」にはならないでしょう。
簡単な5項目の紹介は、次回のコンテンツで公開します。それでは また。
佐藤元宣FP事務所 代表 佐藤元宣







