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自分の住宅ローンプランニングを実行して感じたこと

本日は日曜日で事務所の定休日ではありましたが、毎月の定期執筆を1つ完成させ納品し、2月からの料金改定を完了させ、自分の住宅ローンプランニングを実行してなど、フル稼働の1日でした。

日常の業務でご依頼をいただいたお客様に対して行っている住宅購入プランニングは、返済金額そのものは機械に数値を入力することで簡単に導かれるものではありますが、ライフプランと併せて住宅ローンを考えるところがとても重要なポイントになります。

月々の住宅ローン返済がいくらで、子どもたちの教育費にいくらくらいかかって、住宅諸費用がいくらで、じじいになった時の老後資金がいくらでなどといったことを余すことなく考慮して住宅ローンを考えることがめちゃめちゃ労力を要するのです。

今日は、目星をつけている2つの金融機関のホームページから金利や手数料を確認して概算計算をしましたが、金融機関によって住宅ローンの特徴が本当に異なることを改めて感じました。

適用金利はもちろんですが、団体信用生命保険の特徴にも金融機関ごとに大きな差があり、金利と同等に決しておろそかにすることのできない項目です。

そして、「新築」なのか「中古」なのかの他、その人が希望している予算や将来のライフプランによって、最適な金融機関が異なるといったことを自分の住宅購入プランニングを実行して改めて感じることができました。

当初、私が第一候補として選んでいた金融機関が、比較検討することで第二候補となったのは紛れもない事実であり、良いプランニングをするということは、ほんと簡単じゃないです。

話は少し反れますが、私が、税理士事務所へ勤務していた当時、所長から教えられたことを何かの節で思い出すことがあり、「佐藤君、申告書は誰でも数値を入力すれば簡単に作ることができる。ただ、入力した数値の意味がわかっていなければ、その申告書は良くも悪くもなる」といったことの意味が当時勤務していた時よりも、今の自営業としての立場の方がずっしりとその重みを感じます。

住宅ローンのプランニングに例えるのならば、右も左もわからない人が数値を入力するだけで、誰でも同じシミュレーションができてしまう時代の中で、圧倒的なクオリティーの差を付けるためには、もっともっと奥まった詳細な内容を提示し納得してもらうことが必要だと私は思っています。

これは、入力した数値の意味がわかっていなければできませんし、お客様が希望している内容を満たして納得していただけるためには、導き出された数値から計算根拠や合理的な理由をしっかりと説明し解説することができなければ決して成すことはできません。

いま、はっきりと言い切ることができることは、事務所を移転できた暁には、実際に住宅ローンを組んだ経験や住宅購入にかかる一連の流れを自ら経験し感じたことを専門的な分野にプラスアルファーでお客様にお伝えすることができることにつながるため、さらに今以上のクオリティーの高いサービスをご提供できると思われます。

これから住宅購入を検討しているみなさまには、住宅購入だけでなくライフプランも考慮しプランニングを実行するような意識を持っていただきたいと思っております。


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